店名 |
Sa Bou Mai(Sa Bou Mai)
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类型 | 吃茶店 |
预约・查询 |
0835-25-1707 |
预约可/不可 | |
地址 |
山口県防府市多々良1-15-1 毛利博物館 毛利邸 毛利ミュージアムショップ舞衣 |
交通方式 |
JR防府駅より徒歩約40分 距離防府 2,053 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
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停车场 |
可能的 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 |
秋の乗り放題パス…での旅・第2弾(3日目)
(2015年10/15~10/17)
小倉~下関~新山口~防府~岩国~横川~糸崎~岡山~高松
→夜行船で三宮へ
この日のメインである毛利博物館の見学を済ませ、休憩する事に。
しかし…
繁華街にもどっても、フリーマーケットでの大混雑振りを目にしていただけに、落ち着ける場所はないような気がした。
2015年10月17日訪問
そこで今回は、毛利博物館のすぐ横にある喫茶店で、休憩する事にした。
入ったのは茶房 舞衣である。
客が多い時は定かではないが、とても落ち着く雰囲気の店だった。
しかもレトロ。
他にも部屋があるようだったが、私が利用した部屋には、4人かけ丸テーブルが3卓と2人かけテーブル席が1卓あった。
2人かけテーブル席に着いて、アイスコーヒー・550円を注文。
値段は若干高目の設定ながら、お菓子つきだった。
お菓子はクッキーで、ポルボロンという、スペインはアンダルシア地方発祥のお菓子のようだ。
食べるとほろほろと崩れる食感が特徴。
あ、ぽるぼろ(本当は、ほろほろ)と崩れるから、ポルボロンか!?
→違います!
帰宅後に調べてみたら…
スペイン語表記では「Polvoron」となり、粉やちり、ほこりを意味する「polvo」が菓子名の由来になったみたい。
→「粉やちり、ほこり」というときれいなイメージではないが、「粉雪のような口溶け」という、そっちの意味あいのようだ。
口に入れて溶けるまでの間に3回「ポルボロン」というと幸せが訪れる…彼の地では、そんないい伝えがあるお菓子らしい。
こちらのポロボロンは、シナモンの香りがした。
ポルボロンを食べながらコーヒーを飲んでいたら、花燃ゆで銀姫(毛利安子)を演じた田中麗奈の顔がふと浮かんだ。
ちょうど毛利博物館では、「女性たちの明治維新-動乱をくぐりぬけた毛利家の女性たち」(9/12~10/25)と題した企画展をやっていて、洋装を好んだ毛利安子(最後の藩主・毛利元徳の正室)の活躍などについて見学したばかりだったからだ。
奇しくも11/29放送の2015年大河ドラマ・花燃ゆでは、美和にアイスクリームの作り方の手順書(レシピ)をおしえたという設定で、安子の「進取の精神旺盛な性格」が描かれていた。
今回は他に客がいなかったため、ゆったりと過ごせた。
ほっこりとしたひと時であった。
ちなみに…
姫重・2200円、との重・2000円などのメニューもあり、食事も可能だが、こちらは予約制との事。
【旧毛利邸と毛利博物館】
毛利博物館とは、1916(大正5)年に建てられた公爵毛利家の本邸を、博物館として公開している施設である。
あえて説明するまでもないが、公爵毛利家とは、戦国大名毛利元就の子孫にして、江戸時代には長州藩の藩主、明治維新後はその功績により華族の最高位である公爵となった日本でも指折りの名家である。
毛利博物館に所蔵する資料は全て毛利家に伝来したもので、国宝4件7点、重要文化財9件約9000点を含む、総数約2万点にも及ぶ。
スケールが大きいと感じるのは、この毛利博物館は、邸宅(旧毛利宗家本邸)の一部でしかない点である。
ちなみに…
この場所の選定は、元長州藩士で、当時内務大臣であった井上馨が暗躍…ではなく(笑)奔走し、多々良山の南麓に場所を選定したとされる。
→井上馨というと、汚職事件などのダークなイメージがつきまとうが、旧藩主のために尽くす気持ちも、一級品だったようだ。
※参考:毛利博物館/国指定名勝 毛利氏庭園