色彩が織りなす江戸の粋
いつもこの看板にときめいてます
素敵
このカウンターから見える外の景色が好きなんです
この大豆、ぷっくりと色っぽく 江戸甘味噌だけでお酒がエンドレス
歯根膜が喜びまくるサクサク感!!夏ですねぇ
塩と胡瓜が身体の熱をずっと下げてくれるこの快感
金糸瓜の色味もすごく好き
銀皮造りの名の通り、赤と銀がよく映えます
お箸を入れた途端中から溢れ出す海老のお出汁に驚きです!
煎り酒の透明感と城下鰈の白、そして梅肉の紅。心躍ります。そして栄螺の肝のクリアな事!!海原さんすごい!!
ご覧くださいこの美しい赤!!いやむしろ茜色?
衣のサクッと感とお肉のサクッと感、同じサクッとでも意味合いが全然異なる。うまい〜
ピントが合わないと2人で四苦八苦のお転婆な内臓たち。レバーの蕩ける味わいと綺麗な風味、砂肝のさっくり食感に嬌声が上がりました
ザ、夏の逸品 ここいらで私の猫舌が本領発揮
派手さはまるでないけれどもこの見た目の美しさ
脂の色すら美しい
海原さんのご飯って何でこんなに美味しいのだろう?割と硬めで粘土も少なめなのにすっごく甘い
あーこれをご飯と共に食べる幸せよ〜
最後に驚きの温かいデザート 甘いの苦手な私にはご褒美です
晩春の江戸前料理
昨年あまりの清らかさと精緻なお仕事に魅了された【江戸前芝浜】さんに敬愛する方々との会食
前回は葱鮪鍋でしたが、季節は巡り、晩春の本日は鴨鍋のコースを頂きました
内容は以下になります
◇つきだし
●栃木は足利の筍
●北海道の大豆
●ワラビ
◇お椀
●芝海老真薯のお椀
◇お造り
●ヒラメ 煎り酒と共に
◇お江戸のいっぴん
●あさりのむきみ切り干し
●芝海老の卵焼き
●きんぴら牛蒡ゴマメ、青柳
◇鴨江戸味噌鍋
材料は鴨(青森県産)とネギ、まさに鴨葱!!
部位は(胸肉、砂肝、レバーにササミ)
これを江戸味噌の割下で煮込みます
◇〆ご飯
●1膳目
栃木産のお米に胡瓜の漬物、豆腐の汁物
●2膳目
鴨江戸味噌鍋の煮汁ご飯
●3膳目
2膳目おかわり(美味しすぎて)
◇甘味
●小豆煮
お酒は東京のものを中心に6種類ほど
ご一緒された方々にも恵まれて、本日も本当に美味しく嬉しい時間でした
鴨江戸味噌鍋もさることながら個人的に1番の感動はやはり「芝海老真薯のお椀」
これ以上ないような清らかさ、静寂なる水面を彷彿とさせる鰹出汁の吸い地、腕種も芝海老真薯のみという潔さ、芝海老の甘みを感じた後に鼻腔に抜ける豊かな香りに陶酔してしまいます
本当に季節季節で伺いたいお店です
ご馳走様でした!!
春の名残を楽しむ筍、エグみも旨味、されどギリギリのラインまで追求されたお味に驚愕です 大豆もワラビも本当に綺麗な素の旨味を大切にされています、お酒がいきなりススムススム
我が愛しの「芝海老真薯のお椀」脳内イメージとしては吸い地はギリギリまで引き絞られた弓弦が解き放たれる直前の一瞬の静寂 腕種は緩やかに開く花弁と爽やかな香りを携える蓮の花(あくまでイメージです)
ムッチムチの甘やかなる白身と煎り酒がこれまたお酒を呼びます、はっつぁんやくまさんたちはどれだけ酒に合うものを好んだのでしょう
今回の衝撃作の一つ、ゴマメと青柳ののきんぴら牛蒡 青柳の美味しいこと、きんぴら牛蒡のクリアなこと、お節に入れるようにこのセット売ってくださらないかしら?
海原さんが鴨葱背負ってやって来ました
胸肉 身の旨味と脂の香りが程よく、歯根膜に嬉しい咀嚼感もたまりません この江戸前味噌のキレの良い風味といったらない
砂肝、レバー 野手溢れる香りと砂肝の食感、正直苦手なんですが江戸味噌がふんわりと包み込んでネギの香りと相まってエモーショナル
おかわり!!
更に追加!!
海原さんの炊くお米の美味しいこと、ほんのり硬めで甘みも強くお代わり必至!!胡瓜もお汁も相まってエンドレスリピート
お鍋を煮詰めたらあらまあ不思議、綺麗で雑味のないハヤシライスの出来上がり!こちらもおかわり!!何合食べたんであろうか。。。
デザートに小豆 甘味は極めて控えめで豆の風味が存分に主張されております、お節のついでにお汁粉も頼めませんか???
口福の江戸前料理
以前酒場でお隣になった淑女から【江戸前料理】を出してくれるお店がある、「特に葱鮪鍋は絶品よ!」
とのお言葉を胸に滅多に降りぬ芝公園駅にお邪魔いたします
移転されてまだ日も浅いこともありますが、お店の外観、内観ともにとてもカッコいい!
広い店内にカウンター7席、テーブル2台ととても贅沢な空間の使い方です
本日は10,000円のコースでお願い致しました
●鞍掛豆、芝海老
銀杏、蓮根
●芝海老真薯の吸い物
●お造り(カレイ、平貝)
●鰈のエンガワ、芝海老
●江戸前盛り(小肌の酢締め、芋の煮っ転がし、春菊、ワタリガニ、芝海老の朧卵)
●鯛に酢飯
●あん肝(酢味噌と大豆と共に)
●もうりょう(鷄汁の事也)
●葱鮪鍋(大間のマグロ)
●マグロの漬けとご飯
●葱鮪鍋のお出汁でお茶漬け
お酒は東京のもの(江戸開城、多摩自慢、喜正)や剣菱などを適切な温度帯で出していただきました
どの料理も素材を大切に、でもきちんと味を入れ一品一品の完成度がとても高く感じました
コースの構成も序盤中盤はお酒が止まらない流れ、そして後半の葱鮪鍋の暴力的な美味さからの締めのご飯。。。あぁ幸せでしたぁ
また伺います
ご馳走様でした‼️
鞍掛豆、芝海老、銀杏、蓮根 どれも素材の味が丸っとストレートに飛び込んできます
芝海老真薯の吸い物 芝海老をとても大切にされている様です 口当たり良く身体に染み入る一杯
カレイと平貝 煎り酒で食すも良し わさび、かきのもとと共に頂いてもいとおかし
濃い目の醤油にエンガワの脂がギューっと、裏にはひっそり芝海老も
酒を飲ませるお皿です
鯛の旨味と酢飯でアガるひと口
あん肝もさることながらお酢で伸ばされた味噌とほっくり炊かれた大豆がもう堪りません、日本酒おかわり!!
店「もうりょうです」。。。私「毛量?」。。。店「もうりょう」。。。私「魍魎?」。。。店「・・・」江戸料理の本を見せていただきました、名称の由来不明とのこと。。。軍鶏と牛蒡で間違いない!
脂をしっかりと蓄えた鮪の旨味、ネギの甘み、それを受け止める鰹出汁 渾然一体の暴力的な美味さです
大根おろしに醤油をひとたらし 今すぐご飯くださーい!!
マグロの漬けにご飯。。。美味すぎてのけぞった後に頭を抱える
お出汁でご飯。。。泣けるぅ
お酒のラインナップ
店名 |
Edomae Shibahama
|
---|---|
类型 | 日本料理 |
预约・查询 |
03-3453-6888 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都港区芝2-22-23 |
交通方式 |
距離芝公园 274 米 |
营业时间 | |
预算 |
¥15,000~¥19,999 |
预算(评价总数) |
¥15,000~¥19,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 |
服务费收费 |
チャージ無し |
座位数 |
15 Seats |
---|---|
最大宴席可容纳人数 | 8人(坐位) |
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,座位宽敞,有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有葡萄酒,对日本酒讲究 |
---|---|
料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
|
---|---|
位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
开店日 |
2021.6.28 |
【江戸前芝浜】さんのお料理を思い描く時、鮮やかな色々を思い出す。
この日の海原さんのお料理はその印象をさらに色濃くするものでした
◯大豆 江戸甘味噌と共に
◯稚鮎唐揚げ
◯胡瓜
◯金糸瓜お浸し
◯鰹の銀皮造
◯芝海老真薯のお椀
◯栄螺 城下鰈 煎り酒と梅肉
◯鴨鍋 江戸甘味噌仕立て
◯鴨天麩羅 ロース 胸肉 砂肝 レバー
◯茄子餡掛け
◯鴨つくね ご飯 糠漬け
◯無花果とすぐりと寒天のデザート
この日の印象は白色と茜色。
対向する2つの配色が何とも豊かな心持ちにさせてくれます。
そこに季節のお野菜達の鮮やかな色々が江戸の、ひいては日本の精神性と多義性、もっと平たく言えば粋と艶になるのかな〜。確かに芝浜さんのお店の空気ってそうなのかも知れないなどとつらつら考えながらまたお腹が空くのです。
まあ結局は誰と食べるかが大事だったり( ⁼̴̶̤̀ω⁼̴̶̤́ )
また伺いまーす!!