昼はセット物のみの模様？ : Shanhai Chuubou

中華料理・・・
広く国土を持ち、民族も色々であります。５６の民族で構成されているとかなんとか・・・
その土地、その民族で個性は変わるんだと思います。

日本だって、山と海岸沿いでは勝手が全く違うと思います。
食べる物だって違うでしょうね。

店名に「上海」の付いたお店です。
残念ながら、上海らしい料理の味付けとかが今ひとつわかっていないので、どうなのかさっぱりわかりませんが、何となく海鮮があるので、調理に手間をかけたり味を強くすることの無いイメージがあります。

もっとも。
イメージしたところで、あんかけのラーメンを食べるだけですけどね。

入ります。
・・・カウンターに座ります。
？

メニューが無い。

・・・どうやら、ランチは定食やセットしかないみたいで、麺類単品あるだろうと思って入ったのですが無かったみたいです。言えばあるのかもですが。「何番？」みたいな感じだったので、言ってもないかもですが・・・
（その後あっという間に満席。これは平日ランチは６種類くらいあった中からしか選べなそうです）

カウンターは実質的に３席くらい。テーブル席が５・６卓に使えるか？いや４卓か？
小上がりは３卓な感じです。明るいおねいさまがサービスでした。

「何番？」との事で、２番と発注です。

麻辣鶏片みたいな感じだったかな。結局辛味を求めてしまいました。ま、ベースの調理法が上海だろうが何だろうが、そこから生まれる物には興味があります。
道産子の人がソーキそばを作ったとしたらどうなるのか？
うみんちゅが石狩鍋みたいなものに挑戦したらどうなるのか？

どこまで基本を押さえて、どこが隠れず地元らしいテイストが漏れて来るのか？楽しそうではないでしょうか？もちろん、そうじゃないモードの時もあるので、ちゃんと食べたいものか食べたくないものだけ決めてお店に入るのがいいですね。

こちら。
麺類には軒並み半炒飯が付いてきます。なので、定食系のものにしました。

漬物とスープとプーアル茶かな？が自動的に何を頼んでも出てきます。

調味料はパンパンで逆に出づらい胡椒。
酢・醤油・ラー油。
割り箸・爪楊枝だったかな？

到着。

やわらかい鶏肉。ブロッコリーやネギや野菜たち。スープ。たくあん。べしゃっと潰れ気味なご飯。
びちゃびちゃなご飯だったり、風味に？なご飯だったり、中華ではいろいろなご飯に出会ってきましたが、ちょいやわらかめで、大量に炊き自重で潰れちゃった感じのご飯は仕方がないですね。結果、量は多め。

主菜とご飯。後はスープと漬物。小鉢が無いので、ひたすら主菜とご飯を繰り返してたまにスープ。もう飽きちゃうかもと言うタイミングでたくあんをかじる・・・そんな感じでいただきました。

主菜の鶏肉はやわらかく、これが良いという人も居ると思いますが、私はもう少ししまった肉が好きです。もう少しだけ加熱したらよかったか？熱々では無かったのも中華に期待する要素の一つなのでちょっと残念。

とは言え、辛味をちょいとまぶしたテイストで、味わいも化調感とか塩味の濃さで苦戦とかもなく良い塩梅かなって思える味わいでした。
中華らしくたっぷりの油で調理された「らしい」一皿だと思うのですが、私があまりにも麺類しか食べてきていないので、今の町中華の定食事情を全く知りませんのであしからずです。

お釣りの用意など、毎日満席になるお店なんだろうな・・・そんな風に感じてお支払い。

汗をかき、外に出たら急速に体が冷えた感じ。冬はすぐそこ。いやもう来てますか・・・