地元なのに新発見！味も雰囲気もホメたいお店 : TOSHI

いつも前を通っていても、なんとなく入りにくかったお店。
縦長のガラスを通して見える店内はカウンターだけで、ちょっと敬遠していたのです。
常連ばかりで居心地が悪かったら…なんて。

でもおいしくて値段もリーズナブルという評判に、行ってみよう！とお誘いがありました。
そこで初めての訪問(^^ )
予約した時間よりかなり早めに行ったので、しばらく店の前でぶらぶらしていました。
ガラス越しに見える店内に、まだ客はいないようだ。
そこで気が付いたのは、通行人、特に女性がお店を横目でのぞいて行くこと。
立ち止まって店内をうかがう人もいる。ということは…いい店だと知っているらしい。
これにはちょっとおどろいた。

メンバーの１人Mさんが到着し、入店。
明るくてスッキリした店内ですねー。なんとなくいいお店の予感。
この雰囲気は、最初はビール…ではないな。と思い、赤ワインをいただくことにしました。
（銘柄は壁の黒板にある一番安いのです）
少しして出されたお通しの１品は、和風煮物か？と思ったらそうではなくて蕪と鶏のコンソメ煮です。この味がワインにピッタリで、味覚のスイッチがＯＮになりました。

シェフは、結構若いのですが控えめでやさしそう。話しかけてくることもなく、このへんの距離感が居心地をよくしているのかも知れないな。
とりあえず、季節のピクルスを頼みました。そこへFさん到着。

それでは何を頼もうか、とあらためてメニューを見ます。おすすめメニューのページを開くと、これは、と思うモノがいくつも並んでいました。確かに、そのへんの居酒屋とは違いますねー。
それに、どの品も高くなくて300円台～800円台まで。
すこし悩んで、鶏レバーのパテとマッシュポテトの2品をお願いしました。

頼んだ順に、季節のピクルスから。
自家製らしくキツすぎない味で、ワタシは特にトマトがおいしいなと思いました。
そのあと、鶏レバーのパテ登場。ナイフで切って小さなパンにのせて食べると、これはおいしい。
パンも、なかなか。

マッシュポテトは、実はステーキに添えられて出てくるようなこんもりしたモノを想像していたのですが全く違って、見た感じポタージュスープのように見えます。ポテッとした柔らかさ。
これも小切りのパンが添えられています。
このマッシュポテト、大変おいしい。ビックリです。パンにも非常に合う。
例によって最後までさらって食べました。

白ワインのデキャンタを頼みました。3人で飲みましたが、小ぶりのデキャンタです。
こちらの料理、総じてワインによく合います。
デキャンタはすぐ空になり、結局ボトルをお願いしました。
シェフは黙ってカウンター上に氷の入ったワインクーラーをセットしてくれます。小さなお店でこれをやってくれるのはうれしいですね。

次に頼んだのはアボガドのフリットです。一口大にカットしたアボガドを目の前で揚げてくれます。味は予想通りですが珍しい。
さらに、つぶ貝のガーリックオーブン焼きを注文。
これはいかにもウチの奥さん好みのメニューです。もちろん、おいしい。ウチの好みだともっとガーリック強めがいいかな？(^^ )

このへんで、私達のペースでは一段落になったので会計しました。
いやーおいしかったですね。
ついついワインをたくさん飲んでしまうというお店です。

このあたりの、いわゆる創作料理のお店の中ではキラリと光るものがあります。
再訪まちがいなし。


【分煙状況：未確認】