店名 |
Youshokudou Budou
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类型 | 西式料理、洋酒吧、意大利面 |
预约・查询 |
050-5600-1875 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都中野区中野3-36-4 1~2F |
交通方式 |
■从车站出发的交通方式JR中央、总武线/中野站 (南口) 步行2分钟 (86m) 东京Metro丸之内线/新中野站 (出入口2) 步行12分钟 (920m) 东京Metro丸之内线/东高圆寺站 (出入口3) 步行14分钟 (1.1km) 从巴士站出发的交通方式关东巴士穗之国号中野站步行1分钟 (78m) 两备Holdings Muscat仓敷~新宿线中野站步行2分钟 (150m) 关东巴士阿45中野站北口步行2分钟 (150m) 距離中野 100 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥5,000~¥5,999 |
预算(评价总数) |
¥5,000~¥5,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 可使用二維码支付 (PayPay) |
收据 |
可以开具符合条件的发票收据。 注册号码T1011101069583 ※有关最新注册状态,请查看国税厅发票系统合格发票开具人公告网站网站或联系商店。 |
座位数 |
30 Seats |
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个人包厢 |
可能的 可容纳4人、可容纳6人 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位 |
酒水 |
有葡萄酒,有鸡尾酒饮料,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供庆祝・惊喜的服务(生日盘) |
关于儿童 |
接待儿童 |
开店日 |
2020.3.1 |
电话号码 |
03-6382-6736 |
現在、再開発中で激アツスポットの中野駅周辺ですが、かなり久しぶりにこの地に足を踏み入れました。
建て替え中の中野駅舎にまもなく解体・建て替え工事が始まる中野サンプラザ。先行して移転・新築された中野区役所。そして工事も終盤の中野駅周辺の区画整理と市街地再開発。
ここ数年の地価の上昇率が都内でトップというのも納得の勢いです。
そんな勉強と視察を兼ねて中野の訪問後、立ち寄ったのは南口の「レンガ坂」にある「洋食堂 葡萄」。
中野には過去数回来たことがありましたが、全て北口だったため、この「レンガ坂」の存在は初めて知りました。
レンガを敷き詰めた街並みはヨーロッパを思い出します。
単にアスファルトにするのではなく、ピンコロやレンガを敷き詰めてデザイン性のある街並みにするのがヨーロッパスタイル。街全体として価値を高める試みで、日本でもエリアによって少しずつ浸透しつつあります。
そんな街並みをここ中野駅南口では、2002年に100mの坂道を「レンガ坂」として誕生させました。
大規模商業施設とマンションが北口に出来上がる一方で、南口には低層のオシャレな街並みに魅力的なお店が多数軒を連ねている。
エリアとして発展のベースが出来上がっているのを感じます。
そのレンガ坂を進むと、敢えて黒く古ぼけた外壁に木製の引き戸、小さく目立たない「洋食堂」の看板とその下に「ブドウ」の絵。
すべて繋げると、「洋食堂 葡萄」という店名が出てくるという一捻り加えられた工夫は、間口数mの小さなスペースを最大限有効活用しています。
予約の時間にお店に入り名前を告げると、カウンターへ通されます。最近流行りのオープンキッチンとカウンターを兼ねた、カウンターイタリアンですね。
調理の様子とスタッフとの距離が近いので、この
スタイルはボクの好みです。
コースの用意は税抜き5,500円のプリフィックスコース1本。これにデザートまで付いているのはかなりお値打ち感があります。
コースの内容は以下の通りです。
生ハム&ニョッコフリット・・・熱々の小さな揚げパンに薄くスライスされた生ハムを乗せて、生ハムの溶けでた脂と香りを楽しみます。
前菜の盛り合わせ10種
フォアグラのマカロン・・・甘味のあるしんなり食感のマカロンに、上品な仕上がりのフォアグラ。マカロン嫌いのボクですが、これは美味い。
ウニのブリュレ・・・雲丹のフラン(洋風茶碗蒸し)の香りにキャラメリゼされたほろ苦い香りと甘さ。絶妙な組み合わせです。
低温蒸し牡蠣・・・生に近い食感と風味の牡蠣。野菜たっぷりで酸味のあるラビゴットソースでいただきます。
ヒラマサのカルパッチョ・・・イカスミを使ったチュイール(煎餅のようなもの)の食感が心地よく、美味しい。
パテドカンパーニュ・・・米麹や辛子、生搾り醤油などからなる「あけがらし」と一緒にいただきます。「あけがらし」は独特の旨みがあり、肉の美味しさを増してくれる働きがありました。
鯵の燻製・・・甘夏を合わせたもので、アジの旨みに柑橘の酸味がよく合います。
新玉ねぎのシュークリーム・・・ローストした新玉ねぎをピューレにして、ムース状にしたものをシュー皮に詰めたもの。
鹿肉のコッピエッテ・・・鹿肉をジャーキーにしたもの。歯応えがあって何度も噛み締めると旨みが溢れてきます。
桜鱒のマリネ・・・上に添えたサワークリームがマリネした桜鱒との相性が良いです。
セミドライトマトとブラッタチーズのカプレーゼ・・・8時間低温で火入れして仕上げたセミドライトマトにトロトロのストラッチャテッラが素晴らしく合います。モッツァレラから作られるので、みんな大好きな味ですね。
自家製フォカッチャ・・・バターで半分、残り半分を牡蠣の汁がミックスされたラビゴットソースに浸していただきます。
自家製ベーコンとポルチーニのリゾット・・・松茸、トリュフに次ぐ味と香りに優れたポルチーニを贅沢に使い、口に運んだ芯が残ったリゾットの食感も加わり絶品です。
キタッラ~白子、ホワイトアスパラ、カラスミ~・・・イカスミを練り込んだ四角いパスタに白子とカラスミ、と高級食材を使った一品。ホワイトアスパラと白子、パスタの白黒のコントラストが効いています。
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み・・・ホロホロとやわらかく煮込まれた牛ほほ肉。赤ワインと合わせようか迷いましたが、グビグビ飲みたかったのでイタリア産のクラフトビールにしました。
ティラミス・・・マスカルポーネとしっとりスポンジ、ほろ苦いココアが実に美味しい。
全体として、しっかりお腹いっぱいになる量があり、丁寧に作られた料理はどれも美味しく、満足のコースでした。
店舗の外観も店内も雰囲気が良く、前述のようにオープンキッチンのカウンターはスタッフさんとの距離が近く、高いホスピタリティによる接客はとても居心地が良かったです。
数年後に中野の再開発が終わって人手が増えても、「洋食堂 葡萄」は人気店を維持し続けていくと思います。
良いお店でした。