ロケーションも懐かしいハムカツパン : Panno Oomura

都電荒川線の終点、
三ノ輪橋駅から広がるジョイフル三ノ輪商店街の一角に店を構え、
調理パンを対面販売する「パンのオオムラ」。
ロケーション、店構え、商品、
クラクラするほどレトロ感に感涙。

◼︎店舗

三ノ輪橋駅からは徒歩で5分ほどだろうか。
可愛いフォントの店名表示、
ガラスのショーウィンドウに陳列された、
シンプルな調理パンの数々。
外観も店内も、とても雰囲気がある。

◼︎料理

・ハムカツパン (135円) ＋パックの牛乳

ハムカツパンと牛乳パックを購入。
店先左手にあるシートのかぶさった場所をテーブルがわりに、
店頭でいただいた。

ハムカツは程よく味の染み込んだ、薄手のもの。
昨今、厚切りのハムカツを売りにする店が増えたが、
レトロなハムカツといえば、この薄めに限る。

パンは一般的なドックパンではなく、独特な食感のもで、
サブウェイのプレーンパンに近く、
それより歯ごたえがある印象。

素朴な味わいのパンが薄いハムカツによくあう。

今まで食べたことのない食感のパンだったので、
なんという種類のパンかお店の人にたずねたが、
お店独自のレシピで作っているもので、
特に名称はないとのこと。

また、このハムカツパンに使用しているパンのみの販売は、
やっていないとのことだった。

◼︎サービスなど

白い調理服をまとい、
淡々とパンを販売される姿が印象的。

◼︎CP

流行りのコッペパンサンド系のお店が、
高いものでは400円の値をつける現在、
主要な商品が135円というのは、
コスパ高だろう。
付け合わせが一切入っていないところは、
好みの分かれるところだろうか。

◼︎まとめ

かつて街角に必ずあった調理パン。
しかし気がつけば、その多くがなくなってしまった。
三ノ輪橋という雰囲気ある街角で今でも営業するパンのオオムラに、
今後もずっと生き続けて欲しいと思った。