Restaurant name |
Hasuya
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Categories | Izakaya (Tavern)、Nihonshu (Japanese sake) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0172-33-6981 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
青森県弘前市上瓦ケ町1-1 |
Transportation |
257 meters from Chuo Hirosaki. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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秋田から「リゾートしらかみ」に乗り、弘前に降り立ちました。
乗っている際にほとんど寝る間も無く、いい感じにアルコールも入っていたので、夕方にホテルまで行き、ひと眠りしてから、ホテル周辺の居酒屋を検索していたらここが見つかりました。
アーケード商店街の近くではあるのですが、明かりはぽつぽつと。しかも、とても居酒屋の入り口とは思えないような、民家の入り口のようなところなので、思わずタバコを吸いに出てきたお客さんに訊いてしまいました。
店内は若いお客さんを中心にほぼ満員でしたが、カウンターが空いていたので待たずに通してもらいました。
まずは生ビールに、ポテサラ・ニラのおひたしに、店員さんにおススメしていただいた刺し盛りを。
ビールと共にお通しが出てきましたが、これがヤリイカと思われる小型のイカの煮付けでした。地元ではあまり観ない、白ネギの千切り(白髪ねぎではなさそう)に、カラシが添えられてました。
イカ自体は柔らかく煮込まれており、味も甘さよりはしょっぱさ寄りではありましたが、かなり良い味付けでした。ネギもカラシも合いましたね。ポテサラも、黒コショウが振ってある今風なやつでしたが、嫌いな人はいない味でした。
個人的に推したいのは、ニラのおひたし。サッと茹でたと思われるニラを、ぎょうざのタレ的な、ラー油の効いたタレに浸した代物でしたが、これがめちゃくちゃ美味しかったです。ニラ自体もシャキシャキで、スジも残らないような良いものを使っていて、タレのちょい辛かつ酸っぱさの加減がたまらなかったです。
刺し盛りは、ウニ・平目・北寄貝・しめ鯖・あじ・子持ちシャコ・タコ(水だこ?)・海峡サーモン・メジマグロ(中央)です。まあどのネタも旨かったです。
中でもメジマグロと店員さんが言っていたネタが、脂の乗り方というか、ねっとり具合と味の濃厚さが、本マグロの中トロよりも好きな感じの味でした。子持ちシャコも味わったことないような代物でしたし、旬らしい平目も、技が光るしめ鯖も、他のネタもどれも美味しかったです。この刺し盛りが1100円なのがめちゃくちゃお得ですね。この刺し盛りを頼んで、美味しかったネタを単品で追加するのも良いのではないかと。
日本酒も当然頼みました、ビールの後は、亀吉の特別純米辛口酒を。あとは豊盃の「ん」と、じょんがらだけぬる燗で。青森の地酒と言えば「田酒」だと思っていましたが、どれもまあ美味しかった。ちょっとしょっぱめなアテとも合うんですよね。ハズレが無さすぎます。
ちなみに、置いてある日本酒は、何故か関西の、しかも大阪の地酒まであったのにはビックリしました。
そもそもお腹は膨れていたので、〆に卵味噌ごはんを。
青森の郷土料理である貝味噌焼きの、ホタテ貝の要素を除いた食べ物で、卵とじを味噌で味付けしたものをご飯にぶっかける食べ物です。ご飯ももちろん美味しく、卵味噌もなかなか美味しかったのですが、まあなかなかのしょっぱさ。以前に青森駅前で食べた貝焼き味噌もそうでしたが、生卵を追加してちょうどいい塩梅でした。
店内は、後から知りましたが、弘前大学だと思われる学生さんやら留学生の方がたくさんおられましたし、22時前後までいましたけど終始活気がありました。
個人的には、店員さんが常連さんばかり相手にしていて、どこの馬の骨とも知れない自分と、あまり話してくれなかったのが残念でしたが、むしろ観光客はあまりメインではなく、地元客が中心の酒場だったのかなあと思い返しています。関西の地酒とかが置いてあったのはまさにそうでしょう。
出てくるものはとにかく間違いなかったので、次弘前に来た時も、真っ先に訪れたいと思ってます。