生まれ変わる山形を見下ろせるホテル : HOTEL METROPOLITAN

さて、当初は高木先生にお昼に御挨拶を済ませて、夜は仙台に宿泊する予定だった。ところが、山形に向かう途中に高木先生に電話したところ「夕食を一緒にいかがですか？」とのお言葉を戴き「ありがとうございます」と返事をした。これらの電話は私が運転中の車の中で決定したので、家内に車の中から仙台のホテルをキャンセルさせ、山形のホテルを探させた。

ところが、私自身は車を運転している訳で、何処のホテルを取ったら良いのか分からない。出来れば高木先生のオフィスの近くが良いと考えたが、山形には全く土地勘が無い。家内がホテルの名前を羅列した中にメトロポリタンの名前があった。まあ、メトロポリタンはJRが運営しているホテルなので、山形の中心地だろうと予想をつけた。日本のインプラント界の歴史を支える高木先生のオフィスは駅に近いだろうと考えたのだ。

予想通りホテルは山形駅に隣接というか繋がったシティーホテルだ。ついたのは12時前だったので車と荷物をホテルに預け、まずは日本のインプラント界の聖地巡礼ということで駅前を歩き始めた。山形という街は非常に綺麗な街だ。電信棒が無くて遠くには雪がかかった蔵王を望める。まるで、デンバーの街並みのように綺麗な街だ。

街を歩いていると、向こうから見たことのある人が歩いてきた。高木先生だ！私は彼とは初対面だが、彼のことは良く知っている。彼はインプラント界のアイドルというかスターなので写真で顔を知っていたのだ。どういう訳か、彼も私の顔を知っていて夜の予定を確認して別れた。彼は、今から歯科健診で医院を離れて駅前のビルに行くというのだ。私達は高木先生のオフィスまで出かけてオフィス前で記念写真を撮影した後、歩いて霞城公園に桜を見に行った。この桜が素晴らしかった。

その後、歩いてホテルまで戻ってくると午後2時くらいで、お腹が減ってきた。そんな訳でチェックインの前にフロントの前にあるホテルの喫茶店に入った。ここは昼御飯はランチビュッフェをやっているようだが、丁度ランチビュッフェは終了し、片付けている。何か食べるものは無いか？とメニューを見ると、カレーライスもラーメンも無く、唯一お菓子以外の食べ物はサンドイッチだけなので、私も家内もそれを頼んだ。うん、丁寧に作られた美味しいサンドイッチだった。

ランチを終わり、部屋に向かう。家内が予約した部屋は 嗅いで11階でカーテンを開けると眺めが良い部屋だ。目の前は再開発が行われているのか？右手には高層ビルが一つあるが、ホテルの真下は空き地のままだ。今後、どんどん開発されていいく雰囲気が漂っている。後、10年もすると目の前は建築が終わった真新しい都市の景観になるんだと思う。