Restaurant name |
Tomiya
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Categories | Cafeteria、Regional Cuisine、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0895-23-1232 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
愛媛県宇和島市和霊元町1-3-2 |
Transportation |
101 meters from Uwajima. |
Opening hours | |
Budget |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
OK For 10-20 people |
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Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK 店前に2台あります |
Occasion |
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Remarks |
移転に伴い屋号が(とみや)から(富屋)に看板の表記が変わった。 |
初回訪問は2011年。久しぶりに再訪したら店舗が移転して新築されてました。旧店は食堂風でしたが、新店は小料理屋なたたずまいです。
この店での狙いは"鯛めし"と"さつま汁"。どちらも定食or単品が選べるようで、定食と単品の違いを問うと「定食には煮物/汁物/デザートが付きます」との事。定食の+αの料理は純粋に重複になりそうなので、鯛めしは定食で、さつま汁は単品で注文し重複回避です。
さて料理の紹介です。
南予の宇和島鯛めしは、鯛の刺身をヅケダレと卵で混ぜて食べます。ヅケダレには海苔も入れます。鯛の刺身は量が結構ありますが、1切れは小振りです。1切れが小さい分だけ表面積が増し、ヅケダレとよく味が絡まります。
また卵は、卵白を除いた卵黄だけがヅケダレに入っているので、混ぜるとより絡み、より甘みが増します。鯛の刺身も仕入れ直後の新鮮な物ではなく、チト熟成させた身を使っているようで旨み増しに貢献してます。 コレ美味しい!
煮物は、鯛カブトのアラ煮。よ~く煮詰まってて濃ゆい甘み。身はもちろん、煮込まれた骨も半分ぐらいは食べられます。
汁物は、麦みそ汁。麦白味噌の甘さが鹿児島/宮崎よりも強く、宇和島オリジナルですなぁ。私好みです。デザートのバナナの輪切りだけは昭和だと思うぞ。笑
さつま汁は、焼いた白身魚を麦味噌とダシ汁で伸ばした汁物料理ですが、粘度が高く、とろろ汁みたいな食感で美味しいです。南予の白身魚だから、てっきりエソだろうと思って若大将に訊いてみると「ウチは鯛を焼いて使ってます。宇和島市内の店によって使う魚が違います」との事。地元の珍しい下魚の名を期待していたので、ちょっと意外でした。
ちなみに若大将は4代目で、8年前に鯛めし定食を造ってくれた3代目は未だ引退してないけど大半を4代目に任している。との事。by3代目の女将談
地方を旅しているとシャッター商店街の増加が目につく中、宇和島の地で新店に建て替えて事業が継承されているのを見るのは、なんとも心地良い気分にさせてくれます。若い力に期待します。ご馳走さま
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鯛めし定食(\1,300):鯛の刺身,ヅケダレ,鯛カブトのアラ煮,御飯,漬物,麦みそ汁,バナナ
さつま汁<単品>(¥1,000):さつま汁,御飯,漬物