一大イベントお疲れ会は今年もここで : Yakiton & haibo-ru yanbaru mi-tosenta-

我々の業界では、年に一度、区役所での一大イベント、一日仕事があります。

16時過ぎには終わるのですが、やはり一仕事終えたらお疲れ会をやらねばなりません。

こちらは早くから店を開けているので、たいへん助かります。

昨年は行事そのものに大勢参加したので8人、今年はコロナ対策で参加者の人数をぎりぎりに絞ったため、3人での打ち上げとなりました。

「お久しぶりです」
しょっちゅう来ているわけではないのに、マスターが顔を覚えてくれているのが嬉しいです。

早い時間は、やっぱりせんべろコースから入りますね。
1000円で3杯飲めて料理も一品つくもので、小さなお人形をもらい、1杯頼むごとにお人形を返していくのです。

3人の内訳は、人生の先輩と、おちゃめな後輩。
先輩は酒の達人でもあるので、昨年のせんべろ方式をよく把握しており、
「まず、一杯だけ飲めるビール、次に濃い目のハイボール、3杯目をホッピーにしよう」
と計画を立てていました。
頭を使わず、全部まねをすることにしました。
後輩は飲めないので、ソフトドリンクです。

せんべろの料理は冷ややっこかもずく。
冷ややっこは固い島豆腐に、冷たいスープがたっぷりかけてある、独特なものでした。

私は庵樹で軽い盛りにしてもらって昼に海鮮丼を食べたのですが、二人は区役所食堂でむやみに大盛を頼んでしまったらしく、つまみを選ぶ勢いが芳しくありません。

ここはお決まりのコンビーフポテトサラダと、タコの唐揚げにしました。

BGMがとにかくいいんです！
先輩と「これはあの曲だ」「タイトルが出てこない」などと、次々に流れてくる、なつかしの70年代ヒットソングを楽しみました。
頼まれもしないのに、後輩にもとくとくと講釈を垂れました。

ちょっとずつ料理をつまみながら、酒はがぶがぶと飲みました。
あっという間にお人形がなくなって、ホッピーに突入。
これで4杯は飲めます。

後輩が選んだ料理はタコサラダ。
沖縄そばを揚げたものをトッピングした、ボリュームたっぷりのサラダです。
ミートソースもかかっています。
揚げ麺がちょっとしけた感じだったのが惜しかったです。

気が付くと、16時半から20時くらいまで長居してしまいました。
勘定は9210円。
飲酒量と年齢に応じて、うまく傾斜配分できました。

中目黒で私の顔が利く唯一の飲み屋なので、これからも大事にしていきます。

同業者の男性とサシ飲みすることになりました。

店のおにいちゃんから、
「19時までにせんべろセットを注文すると、1000円で3杯飲めますよ」
と勧められ、それに決めました。

ちっちゃいシーサーのマスコットをテーブルに置いてくれて、1杯飲むと1匹回収していくシステムです。

相手とは初対面みたいなものなので、3杯も飲めば済むだろうと思いました。

つまみは私のチョイスで、絶対はずせないポテマカサラダ、キャベツと豚肉の炒め物、煮込みにしてみました。
煮込みはモツではなくて普通の豚肉でしたね。

連れと話し始めてみると、大学は異なるものの同学年と判明、さらに、彼の所属していた部活友人とは、私が大学連盟の関係で一緒に活動していたことがわかり、仲間密度が急上昇！

しかも、連れのアルコール消費は猛スピード、短時間で自分の持分を飲み切ってしまい、
「残波のボトルを入れましょう」
と、容赦ないです。

各種肉巻きの串は連れが注文しました。
トマトなど、いろいろな野菜を豚バラ肉で巻いてあり、楽しかったです。

アスパラ肉巻きは1本そのままがどーん！
しかし、下ゆでがちょっと行き過ぎた感じでした。
もう少し、しゃきっと感を残してほしかったです。

焼きそばの肉巻きというのもおもしろい料理でした。
よくこんなのを思いつくものだと感心しました。

残波2本目に突入しました。

記憶がだんだんアヤシクなっていくのですが、写真を見ると、さつま揚げにもずく天ぷら、海ぶどう、そして「キューピー」を頼んだようです。
はい、文字通り、キュウリとピーマン（ナマ）です。

すっかり盛り上がって、たぶん5時間くらい滞在しました。

2本目のボトルが残っているので、早く行って飲んだ方が勝ち、ということになっています。

でもやっぱり、また一緒に行きたいです。

※クーポンを利用しましたが、値引き額と同等の追加支払いをしました。

最近、クーポン多重債務者という特性が弱まってしまいましたが、まだ東急沿線中心に展開するポニッツチケットの会員にはなっています。

今回、近隣の中目黒ということで、何も考えずに1枚1620円のコースクーポンを4人分買いました。

以前、渋谷麺類研究家、純烈メンバー最年少の後上翔太の店千吉を追っかける際にご一緒したファン仲間のお姉さまとこちらを利用したところ、雰囲気も料理もよくて好印象でした。

ＢＧＭが70年代以前？の歌謡曲というところもたいへん気に入りました。

満を持して、純烈ファンになりかけの40代韓国人女性、Ｈさんを誘いました。

先に店で待機し、Ｈさんが来たところで純烈が紅白歌合戦で歌った「プロポーズ」のＣＤをプレゼントし、写真集を一緒にめくりました。

［通常価格・税抜］
◆オリオンビール（中瓶） 680円

→やはり沖縄、オリオンビールからスタートします。

◆ポテマカ　580円

→こちら、サラダの盛り合わせが出色です。
　卵入りのポテトサラダにツナサラダ。
　マカロニもはいっています。
　そして、トッピングはアツアツのポテトフライが3本。
　けっこうボリュームもあって、しばらく楽しめます。

◆新鮮モツ刺し盛り　790円

→半生のモツ刺しです。
　タン、レバー、ハツ、ガツですね。
　いずれも鮮度がよく、色もきれいです。
　塩入のごま油とさらしネギでいただきます。

クーポンには一人あたりオリオンビールが1本つきますので、がぶがぶ飲んで、間もなく追加モードにはいりました。
二人とも「濃いハイボール」を頼みました。

◆焼きトン 串おまかせ5本　700円

→盛り合わせ、見るからにボリュームたっぷり。
　ゴーヤ挟みの豚バラ、豚トロ、カシラ、ハツ、タンと、ぐにぐに消化器系のない、食べやすいセットです。

◆グルクンの磯辺揚げ　520円

→グルクンは本土ではなかなかお目にかかれない魚です。
　ほくほくと美味、肉厚で食べ応え満点でした。

◆お通し代（1名分） 280円

→出てないような気がしたので質問したら、焼きとんの下敷きのキャベツが該当するということでした。

クーポンの料理はこれでおしまい。
相談して、タコ刺しと海ぶどう、カーリーポテトフライを頼みました。
Ｈさんの好物がフライドポテトなのです。
海ぶどうは食感が楽しいです。

おかわりはシークワサーサワー。
果汁の味がしっかりして、とてもおいしいです。

Ｈさんは写真集を見つめ、一番人気男前、リードボーカル白川裕二郎のページを開き、
「はあ、裕二郎、いいですねえ」
とため息をつきます。

実は昨年、Ｈさんを地方のテレビ番組収録に連れて行って、純烈の魅力を教えたのです。
「2月15日にお台場大江戸温泉でライブがあるよ」
この日、そうささやくと、即座に昼の部での参加が決まりました。
「裕二郎と、ご一緒写真を撮りたいです」
と、すでに夢見心地です。

追加支払いは3680円でした。
私がクーポンを提供したので、Ｈさんが払ってくれました。

肩の凝らない雰囲気でのびのびと過ごせましたし、料理はうまくて、店員さんは気さく、純烈ファンの育成もできて、よい飲み会でした。