穏やかな時間 : Umibeno Oyado Ikkyuu

あいにくの曇り空　でも
水平線のところどころに時々光が差し込み
日本海がそのたびきらきらと輝く

たくさんの宿の中からここを選んだ理由は
①料理自慢とあちこちで記載されていた情報をみたこと
②部屋食ができること

宿はきれいな高級旅館というかんじです
スタッフの方もみんな笑顔で感じがよかったです

ただ、過剰な親切な言葉遣いが気になりました。
ここの対応は十分すぎるくらい丁寧だから、
言葉に出さなくても、もっと目と心でお客様の求めていることを
察して行動するくらいの配慮のほうがより自然で気分がいいのでは
ないかなぁと思いました。
なにからなにまで「ありがとうございます」ではなくて
もっとさりげない行動でお客様をリラックスさせていただければ
もう少しよかったと思います。

宿は清掃も行き届いていて、気分がよかったです。

お風呂はお湯もよし、温度よし、景観よし、アメニティ揃えよし、
ということなしでした。

楽しみにしていた夕食は
写真にあるように「ゴージャス」でした
ただ、私たちは目の前に日本海という場所に住んでいるので
期待が大きかった分だけ
お刺身については今の季節の素材としては
ちょっと物足りなさ、というより残念だなっというのが本音でした。

でも、写真を見てください
アワビ丸々１個ですよ。
お刺身も、美しい盛り合わせですよね。
大概の人は、お値段を照らし合わせても満足なお料理だと思います。

アワビに関して言えば、新玉ねぎとバターがアワビの風味を
全部吸い込んでしまっていたので
もっと香りの弱い野菜と一緒に焼いてもらったらもう少し
アワビの風味を楽しめると思います。

山形牛のカルパッチョは焼き具合もよく、野菜もたっぷりすぎず、
タレ甘すぎず、本当においしかったです。

ご飯はウド鈴木さん家で作った「つや姫」だそうですよ（笑）
つや姫は初めていただきましたが、
一粒一粒がきらきら光って、おいしいお米でした。
米にはうるさい秋田県民の私たちですが、満足でした。

宿のサービスの要所要所に手作り感が溢れていて
いい時間を過ごさせていただきました。
天気の良い日には　きっと最高だと思います。