店主が代わり、二郎系から二郎風豚骨醤油ラーメンへ… : Menya Akatsuki

駒込に古くから、近隣唯一の二郎系として根強いファンを獲得していたのがこちら。
恐らく都内二郎系のお店としてはなかなか古参の部類に入るのではなかろうか。
店主がアジア系の外国人女性という珍しいシチュエーションもあり、昔は雑誌などに取り上げられてたこともあり、知る人ぞ知るの二郎系の隠れ名店として一定の人気を集めていた。
かくいう私もとても食べやすくてライトな二郎系として重宝していた。

しかし3年くらい前、急に店主(？)がアジア系の若いお兄ちゃんに変わったことでそのラーメンは一変。
その時のショックで足が遠のいていたが、今一度確かめてみようと恐る恐る久しぶりに訪問してみることにした。


平日19:10到着で店内客０、待ちなく入店

やはり若いアジア系の方が1人で切り盛りしています。
その方に女性店主さんがどうされたのか改めて聞いてみると母国に帰られたとか。
戻ってくるかはわからないとのことでした。


本日の注文
あかつき麺¥830

さっそくいただきます。

非乳化系のスープ、出汁感がとても薄く二郎系ならではの豚のパンチは全くありません。
良く言えば極めてライトな二郎系と言えなくはないかもしれませんが、このスープはもはや二郎系のそれではなく二郎風の装いの豚骨醤油ラーメンという感じ。
うっすら豚の臭みが感じられるのも気になります。

麺は恐らく昔と変わってません。
弾力の強い麺ですが、硬すぎずムチムチ食感を楽しめるなかなか美味しい麺です。
それだけにスープがもったいない…


好きだったお店が衰退していく様はとても悲しいですがまたいつかあの味が復活することを期待したい。

ごちそうさまでした