ひとりゼロ次会にも使える…『大衆酒場 松島』｡ : Matsushima

今宵は相方と王子の某居酒屋へ生ホッピー目当てに寄せていただくことになっていた｡最近､相方の影響を強く
受けてのことなのか判らぬが妙に大衆酒場で盃を傾ける機会が激増してきたように思う(苦笑)その手の酒場へ
自発的に足を向けることはなかった自分であるが回数を重ねている間に完全に感化されてしまったようであり
この日も待合せ時間までの30分余りを何処かで軽くゼロ次会ということで辺りを散策｡店頭に掲げられていた
本日のサーヴィス品『鮪の中落ち』250円の文字に引寄せられるが如く當店の暖簾をくぐることに｡店の中に
足を踏み入れると結構な客入りの店で既にカウンター席は先客で埋まっており妙齢の仲居さんに導かれるまま
テーブル席へと陣を取らせていただいた｡品書きに目を通すと中瓶400円､生ビール450円と良心的な値付けが
されており自分は前者の瓶ビールをオーダー､グラス片手に運ばれてきたビール､最初の一杯は妙齢の仲居さん
の酌のサーヴィス付は何気にうれしい(笑) 早速､お目当ての『鮪の中落ち』を所望｡程無くして供された中落ち
はバチ鮪の切り落とし風､添えられた山葵は妙に粉っぽいものであることはこの手の店では已む無しであろう｡
その横に添えられた辛味大根が意外にも活躍｡250円という値段を考えると充分満足出来るものでした｡これに
すっかり気を良くしてしまい更に『鶏の唐揚げ』を追加オーダー｡此れも250円｡竜田揚げ風の其れは白い髭が
トレードマークの某フライドチキンばりに外はサクサクで中は適度にジューシー｡下味に使われた生姜の風味
が効いた想像したよりも真っ当なものでした｡そうこうしてる間に時計の針は待ち合わせ時間の5分前､勘定を
お願いし店を後に｡瓶ビールに料理二品で900円｡何とつきだしで供された小鉢はサーヴィスという太っ腹ぶり｡
ひとりゼロ次会にも使えるなかなか使い手のありそうな居酒屋さんでした(笑)