いきなりすっげえ寿司屋に大当たり。青森寿司遠征も見晴らし良好、前途洋々。
弘前に来ています。
弘前駅寿司の検索をします。駅から1km以内、11時開店、日曜営業。ヒットしたのがこの一休寿司が一軒だけでした。日曜営業、昼営業、と言うのは結構ハードルが高いかもしれませんね。ピッタリなのが全国どの都市でも回転寿司ですが、弘前駅1km以内にはなくて3km以内なら8軒ありました。
一休寿司まで400m、歩いて5分。立派な寿司屋で、中に入るとゆったりとした空間に大きなL字カウンターが目に飛び込んできます。口開けで入りましたからもちろん先客はなし。つけ場に大将が一人いてその正面のカウンター席に座ります。ビールとお茶をお願いしてから、いつものおしゃべりタイム。
*ビール
*お通し
この店で一番驚いたのは、ネタケースの大きさとそこにびっしりと入っている下ごしらえが終わったたっぷりな量のネタですね。一目でこれが全部売れるお客さんの多さと、それに対応するネタの良さ。地域一番店は間違いありませんが、人気独占ではないでしょうか。
まだ朝の11時ですから、
『この下ごしらえの量から拝見すると、2,3人でさばいたのですか?』
『えっと、今日は4人でしたね。』
いわば大箱の寿司屋で大繁盛店。いい店に当たりました。この日、この時間に。
『では、握りのまえにちょっとだけ切ってもらいたいのですが。そちらのホタテとシャコ、お願いできますか?それと、今日ほやの仕入れはありました?あれば1個剥いていただきたいのですが。』
*ほたて
甘味があって食感もいい青森のほたて。最高です。どの店で食べても旨い。感激します。
*シャコ
大ぶりなシャコは子持ちでした。こんなシャコを普通に食べれるなんて、ありがたいことです。
*ほや
目の前に来てから失敗に気がつきました。ほやは酢で食べるのは嫌いなんです。というよりも、あんなに旨いほやの風味を酢で消すなんて信じられません。新鮮ならそのまま食べるのが当然ですし、酢で食べるのは新鮮でないものに限ると信じてます。
よかったあ。酢は一切使わず、そのままの味でした。
『実は言うのを忘れちゃったのですが、ホヤを酢で食べるのは嫌いなんです。』
『青森じゃあ、こうやって水で食べるのが普通ですよ。』
やっぱりね。ホヤって人間が舌で感じる五つの味、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味がある、他の食材にはあまり無い特徴をもった食材だと聞いたことがありますが全くその通りですね。
目の前のネタを見てると何の握りがいいか迷うので、特上握りにしてもらいました。写真を見て頂ければすぐに分かると思いますが、新鮮さと大きさを備えた素晴らしいものばかりで少なくても東北のどこかで暮らしていたら毎月通う店だなあと思いました。
*大トロ
*中トロ
*赤貝
*うに
*いくら
*ボタン海老
*あわび
*ひらめ
*数の子
*蟹足
*お椀
以上でしたが、追加で
*シャコ
*こはだ
*したきり(あおやぎ)
おなかも心もいっぱいになって。お礼を申し上げて精算。激安な値段でまた驚いて店の外に出たのでした。
さ、大きなスーツケースをコインロッカーから取り出し、青森行きの列車に乗り込みます。
(#6537)
Restaurant name |
Ikkyuu Zushi
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Categories | Sushi、Unagi (Eel)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0172-28-1900 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
青森県弘前市大字城東2-1-3 |
Transportation |
弘前駅東口から徒歩5分程度 444 meters from Hirosaki. |
Opening hours | |
Budget |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、nanaco、WAON、iD) QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
( 1階カウンター2階個室) |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK お店の前に数台分あり別途、数台分あり |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Business |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
大人の休日パスを使っての青森旅行です。
JRイーストで4日間乗り放題が15000円。千葉から最も遠い青森に行って4000円の年会費を回収しなくては。弘前まで往復すると35000円になりますから一発で回収できます。
当初の計画では五所川原スタートのつもりで、店も決めてました。新青森で在来線に乗り換えて気がついたんですが、五所川原って乗り換えがあるんですね。荷物もありますから、じゃあ終点の弘前まで行っちまえで、弘前なら絶対に一休寿司、とまあこういうことだったんです。
店に到着。中に入ると見覚えのあるL字カウンターで、ネタケースにはぎっしりとネタが積まれていて。こういう寿司屋は絶対に間違いないです。このネタが今日中に全部、ほとんどはけちゃうんですから。お店の人たちにご挨拶。同じメンバーだと思います。
この日は2階で寄合があったみたいで、背広がどんどん2階に吸い込まれて行ってつけ場も忙しかったです。さてと、先ずは何をさておき『ほや』から。
*ホヤ
新鮮ですので酢のものでは食べません。新鮮な味と香りを酢で殺すようなことはしません。昆布を入れた出汁に漬けて出て来ました。キュウリも浮かんでます。いやあ、本当にこの時期のホヤは世界三大珍味に名乗り出て欲しいくらい旨いです。帰るまでに何個食えるかな?
*北寄貝
でかい北寄貝がありましたので1個剥いてもらいます。青森だとこういう場合、値段を気にせずにいけいけでいけるのが実にいいです。
*ほたて、赤貝ひも、げそ
ネタケースを全部見てオーダー出来るすばらしさ。なので、弘前に来たらもうここに来れば取りこぼしなしなんです。
*磯つぶ貝
お通しでこのレベルですから、すごいわ。
とまあ、キリがないし夜もありますからこの辺で握りにします。
*特上握り
同じ特上でも関東の寿司屋に比べてネタの旨さが全然違います。厳しい気候の中で生活を続けて青森に居続けるのは、こういう旨いものが食べれるからだ、と結論付けたくなる位うまいです。
*大トロ
*中トロ
*ひらめ
*うに
*いくら
*赤貝
*さざえ
*ぼたん海老
*数の子
*蟹
*(追加)いわし
*(追加)芽ネギ
*お椀
*デザート(りんごのコンポート)
めでたし。