店名 |
Ono Kou(Ono Kou)
|
---|---|
类型 | 馒鱼 |
03-3453-6852 |
|
预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都港区芝2-3-20 |
交通方式 |
都営三田線芝公園駅A1出口より徒歩6分 距離芝公园 382 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
28 Seats |
---|---|
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,座位宽敞,有吧台座位,有日式包厢 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒 |
---|
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
---|---|
位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
开店日 |
2015.1.20 |
過日の昼餉。芝大門での午前中の業務を早めに切り上げて、以前からBMしていたこちらにいそいそと。開店15分ほど前に着くと、既にかなりの行列。当方20人目にて列の殿に。開店3分前になると店員のご婦人がカウンター片手に列を数え始めた。「御人数は」と各人に確認。「あと二人来ます」と言っているのが幽かに聞こえたから、存外空き待ちの列の取り扱いについては緩く対応されているよう。私は当然のことながら、人差し指一本出して軽く会釈。
11:30丁度開店。列先頭からお店の中へ。店内は思いのほかイイ感じの設え。カウンター、テーブル、座敷をバランスよく広々配置。ちょいと洒落た割烹和食屋さんのような雰囲気。おトイレも女子用・男女用と二か所温水洗浄便座完備。一人客はカウンター席に案内され、私の卓上には11番の札が置かれた。複数人でいらっしゃっている客も当然何組かいるので、11組目の客ということなのだろう。基本的にほぼ100%の客がこちらのメインメニューのうな重定食を注文されるので、並んだ時間の長い順に定食を供するという、不公平感を出さないことがかなり重要なサービスの肝になる。
鰻重定食サービスご飯大盛を所望。できれば肝焼きと生ビールを頂きたかったけれど、残念ながらまだ業務中ということでノンアルコールビールと限定鰻刺身を合わせて注文。こんなところに小心者感、少々自己嫌悪。
カウンター内では、ご主人が蒸篭で蒸された串打ちされた鰻を取り出して、ガス焼台で鰻を焼き始める。ガス台の幅一杯つかって6尾分の鰻を焼く。つまり6の倍数づつ定食が供されるということで、当店の鰻は昼30食限定ということになっているのかも。
まず供された鰻刺身。添えられた柚子胡椒をつけてお醤油で頂く。思っていたほど脂っ濃くはなく、鮃の縁側のような食感が楽しい。ダイナミズムには欠けるけれど、一度食してみるのも悪くないかも。骨唐揚げでノンアルコールビールをやっつけた頃鰻定食の登場。鰻重・吸い物・ミニサラダ、香の物。鰻重はこのお値段で供されているものとしてはなかなかの出来。炭火ではないためか、外パリ中ふっくら熱々という理想的蒲焼といった風ではないけれど、ややしっとりした食感はまぁまぁ。タレもきちんと美味しい。総じて万人受けするすべてが70点の鰻重といった印象。白飯は普通に美味しいけれど、もうちょっと頑張れるような気もする。吸い物普通に美味しい。ミニサラダ凡庸。香の物凡庸。
このお値段で、注文を受けてから鰻を選りて、裂き・串打ち・焼き・蒸し・炭焼きによる仕上げ、白飯は炊き立て…なんていうスパルタンで本寸法の鰻重は望むのは野暮というもの。蒸しまでの行程を開店時間までに仕込んでおいて、ガス焼の画一的品質のもの提供することにより、効率的に客を捌いているからこそできるこのコスパ。とはいえ調理自体は誠実に施されていると思う。
応接はお仕着せのシャツとエプロン着用のご婦人3名がてきぱきとこなされていて過不足なし。
以上、鰻重定食2,500円、鰻刺身1,200円、ノンアルコールビール550円、計4,250円(税込み)のお勘定はお値打ち感あり。特に鰻重定食2,500円は稀有なる高コスパ。この質、量の鰻重をこの設えとサービスで供するのであれば、鰻重と吸い物だけで4,250円以上のお値段を取ろうとするお店も世間に跋扈している中、リキッドタイプとはいえ、食後のアイスコーヒーまできちんとお給仕付きで提供して頂けるのだから頭が下がる。
開店時間すぎてからの訪問では鰻にありつけない可能性も高く、開店時間前に店前に並ぶのは必須。
きちんとした仕入れ・オペレーション・歩留まりの良い供し方等、やり方によってはこのお値段でもやればできるのだなぁ…といった感慨。第一陣で入店できる状況であれば再訪ありの良店。