Restaurant name |
Shimo bashira
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Categories | Soba (Buckwheat noodles) |
017-729-1235 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
青森県青森市浜田2-14-4 |
Transportation |
1,791 meters from Tsutsui. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
美味なる楽園 札幌の街を後にして次ぎに訪れた街が本州最北端である青森県青森市。
そして一軒目に伺ったのが青森市でも屈指の蕎麦屋である【しもばしら】。
當店の店主は蕎麦の名門 柏の【竹やぶ】さんで修行を積まれてこられた方であり、
店名の【しもばしら】の命名は師匠である柏【竹やぶ】の店主 阿部孝雄さんと伺った。
さて、店内へと続くアプローチもなかなかいい雰囲気を醸し出しているが店の外観自体も
余り蕎麦屋、そばや した感じではないので気をつけないと見逃してしまうかもしれない。
店内はシックな色調の色使いで統一されており落着いた雰囲気の中、中庭を臨みながら
蕎麦前を愉しむということもなかなかいい感じの店でありました。
先ずは【蕎麦みそ】と、つきだしの【揚げそば】をアテに青森の地酒の【田酒】をゆるりと…
店内に流れる心地良いリズムの音楽に身を委ねながら時どき品書きに目を向けては何を
戴こうかと考えつつ、酒肴にもなりそうな、【天ぷら】付きの【石臼挽きのせいろ】と手挽きの
【田舎】を御替りとして供して戴くことにした。
注文をした【天ぷら】付きの【石臼挽きのせいろ】の【天ぷら】だけを酒肴にしたいので先に
供して戴けぬものか尋ねてみると意外にもあっさりと快諾されて當方の所望したとおり揚げ
たての【天ぷら】盛合せだけを先に供して戴き、それをアテにして更に酒を追加で戴いた。
やはり昼酒ってものは堪らない止らないですね(笑)
【天ぷら】は海老が二尾、鱚が一尾、茄子、獅子唐、椎茸という内容のもので揚げ具合も
油切れもまずまずで、ぷりっぷりとした食感の海老の天ぷらと茄子が美味しかった。
酒器の中の酒の分量が少なくなってきたところで【せいろ】、【田舎】の順で蕎麦を供して
戴きたい旨を伝え程なくして供された【せいろ】から戴いてみる。
石臼挽きの【せいろ】は透き通るような蕎麦の白さに先ず驚かされてしまう。
少量、蕎麦を箸で手繰ってそのまま口に運んでみるとコシもあり喉越しも良くなかなか旨い。
流石に、柏【竹やぶ】仕込の手打ち蕎麦と納得。
そして時間差で供して戴いた手挽き粗挽きの十割の【田舎蕎麦】の透明感にも驚きである。
こちらは蕎麦の力強さがみなぎっており口にした瞬間に甘みと香りが弾けだし鼻腔から抜け
ていく感じも堪らなく素晴しい蕎麦であった。
天ぷらに添えられてきた【塩】を使って戴くと蕎麦の甘みと風味がくっきりと立って一層秀逸
な蕎麦に感じられた。
蕎麦とともに供された【つゆ】の味は節出汁が程良く利いた辛口系のつやであったが藪系程
の辛さではないがスッキリとキレのあるものだった。
二種類の蕎麦ともに天ぷらに添えられてきた【塩】で大半戴いたのですが【つゆ】との相性も
決して悪くはなかったように思いましたが、惜しむらくは添えられた【山葵】。
これ程、質の高い蕎麦を供される割に【山葵】が【本山葵】ではないことが非常に残念だった。
賢者の方であれば画像をご覧戴ければ云わんとしていることをお察し戴けると思いますので
敢えてここには書き記しませんが、【山葵】がとても残念でした。
そして最後に供された【蕎麦湯】は蕎麦粉を溶いたものを加えられたと思われる白濁タイプ
のものが供された。
さて、當店の評価でありますが蕎麦は【竹やぶ】仕込で【せいろ】も【田舎そば】も申し分ない
出来であり ★★★★(4.0)相応と思われますが供された【山葵】が、どうしても納得がいかず、
味の評価を ★★★☆(3.5)と評価させて戴きました。
塩で戴く分には全く問題ないのですが、やはり【山葵】も蔑ろにはできません故…