店名 |
Dazzu Ramen Yumenidetekita Chuuka Soba
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类型 | 拉面 |
03-6685-8838 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都目黒区自由が丘3-7-1 |
交通方式 |
距離自由丘 346 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
服务费收费 |
なし |
座位数 |
7 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生),提供儿童菜单 |
开店日 |
2022.7.4 |
夢に出てきた中華そば 2000円
しおにぼしOilそば 1000円
しお味玉 200円
青森にんにく搾り生卵(全卵) 200円
岩中豚丼 500円
今回は、旗の台の「煮干しNoodles Nibo Nibo Cino」さんの二号店に当たり、自由が丘にあった某店の跡地に建ったお店であるDad's Ramen 夢に出てきた中華そばさんにお邪魔しました!
店主さんは東京を代表する煮干しの名店である「中華そば屋 伊藤」さん出身で、ニボニボチーノさんを開いたあとこのお店を2号店という形で開かれたそうです。店名の由来は店主さんの今は亡きお父様がある時夢に出てきて、ラーメンについて色々と話し合ったそうです。その話合った内容を再現してみたことからこのような店名になったそうです。席で待っている時に、このエピソードやラーメンメニューについての説明が事細かにされているのでぜひ見てみてください。
では、ラーメンの感想に移ります。
今回は、夢に出てきた中華そばとOilそばを頂いたので、それぞれ感想を述べていきます。
まずは中華そばからですね。
まずスープですね。スープは修行元から仕入れる最高級煮干しをベースに青森シャモロックや羅臼昆布といった素材を合わせたスープだそうです。伊藤さん出身ということで優しい味わいを予想していたのですが、実際はその逆でした。煮干しの旨み、苦みが煮干しそのものの塩分と合わせてタレの塩分に乗って口内に広がります。その見た目からは想像できないくらいにかなりのインパクトがありますが、伊藤さん出身らしい煮干しの芳醇で豊かな味わいを堪能できるという特徴も合わせた新感覚の煮干スープでした。
次に麺ですね。店主さんが最も美味いと思うという伊藤さんから特別におろしているという麺は加水率が絶妙な加減となっていて、やや低めなため表麺が固くすする時にズババババという独特な啜り心地になると同時に噛んでみるとパツッとはしないコシを感じられる歯ごたえがありました。この麺の小麦の香りは口、鼻を通って全身に回るくらいに堪能できます。麺としての小麦の味わいと言うよりかは、小麦それ自体を味わっているという究極に素材そのものの味を堪能できる麺と言った感想です。麺そのものが美味しいだけでなく、スープの煮干しをしっかり引き連れているというのも素晴らしいと思いました。江戸の海苔文化を今も尚受け継いでいる品川海苔店さんの海苔も煮干しのスープと伊藤さんの麺とよく合っていました。
次にトッピングですね。まずはメンマですが、こちらは甘さと塩っぱさを両立させており、香りも上品な素晴らしい仕上がりのものでした。次にローストビーフですが、こちらはA5和牛を使用していました。そんなに詳しくないため断定は出来ないですが、恐らくモモのお肉を使っているのかなと思います。サシがほとんどなく、上品な赤身の味わいを堪能出来ました。次に豚バラのチャーシューですが、こちらはSPF特選銘柄豚である岩中豚を使用しています。そのため、脂身が上品で重みをあまり感じさせないような豚でした。そんな豚が丁寧に煮られており、煮た時のタレの味わいと豚の上品な風味が絡んでいるという仕上がりのチャーシューでした。味玉はタレなどでは味付けしておらずほぼ素の半熟卵なのですが、奥津軽プレミアム卵というブランドのこの卵は黄身の味わいが別格すぎて、むしろタレの味わいが蛇足になる程のものでした。
次にしおにぼしOilそばについてですね。
タレはニボニボチーノさんでも使われている様々な塩とイタリア産100%のオリーブオイルを合わせた塩油となっていて、説明書きには特に書かれていませんでしたが、タレには煮干しとニンニクも混ざっていたと思います。しっかりオイリーで重さがある上に、ギリっとくる塩分と香りの強いニンニクによって凄まじいパンチも合わさっていて、素朴でオシャレな店内には似合わないようなとんでもないジャンキーな味付けになっていました。
麺は3種類入っていて、1つ目は中華そばにも使われていた伊藤さんの中細ストレート麺、2つ目は店主さんの友人のお店である丸山製麺さんとの共同開発でできた中太のちぢれ麺、3つ目は一反木綿のような自家製の手打ち極太平打ち麺ですね。中太のちぢれ麺は見た目に反して加水率が低いためか固めの歯ごたえなのが意外で面白かったですね。極太の平打ち麺はワンタンの皮のようなトゥルトゥルな歯ごたえで、小麦の旨みをよく味わえるものとなっていました。個人的にはこの極太平打ち麺がぶっ刺さりました、これだけ増したいくらいです。
この麺達をタレとよくかき混ぜて食べるだけでも美味しいですが、これに搾りニンニクが入った生卵にダイブしていただくと、ジャンキーな味わいから一転、包容力の高い黄身が麺を優しく大きく包み込んでくれるため、優しい味わいへと変化しました。それくらい黄身が凄まじく美味しかったですね。
(ちなみに今回、連食をしたためこの生卵の中にローストビーフを店主さんが入れてくれました。ですので、簡易的なユッケのようにしていただくことも出来ました。)
ちなみに、麺の下にはラーメン同様のローストビーフも豚バラチャーシューがチラホラ入っています。
次にご飯ものである岩中豚丼ですね。こちらはチャーシューと同じ岩中豚の煮バラをゴロゴロご飯に乗せたシンプルな丼物ですが、ご飯にはほんのり甘い醤油ダレを、チャーシューには魚粉をかけており、岩中豚の丼物でありながら岩中豚を出すぎないようにバランスを取った美味しいご飯物になっていました。
このご飯ものの豚を食べきってご飯と魚粉を残しておき最後にOilそばの追い飯として使いました。オイリーでジャンクなオイルが残りましたが、魚粉がさっぱりさせてくれたためすんなり食べ終わることが出来ました。
このOilそばを食べた時に〆の追い飯に魚粉をかけてくれたりしたりありがたいなぁなんて思いました。
中華そばも油そばもなかなか美味しかったですね。ただ、こちらのお店は美味しいだけではないんですよね。接客が本当に素晴らしかったですね。回転率こそ悪いものの、その代わりに店内に入ったお客さんには全力で接客をするという気概を感じられました。飲み物はルイボスティーが無料で飲めますし、ナプキンや紙エプロンの場所は丁寧に書かれてありますし、何より開店前に並んでいたお客さん、終わり際のお客さん、連食をするお客さん、週末に来たお客さんには何かしらのサービス(麺量を増やす、何かトッピングをつける)を施してくれます。食べ終わったあとのお客さんに対するアフターケアも丁寧に行っていて感動しました。これをされたのは入鹿TOKYO以来2度目です。このサービスにこの完成度のラーメンがあるならどんなに回転率が悪くとも待ちたくなるのも頷けます。最近勢いがあり評価の高いお店(船越さん、ホタテ日和さん、奈つやの中華そばさん、etc)は接客が格段に良い印象があります。確定で長時間並ぶため、接客でいかにその長時間を無駄と思わせないかという工夫を凝らしているお店が東京で高評価を取り続ける要因なのでしょうね。
次回伺う時はつけ麺とだしにぼにオレンジジュースも頂きたいなぁと思います。
絶対また行きたいですね。