プライベート感ある席でゆっくりしゃぶしゃぶを : Kisoji

日曜日のランチに家族でうかがいました。
こちらのお店は以前からたまに利用していますが、今回は約１年ぶりの訪問です。
しゃぶしゃぶとなると一人ではどうも、二人でもちょっと淋しい・・。
となると家族が集まったとき、ということになります。

予約した席はテーブル席。いつからか隣の席との間に仕切りが出来、テーブル席でもプライベート感が増し、更にゆっくりと食事が出来るようになりました。
そして、個室は分かりませんが、テーブル席は全席禁煙になったようです。

今回は誰それの誕生日に母の日、父の日、その他諸々ひっくるめてカンパ～イ！！
ということで、メニューもちょっと奮発しました。（父が・・）

注文したのは伊勢海老の姿造り、平目の薄造り、それにしゃぶしゃぶで和牛特選霜降肉！！でふ。
まずはビールで諸々にカンパ～イ！！
すぐに先付けの温泉卵がやってきます。やさしい味の出汁の中に温泉卵。ナメコにグリーンピースも一緒。
先付け食べながらベナベナしゃべっているとキレイな大皿に盛られた伊勢海老の姿造りと平目の薄造りが次々と運ばれてきます。
伊勢海老の姿造り。これは圧巻です。立派な伊勢海老が一尾ドーンとお皿にのって、そこに肉厚の刺身が・・・。しかも活きが良すぎてヒゲが激しく動いて、食べようとしたらそのヒゲではたかれそうです・・。（汗）
キレイな半透明の身は肉厚で、食べてみるとプリプリを通り越してブリブリしてます。
甘みももちろんありますが、このブリブリとした歯ごたえがたまらんって感じ。
伊勢海老の刺身なんぞ海辺の旅館に泊まったときに数回食べただけですが、これだけの歯ごたえの伊勢海老ははじめて。新鮮なんですかね。
伊勢海老のヒゲと格闘しつつ食べ終わると、残った伊勢海老の殻を具足煮にしてくれます。
椀に入った具足煮？（具足煮というよりは具足汁か具足味噌汁？）は出汁がきいててこれまた旨い。身に詰まったミソも溶け出してうんまいです。殻に詰まった身までほじくり返して食べました。
平目の薄造りの方は、当たり前ですが、お皿が透けて見えるくらいの身が、キレイに円形に盛られています。そしてエンガワも少しですが盛られています。
はじめは味見で薄い身を一枚、お箸に引っ掛け、もみじおろしとポン酢でいただきます。
淡白ですが身がしっかりしていて酸味の淡いポン酢とよく合います。
旨いと分かれば、一枚が二枚、二枚が三枚という風に威勢よくお箸にザッと引っ掛けて食べてしまいました。エンガワは脂がのっていて身とは別物の味わいで、これも美味です。

そしてお造りを一通り食べ終わる頃、しゃぶしゃぶの鍋が運ばれてきました。
今回注文したのは和牛特選霜降のしゃぶしゃぶです。
大皿を覆いつくすキレイな霜降り肉、大きな笊に盛られた野菜盛。
つけだれはポン酢とごまダレ。
最初の一枚は和服のスタッフさんがしゃぶしゃぶしてくれます。
鍋にでっかい霜降り肉をくぐらせ3回ほどしゃぶしゃぶして完了。
ほんのりピンクがかったくらいが食べごろだそうです。
ポン酢とごまダレどちらにしましょうか？と言われて迷わずポン酢でお願いしました。
ポン酢の薬味はもみじおろしとネギ。ごまダレの薬味はおろしニンニクにニラ。
ごまダレも美味しいよと周りは言いますが、なぜかポン酢が好き。
キレイにサシの入った霜降り肉はやわらかで美味しいです。
かなりのサシが入ったお肉ですが、しゃぶしゃぶすると脂が落ちるので、霜降でも全然重たくなくてサッパリ食べれます。これがたぶんステーキだったら相当ヘビーだろうなぁ・・などと考えながら、追加肉して、更にわたし一人だけ食事のご飯と香の物も食べてしまいました。
もうこの時点でお腹パンパンなんですが、お肉と野菜を一通り食べ終えると今度はお餅ときしめんが待っています。
ここからは再び和服のスタッフさんの出番です。
鍋に残った野菜と灰汁をきれいにさらえて、そこにお餅ときしめんを入れて温め、ひとりずつ取り分けてくれます。
味付けは塩、コショウのみなんですが、これが美味しいんですよね～。シンプルだけど高級霜降和牛！！（汗）と新鮮野菜のエキスがしっかり出てます。
ちなみにきしめんは、中華麺を選ぶことも出来るそうです。
今度は中華麺にしてみようかと思います。
この頃になると、カラダはポカポカ、じんわり汗ばんでくるのですが、最後に出るアイスでクールダウン出来ます。
アイスはバニラ、抹茶、シャーベットの3種から選べますが、私はいつもシャーベット。今回はメロンのシャーベットでした。
熱いの食べた後の冷たいデザートがしみますね。

しゃぶしゃぶはそれなりに値がはりますが、満足度は高いです。
頻繁にとは行きませんが、また何か理由をつけてカンパ～イ！したいなぁ。