官方消息
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店名 |
Supein Shokudou Ishii
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类型 | 西班牙料理、洋酒吧 |
预约・查询 |
050-5600-6907 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都品川区荏原2-17-19 武蔵小山グランドハイツ 106 |
交通方式 |
从武藏小山站徒步8分钟从户越银座站徒步10分钟 距離户越银座 567 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
预算(评价总数) |
¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) 可使用二維码支付 (PayPay) |
座位数 |
34 Seats |
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最大宴席可容纳人数 | 40人(坐位) |
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有投币式停车场 |
套餐餐 |
无限畅饮 |
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此时建议 |
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开店日 |
2023.7.22 |
电话号码 |
03-3784-7336 |
武蔵小山の再開発事業もいわば第一期とも言うべき事業はほぼ完了したと言ってもいいと思います。
これは、武蔵小山のシンボルとでも言っていい存在だったりゅえる飲食店街を解体し、跡地等にタワマン2棟を建設するもので、2棟目のシティタワー武蔵小山が2021年4月に完成し、関連商業施設等も順次オープンしたことで大体落ち着きを見せているようです。
しかし、ムサコ住民にはりゅえるが無くなったことを嘆く声が今もあると同時に、その見返りとも言うべき新たなタワマンを核とした商業施設のイマイチ感、そして、タワマン住民に期待された消費の牽引役としての機能も不透明であるなど、再開発の効果を実感できていない人がほとんどではないでしょうか。
それを裏付けるかのように、再開発で新たに出店したお店には、早くも閉店したお店がかなり見られます。
駅前の一等地にある”ザ・モール”に出店したお店だけでも、「猿田彦珈琲 武蔵小山店」、フルーツ大福の「覚王山フルーツ大福 弁財天 武蔵小山駅前店」、サラダバーをウリにした「太陽のグリル 武蔵小山店」、向井亜紀のお店として期待された長崎・五島うどんの「島うどん ねこでこ」、海鮮系ラーメンの「ふぐだしらーめん たいざん」などが既に閉店していますが、それ以外にもここに来てパルム内のいわゆるチェーン店的なお店にも閉店の動きが見られるのは注目に値します。
具体的には、「大戸屋 武蔵小山店」、「一風堂 武蔵小山店」、「the 3rd burger 武蔵小山店」、「いただき丼丸 武蔵小山店」は、ここ数ヶ月の間に閉店となりました。
前記の”ザ・モール”の諸店だと見通しが甘かったのかな?で片付くような気もしますが、これらの企業系チェーンだと、綿密な市場調査はしていると思われるので、やはり武蔵小山は思ったほど再開発の効果が出ていないということなのかもしれませんね。
第二期とも言うべき事業は、パルムの入口付近で、パルムを跨ぐ形で高層マンションが出来る計画ですが、果たしてどうなるのか、他人事ながら興味深々です。
もっとも、閉店するお店があるとその跡に入るお店があるのも事実で、この日のランチで利用した当店は、従前は東急大井町線&池上線の旗の台駅近くの中原街道沿いで16年間経営していたお店で(スペイン食堂石井)、2017年には「孤独のグルメ」にも取り上げられた人気店だったそうですが、今年=2023年3月18日で旗の台のお店を閉じて移転先を探してこられたようで、同年7月22日に当店オープンの運びになりました。
移転の理由ははっきりしませんが、より大きなマーケットを求めてということなのかもしれません。
ただ、同じ旗の台から武蔵小山への移転組だと、「広島流お好み焼き 秀」のように必ずしもうまくいかなかったケースもあるので(同店は現在も営業継続中なので結論が出たわけではありませんが・・)、その点は注意すべきなのかもしれません。
当店は武蔵小山パルムの中原街道寄り出口から出て、目の前にある「業務スーパー 武蔵小山店」の隣になります。
従前は「喫茶 さいとう」が営業していましたが、同店は健康増資運法改正や受動喫煙防止条例の施行後も頑なに全席喫煙可を貫いており、喫煙者のいこいの場みたいな雰囲気のお店でした。
テレワークのこの日は、ランチを家内と長女と一緒することにし、12時から3人の席を電話予約しました。
食べログ予約だと3,900円以上のコース予約が必要になりますが、電話予約なら席のみの予約も可能です。
12時丁度にお店に着きましたが、店内は8割くらいの客入りとまずまず流行っている様子です。
客席は、入ったところにカウンター席6席とテーブル席16席、奥のスペースにテーブル席12席の計34席のキャパです。
喫茶さいとうの方が広かったようなイメージがありますが、喫茶店に比べると厨房スペースを広く取る必要もあると思われるので、こんなものかもしれません。
我々は手前のスペースの4人用テーブル席に案内されました。
卓上にはシェフのおまかせランチメニュー@1,650円と若干のアラカルトメニューが置かれていましたが、揃ってシェフのおまかせランチにしました。
料理はテンポ良く出され、まずはスープが提供されます。
この日はマッシュルームの冷製ポタージュでしたが、暑い日でしたので、さっぱりした冷製ポタージュはうってつけですね。
コクのあるスープでなかなか美味しかったです。
メニューにはサラダ、メイン料理と別々に記載されていますが、これらはワンプレートでの提供でした。
メイン料理はカジキマグロのラタトゥイユソースかけで、これにスペイン風オムレツとサラダが添えられています。
カジキマグロは柔らかいですが、味自体は淡白な魚なので、もう少しパンチが効いたソースの方が合うかもしれません。
ややおとなしい感じがしました。
スペイン風オムレツは、ポテトたっぷりのオムレツで、マヨネーズソースとも相まって卵の風味がとても豊かで美味しかったです。
料理に添えられているパンはライ麦粉配合と思われる茶褐色のパンで、表面はカリッと焼き上がり中はもっちりでなかなか美味しいです。
パエリアも、メイン料理とほぼ時間差無しで運ばれてきましたが、小皿に取り分けての提供でした。
ここは、多少時間が掛かっても、焼き上げたパエリアが欲しかったところですし、形だけでも鉄板で提供されると少し印象が変わったと思います。
それでもこのパエリア、実際鉄板で焼かれたものであることは間違い無さそうで、カリッと焼き上がった程よい焦げ目が心地良かったです。
デザートは、ナティージャというカスタードクリームの冷製デザートです。
プリンに比べてカスタークリームが緩く、上にはシナモンソースがかかっており、レモンの風味も感じる爽やかなデザートでした。
これもなかなか美味しかったです。
全体に料理はキチンとしたものを提供してくれていますが、若干システマティック過ぎて、ランチ色が強すぎるのが難点にもなるように思いました。
1,650円のランチですから、それほど過大な期待をしてはいけないのだと思いますが、その点は覚悟すべきですし、クオリティの高さを求めるならランチでもコースを頼んだ方がいいかもしれません。
この辺りが微妙な感じはしましたが、名店「エル・パストール」亡き後、武蔵小山にはスペイン料理店がありませんので、定着するといいですね。