Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kobase
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Categories | Ryokan、Seafood、Crab |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0778-37-0018 |
Reservation availability |
Reservation only |
Address |
福井県丹生郡越前町梅浦58-8 |
Transportation |
福井市内からお車で約60分。鯖江、越前市より約30分 |
Opening hours |
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Average price |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥40,000~¥49,999¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、nanaco、iD、QUICPay) |
Table money/charge |
個室料や席料はいただいていません。 |
Number of seats |
40 Seats ( 個室 宴会場あり) |
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Maximum party size | 40people(Seating) |
Private rooms |
Available For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、For over 30 people 2〜5名様までの個室、人数に応じ各種個室宴会場になります。 お席は、全席座テーブルにつき椅子テーブル先はございません。 |
Private use |
Available For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking allowed 個室内は喫煙可。パブリックスペースは不可。 The revised Health Promotion Act for passive smoking prevention has been in effect since April 1, 2020. Please check with the restaurant for the most up-to-date information. |
Parking |
Available |
Space/facilities |
Tatami seats,Power outlets available,Free Wi-Fi available |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits),Wine,Particular about Sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful view,Ocean view |
Service |
Take-out |
Dress code |
無し |
Website | |
The opening day |
1870.4.1 |
Remarks |
要予約。越前がにと開高丼コースは8月1日から予約開始予定。 |
開高丼ってご存知ですか?
作家の開高健さんが「こばせ」に滞在された際、
こばせの方が開高さんの希望に応える為に考案されたスペシャルメニュー、それが開高丼の由来だそうです。
なんでも「開高丼は”海の宝石箱”」と言われているようです・・・^^;
質の良いセイコガニを8杯も使った贅沢な丼。
期間も限定されていて11月~12月末。
ひとつの丼で約3、4人分。
金額は11400円。
この開高丼、凄い人気なんです^^;
つい最近まで存在すら知らなかったワタクシ。
興味をひかれ急いで電話予約をしたのが 2016 年10月。
この時点で既に満席。
今年度は無理かと諦めかけていたのですが・・・。
宿泊ならば可との情報を得たボンパパ。
ただ、開高丼が付いたコースは上のコース(カニ三昧)のみ・・・(>_<)
少々痛い出費ですが、1年待つよりは・・・と、思い行ってみる事にしました。
場所は越前海岸、2年ほど前に一度近くのお宿 うおたけという旅館に宿泊したことがあります。
カニ目的で行ったのですが、あまり美味しいカニ料理に出会えなかった記憶があります。
この辺りは完全なる漁師町。
美味しく調理をしてくれる洒落たお店を探すのは無理な事。
そう、開高丼さえ食べれれば良かったのです・・・。
が、仕方がないです。
今冬目標としていた丹後の「間人カニ」は諦め、この宿でいただく事を決意。
そんな感じでの訪問です(^-^;
懐かしの越前海岸。
旅館の目の前は海。
玄関には大きな水槽。
その中は、所狭しとカニが・・・^^;
よく言えば、歴史を感じる建物(^_^;)
正直、開高丼が無ければ好んで泊まる事は無いであろう的な佇まいです(=_=)
畳と布団は想像していたより綺麗。
でしたが、共同トイレとお風呂の脱衣所。
これは改装して欲しいかな・・・(ーー;)
特にトイレはシンドかったです(>_<)
が、
夕食になって、印象が180度転換!
そうです想像より遥かに美味しかったのです!
食事は別部屋の完全個室でいただきます。
料理説明がないので、大体な内容を。
*茹でガニ
*甘海老の刺身
*カンパチの刺身
*カニ味噌
*カニのメレンゲ和え
*カニのみぞれ酢
*カニ刺し
*焼きガニ
*海苔和え
*鰈の塩焼き
*香箱ガニ酢
*カニと野菜の甲羅焼き
*お吸い物
*魚の吸い物
*白米
*リンゴ
子供の料理も含まれゴチャゴチャ状態ですのであしからず・・・。
写真を参考にして下さい。
当に「蟹尽くし」!
そして新鮮なお魚達。
茹でる、焼く、鍋、とかのオーソドックスなカニ料理では無く、手の込んだ料理の数々にも驚いたワタクシ(@_@;)
郷土料理なども含まれバラエティに富んでます!(^^)!
それに加え、素晴らしいところ・・・。
①出来立ての一番いい状態で食べさせてくれる事。
食事時間に合わせて提供してくれます。
作り置きの旅館さんが多い中、素晴らしい事だと思います。
やはり、茹でたて、そして焼きたてのカニが一番です!
②心配り・・・これまた素晴らしい!
客のお腹具合も考慮してくれるのです。
「開高丼、朝食に回しますか?」
神の声に聞こえました(ー_ー)!!
素晴らし過ぎる気配り・・・ではないですか(#^.^#)
もちろん、朝に回してもらいましたよ~。
これで、心置きなくカニ料理が満喫できました。
③客に対する御主人の姿勢。
無茶苦茶親切で、とても優しいです。
これは「ホンマモン!」です。
では、そろそろメインの開高丼の紹介を・・・。
翌日の朝、良い状態のお腹で頂けました!(^^)!
今まで色々なカニ系のご飯物を食べてきましたが、
比べ物にならない美味しさでした!
とにかくベラボウに美味いです!
「ただ単にカニを乗せたご飯」ではないのですよ。
蟹の出汁がしっかり浸み込んだ炊き立てご飯、
そして風味豊かな茹でたて香箱ガニ。
それらが合体!
味のバランスも素晴らしく、これぞ絶品蟹ご飯(*^。^*)
茶碗に盛りつけた方の写真を参考にして下さい。
香りが伝わりませんか???
期待以上の味でした。
似せた丼ぶりは数あれど、この開高丼はそれらとは全くの別物。
まさに「オンリーワン」の料理。
ワタクシ的分析では・・・、
「開高丼は真心がこもっている」からこそ美味しいのではないでしょうか。
故に期間限定、そして大量生産出来ないのですね・・・。
素晴らしいです~!
他の料理。
脂のノリが良い焼き鯖。
料亭風出汁巻玉子。
優しい味付の貝の和え物。
鮮度抜群の干物とイカ刺し。
カブの漬物。
子供達にはカニ雑炊。
どの料理も美味しいです。
いやいや朝から素晴らしいフルコース料理をいただけた感じ。
これぞ料理旅館、パーフェクトな料理の数々でした(*^_^*)
開高丼以外は興味が無く、渋々宿泊したボンパパでしたが、
帰り際にはボンパパ的料理旅館ベスト3以内の印象に変わってました^^;
ホント、行ってみなければ分からないものですネ。
開高丼のみならずカニ料理も素晴らしい越前の料理旅館。
カニ好きの方でしたら、是非・・・。
*追記
カニ大好きボンワイフによると・・・。
ここ越前海岸のカニは、望洋樓(三国)、せきのや(香住)に次いで第3位との事^^;
なんでも「濃厚さ」が違う・・・、
のだそうです。
来年は、幻のカニと言われている「間人蟹(丹後)」をやはり食べてみたいらしいです(*_*)
ワタクシと子供達はリーズナブルですし、この宿で十分満足なのですけど・・・ネ(~_~;)