パン売れてる。夕方まで保たない。 : Noce

ノーチェに寄って、明日の私のお昼のパンを買います。

しかしながら、パンの残りが少ない気がする。ハーフにカットしてあるピザの品揃え二つのうちの一つ、白エビと季節野菜のピザ(360円)も残り二つ。これは早く買わないとなくなってしまう。

私と目が合った、この白エビと季節野菜のピザをトレイに取ります。あとはバゲット・ミニ(150円)、パン・ペルデュ(150円)もいただきます。、

職場には電子レンジしかありませんが、なんとかして温めて食べることにします。

ピザはとろけるチーズと土台の生地がいい具合にマッチして美味くなってる。ただ、一日置いたからでしょう、白エビの甲殻類独特の香りが前に出ています。菜の花など季節野菜も主張を強めています。そこそこいけますが、やはり焼きたてには敵わないということを、再認識。ピザよりはかなりデザート寄りのパン・ペルデュは、温めると俄然美味しくなりました。表面のキャラメルソースも溶けて下の生地に染みこんだお菓子です。

最後に、更に軽めに加熱した、バゲット・ミニは、期待通り外カチカチ、中ふんわりの今風の味。これなら、残っていたクロワッサン等は直ぐに売り切れるでしょう。

今日も駐車場が満車のnoceさん。一番奥に一台分空きがあったので、行ってみました。
店内はやはりほぼ満席で、しばしテーブルのセッティングをしてもらってから座ります。、、おい、この中で男性客は私1人か。

noceといえばパン、ということで、今日の私は、パンプレートランチB（前菜とサラダ、スープとパン盛り合わせとデザート、ドリンク）(1480円)、を注文。妻は、人生初リゾットに挑むべく、清水の舞台から飛び降りるほどの決心で、リゾットセットA（サラダまたはスープ、高岡産野菜のリゾット）(1400円)に、+220円でデザートとドリンクもつけます。サラダまたはスープについては、妻はスープを選択。

まず私の前菜サラダ。今日もカラフルな野菜がたっぷり食べられます。前回にはなかった、焼き目をつけたネギ、そしてキウィが特に美味しい。
スープはカボチャのスープでした。この時期はカボチャで決まってるのかもしれません。

私のパンの盛り合わせのパンは、トーストされ、オリーブ油が付いてきます。一方妻の方にもパンが一切れつきます。こちらは軽く温めてある。いずれにせよ、かつて中川駅前にあったBREADのパンを彷彿とさせます。トーストされてサックサクのクロワッサンも、いいバターを使ってる。

そしてリゾット。チーズの香りがふわっと立ち上り、怖じ気づく妻。これはたっぷりチーズが含まれてそうですが、意外とさっばり軽い口当たりに、妻も私も一安心。前回のパスタ同様、パルメザンチーズを皿の上に敷いてからリゾットが盛り付けられているから、チーズの香りは立っているけど、さほどにチーズは料理の中には含まれていないのかもしれません。チーズ苦手な妻もどんどん食べ進めてます。もちろん、椎茸、しめじ、キャベツ、ブロッコリーの茎、サツマイモなどたくさんの野菜が使われているのもさっぱりした口当たりを作り出しているのかもしれません。

最後のデザートは前回と同じプリンでした。真っ当に作られたカラメルソースの濃い味がいいアクセントを添えてます。

パンでお腹がいっぱいになりながら、リゾットを食べるスプーンを止められなかった。今日もおいしい野菜をたっぷり食べる、という目的にぴったりなnoceさんでした。
お会計(3100円)が終わって、改めて店頭のパンの棚を見ていたら、フランスパンで作ったフレンチトースト「パンペルデュ」が柔らかそうで、つい、２つ買ってしまいました(300円)。まだしばらくお腹いっぱいのままですから、夕食後に食べます。

高岡の超人気店noce、何度かチャレンジしてますが、いつも満席でなかなかランチでお邪魔できない。今日は不退転の決意で13時過ぎに向かうと、なんとテーブルが三つも空いている。といっても他のテーブルは全て埋まっており、そのなかに男性は私ともう1人、という現実に足がたじろぐ私でした。このnoceさんの女性人気の秘密を解き明かしていきましょう。

ランチのメニューはパスタAセット、パスタBセット、そしてリゾットのA、BセットとパンプレートA、Bセット、サンドイッチセットから選び、さらにパスタは３種類から選ぶ形です。パンも売りの一つであるnoceさんですから、私はカポナータのフォカッチャサンドのサンドセット（サラダとスープ、ドリンク付き）(1300円)さらに+220円でデザートも付けることにしましょう。妻は、パスタB（パスタ、前菜とサラダ、スープ、ドリンク、デザート）(1880円)で、ひき肉の煮込みとカブのクリームのパスタにします。

店内の大きな黒板には、ディナーのアラカルトが書かれています。ちゃんと氷見牛のローストなんていう文字を見ただけでよだれが出そうなメニューも書かれてます。ぜひ今度はかぶりつきたいものです。

まずは妻の前菜サラダ。これは野菜がカラフル。野菜だけではなく、パテも二種類ついていて、この辺が「前菜とサラダ」になっているわけですね。そして野菜がうまい。コショウの縁取りをした薄切りのカブにグラッセされたサツマイモや素揚げされた南瓜やナス・万願寺のローストそして、グリーンリーフにバーニャカウダドレッシングがかけられている。これ、生野菜そのまま以上に新鮮なんじゃないかと思われるサラダになってます。小さなガラスボールにはサツマイモのキントンにレンズ豆。もうお腹いっぱいになるんじゃないかという質と量の野菜がたっぷり。

私の方は、南瓜のポタージュ。いやもうこれ、南瓜でしょう。とろけるけど、蒸し南瓜にスプーンを差してそのまま穿って食べているくらいに南瓜でした。このスープは少し後で妻の方にも出てきます。もちろん妻も絶賛。

さて、私のフォカッチャサンドが同じプレートに先ほどの妻のサラダに近いくらいのボリュームのサラダを乗せて運ばれてきました。カリッとしたフォカッチャの中に野菜の旨味がしっかりと甘くなるまで引き出されたカポナータが挟まっている。今回は前菜ではないのでパテはないのですが、こんもりとしたグリーンリーフに南瓜の素揚げ・ナス・万願寺のローストがまたまたついてきます。地元野菜が新鮮で、しかもカラフル過ぎます。サツマイモのキントンとレンズ豆も付いてます。

なるほど、新鮮な野菜がこれでもかとたらふく食べられる、この辺に女性人気の秘密がありそうです。そして、妻のパスタ。カルボナーラ風なんですが、ひき肉が入ってる。薄切りのカブがミルフィーユのようにクリームソースの中に隠れ、カブの緑の葉の部分も使われ、ひき肉と一緒に細めのパスタに良い歯応えを加えてくれます。表面にはピリリとコショウが一面に振りかけられ、そして、パスタの皿の底には粉チーズが敷き詰めてある。これは大変な創作料理ではないですか！！！

妻のセットについてきたフランスパンもカッチカチで私が一番好きなタイプ。もう満足、なんですが、これにデザートとコーヒーがきます。デザートは硬めのプリンとアイスクリーム。硬めのプリンという点がミラノ風なのかもしれません。コーヒーは二三味コーヒーでしょうか、焙煎が深く、黒くて後味スッキリ。

メニュー黒板を見ていた時は、少し一皿の価格が高いように思いましたが、この新鮮野菜たっぷりの昼食で3400円というのは、リーズナブルと言えましょう。人気店の秘密が少し分かりました。いやいや、今度はディナーメニューのガッツリ肉料理を検証しにこないと。