さらに美味しさに磨きがかかった隠れ家ビストロ♪コスパ高い本格料理をワインと共に。 : Jiyuugaokachizu Tei

久しぶりに訪問。ランチはカルボナーラ
専門店として、夜はビストロとして営業。

北口からすぐの美観街にあり、蕎麦屋の
左側の階段を上った２階にあります。ドアが
低いので頭をぶつけないよう要注意。

カウンター席のみのこじんまりした店内は
ほの暗い照明に木のカウンター、JAZZが
流れ、しっとり大人な雰囲気で、これぞ
まさに隠れ家レストラン。

ワインはグラス、ボトルともに充実、
イケメンのシェフが選んだワインはセンスの
いいものばかり。

まずは泡からスタート。

・Chateau Marco Blanquette de Limoux Maelle
まずは泡をボトルで。泡が柔らかく、
フレッシュでミネラル感があり、食中酒にぴったり。

色々あるコースの中から今回はチーズ亭
コース(6600円)に。

・カリフラワーのポタージュ
冷製ポタージュはクリーミーで、鰹出汁の
ジュレと蕗がいいアクセントに。暑かった
のでひんやり冷製スープでクールダウン。

・前菜盛り合わせ
目の前で大好きなスイス・ジュラ地方の
チーズ・テット・ド・モワンヌを専用削り機
ジロールでお花のように削っていく
パフォーマンスに心踊ります。

豪華9種類の前菜の盛り合わせは、
・ピーマンのクリームチーズ和え
・紫キャベツのクミン風味
・茸のマリネ カレー風味
・ホタルイカのマリネとキャロットラペ
・ポテトサラダ山葵風味
・パテ・ド・カンパーニュ 醤油とイカ墨漬けの粒マスタード添え
・ブリー・ド・モー
・テット・ド・モワンヌ
・スパニッシュオムレツ クリームチーズ乗せ
どれも美味しくワインが進みます。ピーマンの
クリチー和えは意外な組み合わせだけど
美味しくて家で作ってみたくなりました。

・帆立のカルパッチョ　甘夏、イチゴと赤ワインのソース
下にトマトと茄子、周りにバルサミコ酢。
新鮮なホタテは甘味があり、全体の味の
バランスが絶妙。

・鱈のポワレ
オマールエビの出汁とソワニョンという
シェーブルタイプのチーズ、青のりの
ソースと。

鱈の火の入れ方が絶妙で、周りはカリッ
と香ばしく、中はレア目でぷりっと
ジューシーで、ソースの完成度が高く、
とても美味しい1皿でした。

・Cotes du Rhone Domaine de la Solitude
鱈に合わせてグラスで。ヴィオニエらしい
白い花の香りやアプリコットなどのアロマが
オマール海老や青海苔のソースとの相性が
よかった。

・蝦夷鹿のロースト　ゴルゴンゾーラのソース
（ラックレットかけ自家製ベーコンも選べます）
美しい色に仕上がった完璧な火入れの鹿肉は
しっとりジューシー、ゴルゴンゾーラの
ソースは旨味が濃く、抜群に美味しい。

数えてみたところ去年秋から最近まで蝦夷
鹿を6回ほど食べていましたが、その中で
トップクラスの美味しさで、一流
レストランレベルの完成度でした！

鹿もゴルゴンゾーラもくせが少ないので
苦手な人でも美味しくいただけると思います。

・本場！ローマ風カルボナーラ
（名物トリュフチーズリゾットも選べます。）
以前訪れた頃はチーズリゾットが名物
でしたが、コロナ禍期間中からランチ
タイムをカルボナーラ専門店として営業
しはじめ、現在は生クリームを使わない
本場のスタイルのカルボナーラは
リゾットとともに２大看板に。

目の前でペコリーノロマーノとトリュフを
かけて完成。上には自家製イベリコ豚の
ベーコン。アルデンテに茹で上げられた
生パスタはコシがありもちもち。濃厚で
コクがあり美味しく、お腹がいっぱい
なのに手がとまりません。

・Albarino Nessa 2021
パスタに合わせてグラスで。アルバリーニョ
らしいミネラル感とフレッシュな果実味が美味。

・酒粕のチーズケーキ
コクのあるチーズケーキはお酒にも合います。

久しぶりに訪れましたが、一流レストランで
経験を積んでこられたシェフのお料理は
さらにパワーアップして美味しさに磨きが
かかっていました。今回は特にお魚と
お肉料理のクオリティの高さに驚かされ
ました。これで6600円はコスパが高い！

店名からとろ～りたっぷりチーズがかかった
お料理中心のお店を想像してしまう人が
多いと思うけど、そのイメージはいい意味で
裏切られ、チーズを使った本格フレンチ、
イタリアンをワインと共に楽しむことが
でき、自由が丘でおすすめの1軒です。

気軽にカルボナーラを楽しめるランチ
（1時間制）はラストオーダーは16時
（閉店16:30）なので、遅いランチ/早めの
食事にも便利。

席数が限られているので昼夜ともに予約
必須です。

このエリアは再開発が決まり、いずれは
移転することになると思うので、次は
間を開けずに再訪したいと思います

今回は妹と再訪。

金曜日に訪問しましたが、ほぼ満席。相変わらず
人気が高く、大盛況。

ちょうど１周年記念で、フランスのスパークリングワイン
Veuve Aubin de Franceが特別価格だったのでボトルで
注文。

今回もお料理は4,000円のコースにしました。

・アミューズ　新玉ねぎとうどのポタージュ
和出汁が香るほっとする味。

・厳選チーズと肉の前菜盛り
ヤゲン軟骨と大根、フランス　鴨のロースとポテトサラダ、
テット・ド・モワンヌ、ブリー・ド・モ―
目の前で大好きなスイス・ジュラ地方のチーズ　
テット・ド・モワンヌを専用の削り機ジロールで
お花のように削っていく様子にワクワク。新しく開ける
テット・ド・モワンヌのパッケージも見せてくれました。
テット・ド・モワンヌとは修道士の頭という意味なので
修道士のイラストが描かれています。

大根のお出汁の染み具合やポテトサラダなども本当に
よくできていて、ワインが進みます。

・フォワグラのフラン出汁トリュフ
蓋を開けた途端にトリュフの芳醇な香りが漂い、フランは
柔らかくなめらかな口当たり。

メインはラクレットのせ自家製イベリコベーコンか本日の
肉料理から選べます。ラクレットが食べたくて来店している
のでもちろんラクレットを選択。周りの方々の注文は
ラクレットとお肉が半々くらいでした。

目の前で自家製イベリコベーコンや野菜の上にラクレットを
乗せてくれるパフォーマンスに店内が注目。最後にバーナーで
表面をあぶってできあがり。野菜そのものも美味しいし、
チーズ好きなら絶対に好きなはず！妹も大喜びしていました。

大きなグラナパダーノで作るリゾットが大人気で、大きな
チーズが2ヶ月くらいで使い終わるのだそう！すごいですね。
フライパンで作ったリゾットを目の前のチーズに投入し、
チーズを絡めていく様子をじっと見つめてしまいます。

こちらもバーナーで炙って、トリュフをスライス、最後に
生卵を上にぽとり。トリュフと卵って最高の組み合わせ
ですよね。エンドレスに食べられそうな美味しさ。

・酒粕のチーズケーキ
しっとりした大人のチーズケーキ。

コースメニューの内容は前回とあまり変わっていなかった
けど、食べたいものがコースに網羅されているので
やっぱりコースで頼んで正解。シェフおひとりで切り盛り
されているので、コースの方が滞りなく食事ができるような
気もします。この日もほとんどの方たちがコースを注文
していました。席数が少ないので予約は必須です。

スイーツや雑貨で人気の自由が丘。残念ながら飲食店は
本物を食べさせてくれる大人向けのお店が多くないので、
大体は中目黒、恵比寿、広尾方面に向かってしまいます。

が、灯台もと暗し！大人が十分楽しめるとても美味しい
お店を教えてもらいました♪

北口からすぐ、パチンコ店の向かいでそば新の上の
自由が丘Cheese亭。

北口と言えば、世の中の「自由が丘＝おしゃれ」な
イメージとはかけ離れた居酒屋や焼き鳥屋、パチンコ店などが
ごちゃっと立ち並ぶおじさんたちの飲み屋街「自由が丘美観街」。
そんな中にひっそりと佇んでいる同店は知る人ぞ知るまさに
隠れ家。7月7日七夕の日にオープンしたそうだけど、
ここの前は数え切れないほど通っているのに全然気付き
ませんでした。

そば新の横の階段を上ると意外にも和風の木製ドア。
外看板のイメージと全然違う！中の様子がわからず
恐る恐るドアを開けるとカウンターのみのこじんまり
したお店で、ほの暗い照明に木のカウンターや
障子がまるで割烹のよう。

このロケーションと店名からまさかこんな落ち着いた
和の空間が広がっているとは想像していませんでした。
店名とのギャップが大きく驚きましたが、とても居心地が
いい♪ワイルド系イケメンシェフがおひとりで切り盛り
されています。（最近、奥沢、緑が丘などこの近辺で
カウンターのみのシェフおひとりのお店が増えてきていますね。）

Hanakoにも掲載されたせいか、（あるいはシェフがイケメン
だから？）お客さんは若い女子たちやカップルなど。

アルコールは日本酒とワインが充実していて、リストに
ないものもありますよ、とのこと。

・Tolloy Pinot Grigio
いわゆるイタリアのピノグリージョというよりも
アルザスのピノグリのような蜂蜜と柑橘の苦みを感じる
すっきり辛口で好み。

アラカルトも充実していたけど、今回は4000円のコースに
してみました。

・アミューズ
鰹出汁ときのこの冷たいポタージュ
鰹出汁ときのこの旨味が存分に味わえるアミューズに
シェフの腕の確かさを確信。

・厳選チーズと肉の前菜盛
ヤゲン軟骨と茄子、フランス　マグレ・ド・カナール（鴨）の
ロースとポテトサラダ、テット・ド・モワンヌ、ブリー・ド・モ―の
盛り合わせ。

目の前で大好きなスイス・ジュラ地方のチーズ　テット
・ド・モワンヌを専用の削り機ジロールでお花のように
削っていくパフォーマンスに心踊ります♪

コリコリした食感を楽しむ軟骨と味を煮含ませた茄子が美味しい。
しっとりした鴨はコンフィだそうですが、和出汁で煮たかの
ような旨味。下に隠れているポテサラも美味で、お酒の
アテに最高。

テット・ド・モワンヌとブリードモ―の美味しさはさすが
チーズをウリにしているだけのことはあります。お皿も
素敵だし、ここまでですでに大満足。

・フォワグラのフラン出汁トリュフ
蓋を開けた途端にトリュフの芳醇な香りなめらかな
口当たりのフランに鰹出汁とトリュフが香り、うっとり。

メインはラクレットのせ自家製イベリコベーコンか
本日の肉料理（この日は蝦夷鹿でした）から選べます。
チーズのお店なので当然ラクレットに。

ラクレットがとろけているのを見ているのも楽しい♪そして
目の前で自家製イベリコベーコンや野菜の上にカットしてくれます。
表面をバーナーで炙って香ばしく。自家製ベーコンの他、絶妙に
歯ごたえが残っているブロッコリーや甘いジャガイモ、キャベツ
などの野菜とラクレットの相性が抜群。

そして次のお料理のために目の前のふきんを取り除くと大きな
大きなグラナパダーノが！

フライパンで作ったリゾットを目の前のチーズに投入。
チーズを絡めていくパフォーマンスにすでに食べ終わった人も
これから食べる人もみんな注目！自然と隣に座った人と
会話も弾みます。

たっぷりチーズをからめた後はバーナーで炙り、店内に
いい香りが漂います。さらにトリュフを贅沢にもたっぷり
スライス！香りだけで悩殺♪

名物チーズリゾットはチーズがたっぷり使われていても
鰹出汁ベースなので優しい印象。チーズの旨味とトリュフの
香りを存分に堪能しました。

ちなみにリゾットとラクレットはランチでもいただけるそうです。
ランチにグラナパダーノを使ったリゾットやラクレットが
一人前から食べられるなんて信じられない！しかもリゾットは
780円、トリュフリゾット1280円、ラクレット1500円という
値段設定もあり得ません。これなら毎日でも行けますね（笑）

・酒粕のチーズケーキ
お酒にも合うしっとりした大人のチーズケーキ。デザートまで
きっちり美味しいとコースとしての満足感が高まり、
これで4,000円はCPも高いと思いました。

コース料理はここまでだけど、もう少しチーズが食べたくて
チーズの盛り合わせを追加注文。おまかせだけど、苦手なものは
除いてくれます。ブルーチーズやゴートチーズ、ウォッシュ
チーズなどどれも食べごろのものばかりで、美味しく
いただきました。

チーズに合わせて追加でワインを、と思ったら、シェフに
古酒もお勧めと言われ飲んでみました。コクと甘みがあり
どことなくシェリー酒に通じるような味わいがとても好み。
シェフはワインだけでなく日本酒にも造詣が深いそう。

店名からてっきり今巷で流行のチーズレストランを想像したら
大間違い。しっぽり大人の雰囲気の中でいただく星つき
フレンチでの経験があるシェフによるお料理は
和のエッセンスも感じられるクオリティの高いもので、
非常に満足度が高かったです。

チーズ好き女子はもちろんのこと、デートに、そしてお酒も
充実しているから美味しいお酒とお料理が好きな男性同士でも
楽しめると思います。実際夫は早速幼馴染たちと行く予定。
私も地元の友達や妹と再訪するつもり。ラクレットやリゾットは
はずせないからコースで注文して、お腹に余裕があれば
アラカルトで追加するのがお勧めかな。

席数が少ないので予約をした方がいいと思います。