店名 |
Hama Kissaten
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类型 | 吃茶店 |
预约・查询 |
073-422-7843 |
预约可/不可 | |
地址 |
和歌山県和歌山市雑賀町133 |
交通方式 |
南海・JR和歌山市駅より徒歩約15分 和歌山駅より徒歩約25分 距離和歌山市 887 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999
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座位数 |
39 Seats ( テーブル席 4人×8 2人×3 1人×1) |
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个人包厢 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
平静的空间 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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备注 |
モーニングは、ありません。 |
二週続けて和歌山にやって来ました。
先週伺った純喫茶 ヒスイの衝撃が忘れられず、再び和歌山のぶらくり丁へ。
今回訪問したのは、浜通りに建つ昭和33年創業の浜喫茶店。
土曜日の午前8時の訪問ですが、ドアを開けると・・・開かない。 閉まっています。
えっ、もしかして今日は休みか・・・と立ち去ろうとすると、ドアがスーッと開きました。
チェック柄のシャツにベストを着たダンディーなマスターが、微笑みながら
「今日は土曜日なんで、開店が少し遅いんですよ。 準備出来たら開けますから・・・」
「ス、スミマセン。 そこらうろうろしてきます。」 と、20分後に戻ってくると、
ドアを開けて待っていてくれました。 聞けば、土曜日は8時半の開店だそうです。
迎え入れられた店内。 ここもめちゃくちゃ雰囲気がありますね~♪
以前訪れたことがあるような懐かしさ・・・そうノスタルジックさを感じます。
オレより年季が入っているであろう調度品たちのオーラがあります。
明るく柔らかな光が入るガラスブロックの前のテーブル席に座らせてもらいました。
船の舵がシルエットになっているインパクトのあるオシャレな空間。
マスターに早く開店してもらったお礼を言い、
モーニングセットがないと言うのでトーストとレモンティーをオーダーです。
事情を説明して店内の写真を撮らせてもらいます。
60年近い歴史があちこちに感じられました。 まず飾られたレコードジャケット。
和洋のレコードのジャケットが重ねられて飾られていますが、
もう色が判別できないほど煙草のヤニのおかげでセピアカラーへと変色してしまっています。
「昔はレコードかけていたんですけどね」と二代目のマスター。
今はテレビが掛けられている横にBOSEのスピーカーが置かれていました。
次に目が行ったのが、テーブルとテーブルの間にあるパーテーションの彫刻。
よく見ると、魚の形や尾びれ、タコのようなデフォルメされた模様が・・・。
マスターは「これは和歌山の加太に住む職人さんが彫ったんですよ」と教えてくれました。
アラビア文字のようなものも彫られていました。 意味があるのか二人ともわからず。
こんがりと焼かれたバタートーストと落ちついた柄のカップに注がれた紅茶が運ばれてきました。
「この雑誌にもうちの店の写真があるんで、どうぞ」と渡されたのが和歌山の地域雑誌。
2003年というからもう10年以上前のもので、すでに廃刊されたようです。
その雑誌を見ながら、いただきます。
もっちりとしたトースト。 よく焼かれていましたが、焦げた感じはありません。
浜喫茶店では唯一の食事メニューです。 目玉焼きも出来るようですが。
これでずっと60年やってきたのも凄いと思いますね。 やっぱり珈琲が美味いのかもしれません。
使い込まれたNIKKOのティーカップに注がれたリプトンのレモンティーも美味しかったです♪
高齢の常連さんもやって来て昔話を始めたので、雑誌を見ながら話しを聞いていました。
店の裏を流れる市堀川は、和歌山城の外堀だったようで、
店のすぐそばに京橋の御門があったそうです。
さっき京橋で待っていたら大きな犬に吠えられましたというと、
あれはうちの犬ですと言って笑われました。
約1時間の滞在でしたが、めちゃくちゃくつろげました。
偉ぶらない腰の低いマスターです。 また来ます♪ 身体に気をつけてお元気で。
ごちそうさんでした。