バーガーショップというよりバーガーレストラン : 7025 Franklin Avenue

五反田と品川の間に島津山という閑静な高級住宅地あり。

城南五山と言われ、「島津山」以外に「御殿山」「八ツ山」「池田山」「花房山」があり、それぞ江戸時代の大名屋敷や邸宅があったことが由来らしい。いずれも現住所表記には表されず、通称ということ。

そんな島津山にグルメバーガーということで想像が及んでいなかったが、行ってみると確かに、これまでのグルメバーガー屋さんとは店の雰囲気が異なる。

週末の昼1時過ぎ。行列数名。

ショップというよりはレストラン。

特に私たちは庭のテーブルに案内されたので、さながら高級一軒家レストランのテラス席にいるかのような気分。

お客さんも、がっつりバーガーを頬張りに来ているというよりは、料理を楽しみに来ているような客層。マダム比率も高い。

隣にもレストランがあるようだが、貸切パーティーなのか、生演奏がなかなかのボリュームで響いていた。そちらもマダムやおじさんが多く、何かのハイソサイエティの集まりなのだろうか（笑）。

注文は、マッシュルームチーズバーガー。肉のサイズが選べて、簡単にいうと、男の子はL、女の子はMがおススメとのこと。50超えたおやじでも分類上は男の子なのでLを頼む。結果的にペロリといけた。

肉本来の味が力強く、マッシュルームもチーズもいい引き立て役で美味だった。

ここで一つの悩みは、この店では原則はナイフ＆ホークで食べるらしい。ホテルでよくあるパターン。私も今日も基本形に一応トライしたが、やはりかぶりつきたくなり、袋をお願い。もちろん、快く手で持つための紙袋を提供してくれる。

フライドポテトがバーガー料金とは別なので、フライドポテトとオニオンリングも注文。ポテトは意外に普通。私はもっとジャガイモを野生で食べるようなポテトが好きだが、このスタンダードな細いのもありだろう。いまだにまわりにポテトはマックが一番という人もいるので。

心地よい満腹感でお店を後に。そのまま五反田に向かうと普通のビル街がだが、あえて丘を登って島津山高級住宅巡りをして帰路に向かった。