新湊漁業協同組合の食堂というので、期待はふくらんだが… : Joseibu Shokudou

万葉線一日フリーきっぷ…の旅

3/5：移動日「能登ふるさと博フリーきっぷ」「北陸おでかけパス」購入。
3/6：「能登ふるさと博フリーきっぷ」の旅
3/7：「能登ふるさと博フリーきっぷ」の旅
３/8：「北陸おでかけパス」の旅
３/9：高岡・万葉線の旅
３/10：移動日

JR北陸本線・直江津～金沢間が経営分離される直前に、集中的に北陸地方を荒らしまくった私♪（笑）
2/16に次ぎ、この日（3/9）も、高岡・「万葉線一日フリーきっぷ」で行動した。

2015年３月９日訪問
まずは朝食を…という事で、東新湊駅で下車。
入ったのは女性部食堂である。
それにしても、↑強烈なインパクトな店名だよね！（笑）

この「女性部食堂」の意味は…？
「新湊漁協の女性部が、その日獲れた魚介をおふくろの味に仕上げる食堂」だったのである。

店内はきれいで、テーブル席と小上がり席があった。
私は４人かけテーブル席に着いた。

女性スタッフは２人。
最初に「定食、刺身をつけますか？」と聞かれたので、ちょっと妙な感じがした。
→これについては、後述したい。

私が注文したのは、刺身定食・1300円。
実は私…刺身に期待していたので、本当は、海鮮丼が食べたかった。
ところが…
こちらには、海鮮丼がなかったのだ。

聞けば、定食・1000円には刺身が入ってないという。
結局消去法で、刺身定食・1300円しか注文したいものが残らなかったというのが、正直なところだった。

他のメニューは、豚丼・600円、牛丼・600円、カレーライス・600円というラインアップ。
→新湊漁業協同組合がやっている店というよりも、どこかのファストフードのような内容（苦笑）だよね。

刺身定食の内容は…
・刺身（イカと白身魚）
・魚の煮付け（２種類）
・イカめし
・煮物
・酢の物
・つけもの
・フルーツ
・みそ汁
・ごはん

このように↑列挙すると、さぞかし充実した内容のように受け取られるだろう。
しかし…
それぞれの量は少なかったし、何よりも、私が期待していた内容とはかなりのギャップがあった。

魚の煮付け２種類は、おそらくカレイとイワシで、カボチャもついていた。
イカめしは、小さなイカにもち米をつめて作ったもので、もち米はペースト状になっていたので、最初はイカめしと気づかなかったくらい。
煮物には、かなり味のしみた大根やフキが入ったもの。
フルーツはリンゴ。

みそ汁は大きなおわんに、短冊切りの大根・ニンジンが入ったもの。
ごはんは、かなり少な目。
（お替わりは50円増し）

「いろいろついた定食なのでうれしい」という事は、あるかも知れない。
でも私としては、あれこれは必要ないから、「メインの刺身を充実させてほしかった」のである。

最初の「定食、刺身をつけますか？」を理解したのは、運ばれた定食の内容を見た後だった。
→こちらの刺身定食は、（通常の）「定食に、刺身をつけたもの」だったのだ。
だから、「定食、刺身をつけますか？」と聞かれたのである。

私が注文したような内容なら、メニュー名は「刺身定食」ではなく、「定食（刺身つき）」とするべきだろう。
刺身がメインにすえられた「刺身定食」と、「定食がメインで、それに刺身がついたもの」では、大きく違う。
私が食べたのは明らかに「定食に刺身がついたもの」であり、「刺身定食」ではなかった。
→例えば、魚の煮付けを省いて刺身を充実させれば、まだ満足度は高まったはずである。

いずれにせよ、漁業協同組合がやっている食堂にしては、魚系統がイマイチと感じざるを得なかった。

味は悪くはなかったどね。
ごちそうさま。

【富山湾の中心・新湊漁港】
新湊漁港は富山湾の中心部、最も奥深いところに位置しているため、回遊魚が多く集まる。
また新湊漁港では、日本海で行われているほとんどの漁法による漁獲が行われているという。

庄川・小矢部川の２大河川の河口部に位置し、地元では『あいがめ』と呼ばれている海谷も発達しているため、深海性の魚介類も多く、四季を通して多くの魚介類に恵まれています。

富山湾が「天然のいけす」といわれる所以である。

※参考：JFしんみなと(新湊漁協)について