官方消息
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店名 |
Tsukiji Dainingu Kinno Unagi
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类型 | 馒鱼 |
预约・查询 |
050-5872-6884 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都練馬区中村3-13-8 |
交通方式 |
■从车站前往的交通方式西武池袋线/中村桥站 (南口) 步行5分钟 (360米) 西武池袋线/富士见台站 (南口) 步行14分钟 (1.1公里) 西武新宿线/鹭之宫站 (北口) 步行16分钟 (1.2公里) 从巴士站前往的交通方式关东巴士阿01中村北三步行1分钟 (33米) 关东巴士阿01中村三步行3分钟 (200米) 关东巴士阿01中村公园步行3分钟 (220米) 距離中村桥 348 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币、nanaco、WAON、iD、QUICPay) 可使用二維码支付 (PayPay、d付款、乐天支付、au PAY) |
座位数 |
22 Seats ( 桌子22席) |
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个人包厢 |
不可能 天花板很高,有开放感的空间。我们致力于在安静安静的氛围中享受美食。 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有投币式停车场 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有沙发座位,接待轮椅客人 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务,外送 |
关于儿童 |
接待儿童(接待小学生) |
网站 | |
开店日 |
2020.11.5 |
电话号码 |
03-5848-6671 |
夏場は本来の旬では無いと判っていても、やはりこの時期に鰻は食べたいもの。
しかしこのご時世で、我が家の近所では休業していたりテイクアウト専門に切り替えるなどで、満足な鰻屋が見当たらないのが実情。
比較的近場の中村橋に昨年の末頃にできた鰻屋の情報が、最近になって入って来た。
店名からして外食業者が手掛けるチェーン店のようで、余り気は進まないでいたが、結構美味しかったとの声も耳にしたため、一度寄ってみたいと思っていた。
実際にこちらのHPを覗くと、使われているのは'青手'と呼ばれる日本鰻の最高級品とのことで、どんなものが出てくるか興味津々で臨む。
場所は駅から南へ中杉通りを5.6分進んだ左側。
店構えも店内の雰囲気も普通の食堂風で、高級感は無い。
混み合うのではないかと11時半前に入店すると一番客だったが、事前に注文した品を引き取りに来る客もちらほらの状況。
お茶は一杯目はスタッフにより出されるが、2杯目からは入り口脇のサーバーによるセルフサービス。
メニューを眺めると、ランチには簡便な丼やひつまぶしを定価より500円ほど割り引いた千円台の価格で出している。
鰻重もあるがこちらも定価より40%オフとなっており、このスタイルは開店当初からずっと続いているようだ。
初回なのでスタンダードな「金の鰻重 王」を注文。
当然ながらある程度の仕事は済ませて有るため、10分ほどで一式が角盆で登場。
重箱の他に肝吸いの椀、薬味として山葵と柚子胡椒、さらに奈良漬けが3切れが乗った小皿が乗っている。
重箱は小さ目だが、蓋を開けると結構な大きさの一尾分が、窮屈そうに表面を覆っている。
これが'青手の鰻'の証なのか身に厚みが有り、多少焦げ色が目立つがなかなか美味しそう。
しかしよく見ると表面には網目のような模様が見られ、串を打たずに網焼きで仕上げられているのが分かる。
表面は割としっかりとした食感で、蕩けるほどの柔らかさは無いが、箸を当てるとすっと入り皮が剥がれることもない。
先に鰻だけ食べてみると、旨味が濃くなかなか美味しい。
背開きである点は関東流だが、こちらでは「ひつまぶし」も出しており、それにも対応するため調理法は完全な江戸前では無いような気がする。
タレは比較的あっさりしており、甘さも控えめな点も良い。
串を打たずに焼かれるスタイルはスーパーなので良く見掛け、甘ったるいタレで煮絡めたような見た目は一向に美味そうに思えないが、こちらではすっきりと仕上がっている。
ご飯は硬めの炊き上がりでなかなか美味しく、タレの掛かり具合も丁度良い。
卓上にタレの壺が置かれており、味が薄ければ足せるがその必要は無かった。
箸が洗ってリユースする樹脂製のため、最後の方はやや食べ辛くなるのは難点。
2種の薬味では、山葵が面白かった。
またこちらでは粉山椒に拘っており、和歌山産の「ぶどう山椒」なる高級品を取り寄せているそうで、途中から振ってみたが辛味・香り・色のいずれにも秀でていた。
肝吸いは多少インスタント的な味わいだが、いやらしさは無い。
入っている肝は予め下処理して運ばれたものだが、悪い印象はなかった。
最近あまり見かけない「奈良漬け」を律義に付けるところは好感。
食後にはコーヒーが付き、最初に空のカップとソーサーが出され、客が各自でサーバーから注ぐドリンクバースタイル。
味の面でも今ひとつで、これを有難がる客は少ないと思われ不要であろう。
チェーン店のためそれほどの期待はしていなかったが、味もボリュームも予想以上でまずまずの満足感は得られた。
スーパーで売られているようなクラスではないかと疑っていたが、良い意味で裏切られた印象。
値段は本来の価格5,368円から、40%オフのため3,221円(税込み)。
正規の値段だったらそう感じなかったかも知れないが、3千円ちょっとならばリーズナブルである。
帰り際に厨房を覗くと、本部から冷凍で運ばれたと思われる蒲焼が、大きな焼き網の上で炙られている。
そこまでの段階で様々な工夫が施されているとは思うが、結果的にそこそこのレベルの鰻が提供されるのは褒められること。
後で調べてみたら、こちらの本社は焼津で東京支社が店名通りに築地のようだ。
チェーン店と言っても決して大手では無く、店舗もこちらの他に上野毛にもう一軒あるだけで、工場で大量生産されるタイプと異なり手作業による部分が多いと思われる。
串を打たずに網焼きする調理法や、店舗では最後の仕上げのみで完成させるスタイルは人件費の軽減にはつながるとは思うが、さばさばしたサービスも鰻屋らしからぬスタイルで、こういった手法に眉を顰める人も多いだろう。
確かに本筋の仕事ではないが、安価で提供するための企業努力の賜物でもあるわけで、味の面でも遜色が見られ無い以上、認められても良いと思う。