Restaurant name |
Ryouri diya uoshirou(Ryouri diya uoshirou)
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Categories | Seafood、Crab、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0776-82-0141 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
福井県坂井市三国町神明3-7-23 |
Transportation |
えちぜん鉄道三国駅より徒歩10分 428 meters from Mikuni. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Number of seats |
40 Seats |
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Private dining rooms |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 7台分(20番~26番)が港側の駐車場にあります。魚志楼の赤い標識あり |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
PR for restaurants |
光り輝く朱色の冬の幸、甘エビ
甘エビを美味しく食せる、老舗料亭「魚志楼(うおしろう)」。大正時代の三国の面影が息づく建物は貴重で、建造から100余年を経た平成17年には有形文化財に登録された。「魚志楼」では刺身や天ぷら、炭火焼などさまざまな甘エビ料理をコースや懐石料理で味わえる。また、ランチなどで気軽に甘エビを楽しみたいなら丼がおススメ。その中でも、ふわりとかけられた卵とじが食欲を誘う「甘えび天丼」は、大きくて良質の甘エ... |
福井県三国市の老舗、魚志楼さん。建物は文科省から有形文化財に登録されており、店内の風情もさすがと言わざるを得ない。ビンテージ家具を揃えただけでは出せない風格を持つが、手が行き届いており綺麗な店内です。
少し分かりにくいですが、お店から見て九頭竜川側の駐車場に端から7台分の契約スペースあり。しかし伺った時点で人気店だけあって満車となっていました。おお、これは困ったぞ。お店の人に聞こう。
お手洗いを借りる際に見えたお庭をぐるりと囲んだ縁側と廊下は見事。廊下沿いにも席があるけど、こちらにはお客さんを通さないのかな?雰囲気とっても良い感じなんだけども。
当初は甘海老丼が目当てでしたが、県外ではあまり食べられないことから下記を選びました。
・がさ海老丼 2420円
ガサエビとは日本海側で水揚げされるクロザコエビのことで、西日本ではガス海老とも呼ばれています。特に福井では越前えびと呼ばれ、甘海老を漁獲する時に一緒に少量獲れる希少性の高い食材です。
時間の経過ですぐ黒く変色してしまうことから鮮度勝負、そのためほとんどが地元で消費されるとのこと。海鮮居酒屋でも内陸部ではほとんど見ないのもそのためでしょう。
そんな下心ならぬ、レアものを探求する気持ちからオーダーしたわけでして。
甘海老丼2200円に対して少しの追加料金だから良いかな。
そう思っていたら、海老の他に思っていた以上のお刺身が乗っているじゃありませんか。
ファミレスのメニュー画像であればフォトショ加工以前のがっがりなパターンも散見されますが、魚志楼さんは写真そのまま。海鮮丼でこれは好印象ですね。
諸兄の皆様も、チェーン店における写真の差異っぷりにご注進申し上げたくなったことは何度かあるはず。
はまちとブリかな?切り身が厚くて食べ応え抜群。マグロも同様で総じてレベルが高い。もはやお寿司屋さんレベルのネタでした。いくらはスプーン2杯といった分量。
件のがさ海老はというと、ねっとりとしていながらもプリンッとした身を持っていて甘みも強め。サイズも大きめで5匹あるから結構楽しめる。赤出しの味噌汁がベストマッチ。
比較のために「甘海老天丼茶屋御膳(2200円)」から甘海老を1匹譲渡いただいた。
なんと流石甘海老で有名であるだけあってこちらも絶品。個人的にはがさ海老は希少性があって福井ならではの食材ではあるものの、甘海老丼で良いんじゃないかなといった印象。プリプリで、むしろがさ海老より甘さは上なんじゃないかってレベル。
これは魚志楼とは別の余談ですが、宿泊した宿の広場でお魚屋さんがミニ市場を開いていたので、甘海老を購入して自宅に発送してしまいました。それくらい三国の甘海老はレベルが高かったです。自宅で高級寿司店のような刺身をいただく事ができました。
素晴らしいロケーションと抜群のネタが提供される魚志楼さんはオススメです。
ごちそうさまでした。