地元のマダムの憩いの場 : Dainingu Izakaya Kizuna

　ビル前の路面に掲げられていた看板に、気軽に食べられそうなメニューが写真付きで掲げられていたので、入店しました。
　入店したのは、平日の11時32分でした。看板には「ランチタイム 11:30~14:30」とありましたので1番乗りかと思いきや、入店した時には、既に数名のお女性の客さまが談笑していました。

　ランチメニューは、
　　・本日の板長のおすすめランチ（800円）
　　　（チキンカツ、白身魚のきのこ甘酢、茄子の生姜やき、柴漬け、ご飯、味噌汁）
　　・絆特製海老2本天ぷらうどん（880円）
　　・鳥からあげ定食（800円）
　　・さんま塩焼き定食（780円）
　　・絆カレー（780円）
　　・絆カツカレー（900円）
　　・モツスタミナ焼定食（880円）
　　・ナスと豚肉の生姜やき定食（850円）
　　・カキフライ定食（880円）
　　・おまかせ松花堂風（980円）
　　・海鮮丼（1,050円）
と豊富で、どれにしようか迷ってしまいました。他に
　　・おこさまランチ（500円）
　　　（写真を見る限りでは、ご飯の他、いかにも冷凍食品のハンバーグ、鶏の唐揚げ、フライドポテトだけで、野菜が不足してそうです。）
もあります。

　ちょっと迷ったのですが、「モツスタミナ焼定食」を注文しました。

　注文して、運ばれてくる間、次々と女性のお客様が来店しました。
　地元の年金生活者と思しきご高齢の女性のお客様ばかりでした。
　瞬く間に賑やかな雰囲気に包まれました。地元の主婦らの憩いの場になっているようで、このお店でお待ち合わせの団体さんもいました。

　ランチタイムは、ライスと味噌汁がお代わり自由です。
　更に、ドリンクバーが付いています。何杯飲んでも無料です。ただし、「ランチドリンクバーは14:15終了」と表示されていましたので、遅めの昼食をとる人は要注意ですね。
　ドリンクのうち、温かいもの（ホットコーヒー、ほうじ茶）は、それぞれの保温ポットから注ぐものです。
　冷たいもの（アイスコーヒー、コカ・コーラ、メロンソーダ、オレンジジュース、ホワイトウォーター、ソーダ、ウーロン茶）は、ファミレスでよく見る業者さんのサーバーからボタンを押して注ぐタイプのものです。ストロー、氷、ガムシロップ等も置いてあり、なかなか充実しています。

　注文して5分ほどで、「モツスタミナ焼定食」が運ばれてきました。
　楕円形の白い平皿に、千切りのキャベツとレタス。その上に、モツ焼きが盛られていました。モツ焼きは、ピーマン、赤と黄のパプリカ、大蒜の輪切りと一緒にタレに絡められて炒められており、その上に細葱の輪切りと白胡麻が降られていました。彩りが豊かで、見た目からして美味しそうでした。
　お腹が空いていたためか、甘辛いタレの香りと味が美味しくて、最初はパクパク…と食べ進めたのですが、途中から段々と「塩っぱいなぁ」と感じました。タレの量が多く、また味付けが濃いため、最後はちょっとくどく感じました。
　食後の皿を見ると、大量のタレが底に溜っていました。タレの量を少なくして、味付けも少し薄目にしたら、もっと美味しく食べられるのではないかと思います。でも、美味しくいただけたので感謝です。

　他に、軽く盛られた白いご飯、若布と細葱の味噌汁、紫色の柴漬け3切れ。
　ご飯と味噌汁は少量ですが、お代わり自由なので、小食な人から大食いの人まで食べる量を調節でき、合理的です。
　ただし、料理の味付けが塩っぱかったため、これ以上塩分をとるのが躊躇われ、お代わりはしませんでした。

　12時過ぎになると、地元の会社員と思しき男性客らが続々と入店してきました。
　ただし、店内は広く、テーブル席とカウンター席も多くあったため、テンヤワンヤ！という雰囲気ではありませんでした。
　読売新聞が置いてあり、また席によっては大型のテレビが見られるので、食後はドリンクバーのコーヒーを飲みながら、暫し寛ぎました。
　
　ランチタイムのお会計にしては珍しく、クレジットカードが使えました。
　
　ドリンクバー飲み放題付きでライスと味噌汁がお代わり自由にもかかわらず、800円前後のお値段だったため、満足できる昼食でした。