餐厅信息
细节
| 店名 |
Suehiro
|
|---|---|
| 类型 | 荞麦面、乌冬面 |
| 预约・查询 |
03-3472-0008 |
| 预约可/不可 |
可预订 |
| 地址 |
東京都品川区東大井5-14-17 |
| 交通方式 |
JR大井町駅東口出て徒歩2分 距離大井町 194 米 |
| 营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化，因此请在参观前与餐厅联系。 |
| 预算（评价总数） |
～￥999
|
| 付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位、设备
| 座位数 |
23 Seats |
|---|---|
| 个人包厢 |
不可能 |
| 包场 |
可能的 可接受20人以下 |
| 禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 11:00～14:00は禁煙 自2020年4月1日起，有关被动吸烟对策的法律（修订后的《健康促进法》）已生效，因此请在访问前与餐厅联系，并且可能与最新信息有所不同 |
| 停车场 |
不可能 |
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|
国鉄大井町の駅に向かうのに山手線に乗ってしまい、乗り換えを忘れた為、品川から逸れて面倒なことに。
それでも大崎で気付いた自分を褒めるべきなのか、あるいは、最初っから間違えるなよと詰(なじ)るべきなのか ……
雨ははらりはらりと舞っているのだが、まだ傘を広げずに済んでいる。
所用を済ませ、ちょうど横断歩道の信号が青だったことにつられるように、品川区役所のほうからゼームス坂上に抜ける、つまりは駅前の道を、北から南へと渡る。
でも何だか、風景が寂しくなってきたわよ ……
<H30.9.25>
「寿得廣」
出鱈目に歩いてたら蕎麦屋があったので、そしてまたそこから更に進んじゃったら、こういったお店をロストするデッドエリアに突入する雰囲気ぷんぷんだったので、そのまま戸を引いてみる。因みに屋号の読み方は“スエヒロ”とのこと。
BGMは無音。テレビがそこに吊ってあんだから、つけてくれたらいいのになと、ちょっと思う。静まりかえっているのも何か寂しいというか、貧乏くさいし。
そしてお母さんの言葉に従って品書きにいちお目を通すんだけど、結局、店頭の看板を見て決めていた揃いものでいくことにした
“玉子丼セット” @840也。
適当な時間を以て膳が舞い降りる。
蕎麦は一見して、町場の「満留賀」や「長寿庵」御用達の買い物の生そば。かたや、玉子丼は見るからに美味そうな色艶をしている。
この蕎麦は今となってはもう、立ち食いチェーン各社のそれと比較しても蕎麦として質(たち)の落ちるものとなってしまっているかも知れなく、商品としての寿命尽きかけの感、私の中では否めない。同様に製麺所からの買いものだとしても、もっと細身でバサッとした美味しいやつがあるんだけど、それがどこそこのどれって言えない、この自分の中途半端な知識も非常に情けなく。
(今はないけど新大塚にあった「寿美吉」ってとこが使ってたやつとかね)
一方の玉子丼は、ご飯が少々緩いか。見た目通りに、玉子の綴じ具合は最高なんだけど ……
印象的だったのは、私の隣にいたお客さんが傘を忘れて戻ってきたときのお店のお母さんの、「気がつかなくってすみません」との返し。
私なんかとくにそう感じちゃうタイプなんだけど、一旦後にしたお店に忘れ物をとりに戻ることって、けっこう恥ずかしい(笑)。そこを“こちらが気付かずにすみません”とやってくれると、自分の落ち度が緩和される気がして不思議と気が楽になる。
注目すべき点は、お母さんは明らかに意図してこういう言葉を操ったということ。このような洗練された接客には、寂しいことだけど最近出会うことがなくなった為に、ほんとうに感心させられる
【以下、こちらとは別のと或る洋食屋さんにおいての話です】
或るお店で、私のすぐ背後を、スープを持ってスピード上げて通過しようとしたお店の若い彼が、食事を終えて立ち上がろうとした私にぶつかり、スープのカップを落としてしまったことがある。
それに対して私は反射的に「すみません !」とやったのだが、対する彼の言葉は、「大丈夫ですよ」であった。私はその瞬間、そんなんだったら謝らなけりゃよかった ! と心底思った。
彼のその物言いは明らかに、あなたのせいでスープをこぼしてしまったが、でも大丈夫だから気にしないで下さい、というつもりなんだろうけど、俺は後ろに目～ついてねえし、「エクソシスト」のリンダ・ブレアでもねえし、そんな素早くオーヴァアクションで身体を捻ったわけでもなかった。だから最初っから自分が悪いとは思っていない。
私は自分は悪いとは思っていないが、なるたけその“事故”をソフトに収束させる為、彼に対する配慮から江戸しぐさで言うところの“迂闊あやまり”をやっただけである。
おそらく当の彼はお客のそんな配慮には一生気付かないんだろうけど、だからこそこちらのお母さんには、いたく感心させられた次第である