店名 |
Shinagawa Shunsaiki Taten
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类型 | 便当 |
预约・查询 |
03-6718-1204 |
预约可/不可 | |
地址 |
東京都港区港南2-1-78 JR品川駅 東海道新幹線北口改札内 |
交通方式 |
距離高轮Gateway 290 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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禁烟・吸烟 |
− |
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此时建议 |
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品川駅でも、JR東海の管轄内である東海道新幹線の構内にある弁当店です。
品川駅の北口改札から入ったコンコースにあり、対面式のカウンターのみのお店です。
お店の看板には屋号の記載がありません。北口から入ったところには、ここともう1軒しか駅弁を売るお店が無いので、レビューの登録先としては間違っていないと思います。以前は、『品川旬菜』という名前だったのかと思います。
売っているのは、もちろんお弁当です。しかし、管轄がJR東海ということがあって、JR東日本の傘下のNREなどの業者ではないので並んでいるお弁当も見慣れないものが多いですね。
オリジナルのお弁当もありますが、有名ブランドの商品も多くあります。
ゐざさの定番商品である柿の葉寿司8個入り(1,080円)、焼き鯖鮨(1,030円)、崎陽軒も定番のシウマイ弁当(830円)、なすび亭なるお店は、カラフルな小さなおにぎりが詰まったお結び弁当(1,188円)などがあります。
おもしろいのは、福岡の明太子の名店のやまやがプロデュースする、めんたい彩膳(1,350円)や宮崎牛と博多やまや辛子明太子弁当(1,300円)、恵比寿の有名店の賛否両論のプロデュースの季節の二段重(1,620円)があります。
後で調べると、どうやら、『駅弁』ではなく、空港で販売する『空弁』のようですね。
いただいたのは、
■賛否両論 季節の二段重(冬)(1,620円)
賛否両論の笠原氏が監修していますが、製造は、日本エアポートデリカという羽田空港にある会社です。
上段のおかずは、鰤の柚庵焼き、鶏南蛮タルタルソース、海老芋のおかき揚げ、かぶと玉子焼きのかにあんかけ、牛肉と蕗のしぐれ煮です。
下段の主食は、鰹だしの茶飯に焼き鮭(厳密には鱒)としば漬けと高菜漬けが盛られたもの。それに小さな丸いご飯には、ゆかりふりかけとゆかりの青じそ版のふりかけをかけたものがあります。添えられた漬物は、いぶりがっこでクリームチーズも一緒に盛られていますね。それに昆布の佃煮です。
食べてみて、感じるのは、お米の質が悪いです。パサつきを感じましたが、夜に品川に到着し、閉店間際に買ったお弁当なので賞味期限にギリギリです。作ってから時間が経って、乾いている可能性もあったので、少量を皿に取り、水をかけて温めてみたのですが、水分を吸って柔らかくはなったものの、質感というか、もっちり感が戻りません。駅弁業界は、この時間経過に関するリスクを理解していて、冷えても美味しく作っていますが、空弁業界はこのノウハウの蓄積が浅いのかもしれませんね。
美味しかったのは、かぶと玉子焼きのかにあんかけで、この蟹のあんが非常によくできていますね。
海老芋のおかき揚げは、衣におかきが混ざっていますが、揚げてから時間が経ちすぎていて、丁寧に衣を分解しないとおかきがわかりません。ですが、海老芋のねっとりとした食感と味がいいですね。こういう、あまりお弁当に使わない和の食材を使っているところは素晴らしいでしょう。
牛肉と蕗のしぐれ煮は、蕗に味がしっかりと染みていてよくできています。
鶏南蛮はごく普通の出来ですね。
クリームチーズといぶりがっこの相性は抜群で、広尾などの寿司店でも見られる定番のもので美味しいですね。
価格と見た目は、華やかですが、内容と味はさほどでもない印象です。3日間、名古屋で美味しいものを食べてきたからかもしれませんし、賛否両論というネームバリューに対する期待感が大きかったからかもしれません。
ですが、箱や盛り付けの美しさは、他の駅弁・空弁と比べてもトップクラスでしょう。華やかでゴージャスなものを求めるならおすすめのお弁当ですね。このお弁当の評価が高いのは、一般的には買ったら、旅客機の機内で食べるからでしょう。行楽気分と飛行機での移動による気分の良さが美味しくしていると思います。
また、このお弁当は季節で内容が変わるようなので、そういう点も魅力でしょう。
お店としては、ちょっと高めのお弁当が多いですが、JR東日本が揃えるお弁当とは異なるので、道中の駅弁にこだわりたい人は、JR東日本の改札内の駅弁屋 品川宿で買うか、JR東海の改札内のこちらで買うかは、よく調べておいたほうがいいですね。