文士の街田端の貴重な？海鮮系食堂 : Hinomoto Shokudou

田端は文士の街だそうで、駅のほど近くに「田端文士村記念館」という施設があります。
ランチタイムのピークを外すべく、こちらを見て歩き（詳細は後述）、改めて昼食場所を探します。どういうわけか揚げ物系、中華系のお店が多い中、ガードを渡って東側に出て、昼間からホッピーののぼりを店頭ではためかせる、こちらのお店を発見しました。
お店は海鮮系でしょうか。店頭のメニューを見ると、本鮪頭肉カマトロ定食というものがなかなかに美味しそう。
応対してくれた若い男性店員さんにそちらを頼むと、「もう売り切れてしまいました」とのこと。残念。記念館に行っている場合ではなかったか。
店員さん「今お出しできるのは、中おち定食か、カツオ刺身定食（どちらも740円）です」
私「どちらがお勧めですか」
若い男性店員さん「脂がお好きなら、カツオです。『アブラガツオ』を使っているので、脂が良く乗っています」
私「じゃ、それ」
飲み物はセルフサービスです。写真ご参照の機械から、紙コップで頂きます。若い男性店員さんが「お飲み物はあちらでお好きなだけどうぞ」と、何回か声を掛けてくれました。
カツオは確かに脂がのっていました。おろししょうがと塩をつけつつ、頂きました。

【おまけ　田端文士村記念館所感】
明治から昭和初期にかけて、田端には、芥川龍之介や室生犀星をはじめとした文学者や芸術家が、多く住んでいたようです。それにちなんだ展示館です。入館無料。
そのそうそうたる名前の半分近くは私も聞いたことがあります。しかしながら、その著作をほとんど読んでいません。これら良質な文学作品を、若い頃にきちんと読んでいたら、人生がより豊かになっていたのかな、と思いました。
…女性画で有名な、竹久夢二が、なかなかひどい人物であることも、学びました。