汗だくの思い出。たどり着いた蕎麦前の充実に感動(^^)
久々に代官山あたりを歩きたい。
田舎者は熱に浮かれたように
そう思うことがあります。
東京なら蕎麦も食べたい。
食べログで調べると
祐天寺に昼下がりに蕎麦前とお酒をたっぷり用意してくれる高得点の蕎麦屋が。
ナビ検索すると
中目黒から歩いて10分程度。
こりゃ中目黒から歩けばオシャレな雑貨屋さんを横目に
素敵なお散歩♫
・・・と、思ったのが大間違い。
歩けども歩けども
祐天寺への道のりは
ただただ住宅地が続くばかりで
目を奪われるような雑貨を見ることはまったくなく、
ひたすらアパートだの、○○荘だの、
私のこの時間は一体なんなんだ。
その日は昨今の夏にしてはほどほどの気温30度。
しかしものの5分も歩くと
もはや全身が汗だく、汗まみれ。
ところが隣で歩く家内はほとんど汗をかかない。
家内のハンカチも借り、
でも追いつかず、汗はますますほとばしり。
前を歩く家内もふと振り返れば
私の現状が、ゲリラ雷雨浴びましたか?みたいな状態にびっくり。
驚いた様子に
私がこのままお店に入店しても大丈夫か?と問いただせば
じーっと全身を見て冷たい目をして感想をポツリ。
多分このままお店に入れば
今人を殺して必死に逃げてきた
恐ろしげな中年男に見えるでしょうね。
いかん、いかん。
それからあわてて蕎麦屋さん近くのスーパーに飛び込んで
タオルと下着を買おうとするが
そこは食料品専門のスーパー。
下着もタオルもなく、しかたなくふきんを買う。
哀しい昼下がり。
皆さんご存知かどうか。
ふきんは買った瞬間には
ゴワゴワでパリパリで糊がきっちり効いていて
なーんも水分吸い取りません(>_<)
とりあえず、必死で店内の冷房の下で
全身に冷風をとらえて思う存分身体をスイングして乾かすこと数分。
すっかり乾ききった服装に戻って
お蔭様で冷静なさまを装って入店できました。
ふきん買ったのはまったく意味なかったね(涙)
なにより冷房の下で腰振ってるおっちゃんは
さぞや不気味だったでしょう(-_-;)
あ、もう字数が尽きました。
ここ月心、
丁寧に蕎麦前が作られ、
蕎麦も非常においしかった。
酒飲みにとっては
楽しい楽しいお蕎麦屋さんです♪
おいおい、最後につじつま合わせてもイカンぞ。
単なる日記やないか!
その日の料理やお蕎麦の感想は
写真でご覧くださいね^^;
サービス担当の奥様はお忙しいので、
こちらから質問を投げかけないと
淡々とした接客ですが
料理の詳細やお酒の説明を聞けば
きちんと丁寧に応対して下さいます。
とてもご主人のお料理をきちんと理解され、
それぞれの詳細な説明には感心致しました。
ご主人も最後にご挨拶させて頂きましたが、
この人ならいい蕎麦を打たれる、という実直な人柄がひしひしと伝わります。
そうそう、東京土産になったふきんですが
その後我が家の台所で
日々大奮闘しています(^^)
店名 |
Sobaya Tsukigokoro(Sobaya Tsukigokoro)
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类型 | 荞麦面、日本料理 |
预约・查询 |
03-3791-1173 |
预约可/不可 |
可预订
お席のご予約可 但し お蕎麦のみでのご予約は不可 |
地址 |
東京都目黒区中町2-44-15 |
交通方式 |
東急東横線 祐天寺駅、学芸大学駅 距離佑天寺 557 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥6,000~¥7,999¥8,000~¥9,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 可使用二維码支付 (PayPay) |
服务费收费 |
クレジットカード決済は【夜営業】のみ *お会計 8000円以上から ※夜営業のみサービス料5%頂戴しております |
座位数 |
13 Seats ( カウンター9(4人掛けテーブルとして使用出来る箇所あり)+テーブル4 ※相席にならないよう、ご案内しております) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 終日禁煙 |
停车场 |
不可能 近所にコインパーキングあり |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位 |
酒水 |
对日本酒讲究,对烧酒讲究 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
关于儿童 |
大学生未満(高校生以下)のお子様のご入店はお控え頂いております |
服装规定 |
お蕎麦 お料理 お酒など 食事の妨げになるような過度の香水/ボディクリーム等 |
网站 | |
开店日 |
2009.8.20 |
备注 |
※最新情報はお店のホームページから確認して下さい |
わが家が都内で一番好きな蕎麦屋さん♪
といっても
他の蕎麦をあまり知りませんが(^^;)
しかしここはお昼でも
蕎麦前の酒肴メニューが
とんでもなく豊富で
作り置きが一切なく
一品ごとの完成度もとても高い(θ‿θ)
予約しないと
まず入店は叶いません。
そして行き方も気をつけないと
最寄駅が祐天寺で、
そこから結構歩きますが、
夏なんかウッカリ中目黒から歩けば
前回の私のレビューのように
とんでもない地獄をみるという
キビシイ現実が待っています(*﹏*;)
ようやくたどり着けば
ワクワクする料理の数々、
それぞれがポーション小さめなので
色んな料理をいっぱい頂けますよ♪
しかもそれぞれの一品の完成度の高さ(•‿•)
たとえば柿と春菊の白和え。
春菊は茹でるのではなく
ナント生のまま和えちゃう。
白和えが上品で甘ったるくなく
柿の甘さと
フレッシュな春菊の歯ごたえと若干の苦み。
両者を優しく白和えが取り持つ。
もうたまらない美味しさです。
たとえば渋皮の栗。
これを何気なく素揚げ。
栗はあえて渋皮をつけたまま
塩を振ってカラッと揚げる。
パリッとして揚がった渋皮は
いいあんばいに塩気が効いて
皮が少し渋さを持って、
栗を噛めばそれは甘く。
渋皮と栗は一つのものなのに
絶妙に両者がコラボ。
なにげない水茄子を頼んでもまた良い。
切り方が幾何学模様っぽくオシャレで
付け合せの味噌は
香味野菜を細かく刻んである。
味噌の辛さは柔らかく、
香味野菜の味わいが溶け込んで。
さっぱりした水茄子と
香味野菜と味噌が出会って
これもまた楽しい美味しさ。
もちろん最後のお蕎麦も
香り高く言う事なし。
サービスの女将さんは
サバサバとしたタイプで
割りと淡白な接客だけど
お話すればすこぶる感じよく
何よりとても美人なので、それもよし。
一方、とにかく料理に忙しい店主さんは
知性に溢れた上品な方で
お話すればとても爽やか。
もう何もかもが言う事なし。
前回のレビューが
お店の素晴らしさをまったく語らず
ただ道のりが暑いの、
ふきんがゴワゴワするの、
後悔だらけのレビューだったので
今回少しはお店のこと書かねばと。
もっともっと有名になってもいい、
そんな素晴らしいお蕎麦屋さんだと
固く信じております。
お酒のアテで日本酒を色々呑まれたい方、
美味しい一品をたくさん食べたい方、
おすすめですよ〜 ( ◜‿◝ )
《その日頂いた蕎麦前のお料理の数々》
※水茄子、香味味噌添え
※いぶりがっこ、酒粕のクリームチーズ
※群馬沼田農家の玉こんにゃく
※塩で煎ったぎんなん
※イカの酒盗あえ
※白和え、柿とフレッシュな生の春菊
※茄子の田舎煮に白髪ネギ
※大葉イワシのマリネ
※もうひとつの白和え、イチヂクと生ハム
※渋皮の栗、素揚げ
※卵黄をつけて頂く、鴨のつくね焼き
※ぬか漬け盛り合わせ
※サンマのカルパッチョ
※天ぷらは天使エビ、レンコン、さつまいも
まだまだお品書きはいっぱいありますが、
もう食べきれません(>_<)
※最後に玄挽き田舎蕎麦
お代は日本酒いっぱい飲んでヘベレケになって
お一人1万円弱なり。