Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Tsugaru Kappo Mirai
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Categories | Japanese Cuisine、Regional Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
017-775-2005 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
青森県青森市安方2-3-16 |
Transportation |
Approximately 8 minutes walk from JR Aomori Station 607 meters from Aomori. |
Opening hours |
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Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) |
Number of seats |
18 Seats ( Counter 8, table 4, tatami room 6-10) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people、For 8 people *10 people are also possible |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
Business |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Remarks |
*Please note that taking photos inside the restaurant is generally prohibited when there are other customers. *For lunch meals, you can also choose to have the evening course. |
せっかく、青森に来たので、東京では食べられないような青森の食材を味わいたい、ということで、こちらのお店を予約。
カウンターのみのこじんまりとしたカウンター割烹を想像して入ってみると、とても広い店内で、カウンターの他に、座敷やテーブルもある。それなのに、ご主人のワンオペであることにびっくり。あ、一人でこれだけの客をさばいてるんだ、、、すごい、どうやってるのかな、と、料理だけじゃなくて、仕込みとか、サービスとか、オペレーションも興味対象に。手際よく、一人で三人分くらいの仕事をこなされていました。
席について、まず、飲みものメニューを見ると、津軽の日本酒、地ビール、ワイン、その他、ずらっと、おいしそうなお酒が並ぶ。その中から、まずは、青森でしか飲め無さそうな、黒ニンニクビールを選択。きわものかな、と思いつつ、飲んでみたら、これが美味しい! どんな食事にも合う、癖のない、クリアな味わいのビール。ピルスナーに近い、いや、もっとクリアな、リピートしたくなる味でした。
料理は、大将の引き算の美学を反映した、青森の地元の素材を自信を持ってどーん、と提供される。ああ、青森って、食材の王国なんだ、と、圧倒された。ただ、大将が地元の素材に自身満々過ぎるところもあり、余計なことをせず、そのまま出してくるので、江戸前の仕込みになれた舌には、もうちょっと、熟成させたり、素材と掛け算して、味わいを深める技も味わいたかった。良くも悪くも、とてもシンプルで、素材をそのまま味わって下さい、という豪快なお料理でした。
20,000円コースの内容は以下の通り
(最初のお酒:稲村屋の純米大吟醸、キレ・コク・旨味、無茶苦茶美味しい)
一皿目 天日干しにした陸奥湾ホタテ貝柱と津軽海峡エゾアワビの土瓶蒸し
二皿目 津軽の美味しいもの盛り合わせ(自家製カラスミ、煮ダコ、サザエ、焼き魚、イカと菜炒め)
(二杯目のお酒:白神の山廃純米 山廃の癖があって、若干苦手な味)
三皿目 津軽海峡ムラサキウニと、イカの刺身
四皿目 真鯛?だったかの焼きもの 津軽の立派な原木しいたけ
五皿目 ヒラメと真ゾイのお刺身 マゾイは、新鮮ぷりぷりすぎて江戸前の熟成ネタになれた舌には顎がつらい
(三杯目のお酒:吟麗 鳩正宗 癖の無いお酒で、記憶にない、、、)
六皿目 陸奥湾ワカメのお吸い物 これぞ引き算。ワカメを白出汁で煮ただけ!
七皿目 久六島サザエ
(四杯目のお酒: 菊姫 山廃純米酒 なにやら、肉に合わせて同じ銘柄の違うものを出して頂いたようですが、写真撮り忘れました。こんなに後味がすごいお酒は初めて。いつまでも余韻にひたれました。)
八皿目 八甲田山黒牛のヒレステーキ 津軽平野のそばもやし このそばもやしが絶品!
九皿目 自家製手打ちそば(茨城蕎麦粉7:小麦粉3くらい?) コシがシコシコ。が、そば好きとしては、やっぱりコシの弱い10割で食べたかった。
十皿目 いちごと小豆のスイーツ、水菓子(八甲田山アカシア蜂蜜シャーベット)
そば粉(茨城)とわさび(長野)以外は、全て青森の地産地消、ということで、青森の豊かな食材に打ちのめされた夜でした。合計30,000円。ご馳走様。