店名 |
Enu Eichi Kei Housou Gijutsu Kenkyuujoshokudou
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类型 | 员工餐厅、咖啡店 |
预约・查询 |
03-5494-1125 |
预约可/不可 | |
地址 |
東京都世田谷区砧1-10-11 7F |
交通方式 |
成城学園前駅からバス10分。 距離祖师谷大藏 1,028 米 |
营业时间 | |
预算(评价总数) |
~¥999
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付款方式 |
无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
此时建议 |
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位置 |
风景优美 |
网站 | |
备注 |
技研一般公開日は入場者も利用可 |
今回はNHKという放送事業者の食堂に行ってみました。
正式名称は日本放送協会といい、皆様ご存知の通り日本の公共放送を担っています。
これはコマーシャル(広告)の放映や視聴料金の徴収などを収入の柱としている、営利を目的とした企業体である民間放送とは大きく立ち位置が異なる事を意味しています。
また、国家機関が直接運営を行う国営放送とも異なります。そもそも国営放送は、運営基金が国家から拠出されているため、報道機関が国家そのものとなって政治的な宣伝(プロパガンダ)を放送しがちな傾向があります。某国の感情表現力抜群の女性アナウンサーや白馬の将軍様が登場する国営放送は有名ですね。
そしてその中で、公共放送であるべきNHKの現状は、完全な公共性(政府・与党からの独立性)を欠くのではないかと様々な議論を呼んでいます。ここではNHKの組織について少し解説せねばならないでしょう。
まず、同団体は国家機関ではありませんが、放送法に基づいて設立された総務省の所管する特殊法人です。いわゆる外郭団体という組織の一種であり、日本郵政株式会社や、株式会社ゆうちょ銀行、日本年金機構などがなどが似た存在として挙げられます。
同団体は基本として、受信契約に基づく受信料を徴収することによって運営されているのですが、例えば放送法を根拠に「受信機の設置者には料金の支払い義務がある」と主張することができます。これまた議論の余地がありますが、最高裁まで争った受信料の判決を見ればNHKの主張をある程度受け入れた結果が出ているのです。
また、法人税上の公益法人であるため、法人税の納付義務が免除されるという大きな優遇措置も受けています。
NHKはそんな国に近い組織である上に、事業予算執行や委員の任命には国会での承認が必要であるため、実質的人事権は国が握っていると考えられているのです。つまり、放送法にて政治的に公平であることを規定された放送局でありながら、結局は国会の決議権を持つ与党寄りの報道をしているのではないかとの批判を受けることがあります。
特に今回訪問したNHK放送技術研究所は特に面白い施設で、多くの政府補助により運営をされています。国(総務大臣)は法によって、放送に関する研究を命じることができ、その費用は国が負担することになっているからです。実態としては多くの民間企業の技術員(出向者)の活発な活動を見ることができますが、権力に近い食堂シリーズの中では、本来は行政機関としてのカテゴリーに入れるべきかもしれませんね。
さて、今回はこのNHK放送技術研究所が一般向けに技術公開される機会を利用しての訪問です。年に一度だけ行われていますので、興味ある方は調べてみてください。ちなみに本社にあたるNHK放送センターは渋谷に存在するのですが、これが民間放送局と違って中々敷居が高いのですよw
当日は多くの案内スタッフが配置され、NHKの最新技術を楽しむ人たちでとても混雑をしておりました。地上階と地下駐車場を利用して様々なブースが設置されており、特に体験型の機械には1時間程度の待ち列も発生していました。
無論私はそれを一切無視して7階の食堂に向かいます。
入口を見れば結構綺麗なつくりで、席も比較的広くとられており、窓側は大変眺めが良くとられています。
発券機での食券購入になりますが、イベント開催時はどうやらメニューを絞っての対応をしているようです。
幸いカレーはメニューの一つに残っていました。価格は320円という安価な設定です。
ついでにコーヒー(210円)も購入します。受け取りカウンターは食品別になっていましたが、特にコーヒーだけ完全に別になっていましたので、当食堂は繁忙時間以外は喫茶スペースとしての運用されていると思われます。
食べてみると、甘くてごく普通の業務用カレーです。具もちゃんと確認できますが、量は控えめで、正直値段以外は特徴がありません。無料の福神漬けだけは豪華に盛らせていただきました。
コーヒーもとっても機械の味がしました。泡立ちが凄いです。ま、普段は狭い範囲での客層を対象としている食堂ですから、この辺は仕方ないところでしょうか。
運営会社を調べると西洋フード・コンパスグループさんですね。官庁食堂の世界ではあちこちで見る大手企業さんになります。例に出すと限が無いですが衆議院議員会館の食堂などで見たことがあります。
後は客席を眺めて時間をつぶします。当イベントは各地方から人も応援の職員を集めているようですし、招待客もかなり多いようです。ネームタグを眺めて色々な方がいるなぁなんて楽しんでいました。
11時40分には一般客もかなりの数の来場があり、列が出来始めていましたので、席を譲る事にしました。
放送局の雰囲気を味わったり、機械好きの方がおられる場合には面白い訪問先になると思います