国道沿いの中華料理店。ラーメンはオーソドックスな醤油味。 : Tenshin Hanten

国道9号線沿いの天津飯店。

山陰道の中山琴浦道路が開通後は、バイパスしてしまう八橋（ヤバセ）エリアにあります。
4〜5年ぶりに、出かけてみることにしました。

看板には中華料理と表示されています。
米子天満屋にも同名の中華料理店がありますが、あまり関係性はなさそうですね。

お店に入ると、懐かしい食品サンプルが展示してあります。

12：30頃に出かけ、先客4組10名、後客3組6名と、途切れることなくお客さんがあります。

前回出かけた時の印象があまり残っておりません。
可もなく不可もなくといったことだったのかもしれません。

オーソドックスにラーメン¥500を頂くことにしました。
「ジャンメン」という聞き慣れないメニューがありますが、その正体は地元の方に探ってもらいましょうか。

さて、そのラーメンです。
加水率低めでシコシコの細めの麺。
こういう個性は好きです。茹で加減はイイ。

基本的にあっさり系でありつつ、濃い口の醤油味。
最初の1口目は醤油の味を感じたが、２口目からは甘さを感じる。
クラシカルな東京ラーメンにも似ているし、牛骨ラーメンにも共通項がある。
でも、牛骨らしい香りがないなあ。

柔らかく甘さを感じるシナチク。

バラ肉のチャーシューも甘さがある。
もやしはひげ根が処理してあるから、見た目も良いし、シャキシャキとして食感が良い。

きちんとした中華料理のベースがあるお店は、こういったもやしの下処理が丁寧ですね。
その昔、少年マガジンに連載されていた「中華一番」で「如意菜（ルーイーツァイ）」という食材が出てきたが、豆の部分とひげ根を取った「もやし」だった。手間をかければ、もやしの味が格段に変わるというような話だったかな。

おっと脱線。
スープのことが気になったので、お店の方に聞いてみたら、「鶏ガラ」とのことでした。