洋食メインのレストランダイニング！！ : Umaimono Dainingu Garyuu

北海道札幌市中央区南6条西3丁目 第2桂和ビル 3F
札幌市中央区すすきの、お馴染みの第2桂和ビル 3Fにあるお店です。

食べログのマイレビュアさんたちの評価も高く気になっていたので行ってみた。
エレベーターで３階へ。
扉開くと目のまえに店舗。
エントランス扉にガラス窓あり、中の様子がうかがえます。
外壁にメニューが張られていて金額もわかるし安心感あります。
月曜の19時半くらいの訪問。
先客はなく、しばし貸し切り状態でラッキー。
厨房スペースの前にカウンター席が5つ、奥にはテーブル席あり。
喫煙Okなので心配でしたが、タイミングよく煙に邪魔されず、ワインと食事を堪能できた。

＊ハイボール（大）680円
ブラックニッカのハイボール通常サイズは440円。
ビックサイズは680円で本当にジョッキがデカいたっぷり飲める。

＊グラン　マエストロ　ビアンコ（伊）　3500円
イタリア白ワイン。シャルドネ80％　フィアーノ20％のブレンド。
グラスで750円で最初お願いしたところ、ちょうど抜栓してくれたので、そのままボトルでオーダー。
ボトルでも3500円からと手ごろな価格帯も嬉しいですね。

＊お通し400円
銀鱈のタタキとマカロニサラダ。
銀鱈は脂乗ってて正しくトロの様でした。

＊襟裳産真タチ　980円
料理はポン酢、天婦羅、グラタンと3種から選択できる。
ポン酢じゃないかぁ、天婦羅も良いね、ここはやはりグラタンだよね！
耐熱皿で熱々の提供です。
ジャガイモの薄切りを敷いた上に真タチ、チーズとホワイトソースで包まれた洋風なタチもいいね。
普段は和テイストが多いので実に新鮮なイメージでした。
塩分控えめな印象、テーブルの塩コショウを少々プラスした。
ワインともバッチリ。

＊富良野産ラベンダーポーク　1200円
これまた、シャリアピン、カツレツ、グリルから選択できる。
人気はシャリアピンとの事でそれでオーダー。
帝国ホテル発祥の料理ですよね。
その名前から海外が発祥かと思われがちですが、実は日本で生まれたソースです。
シャリアピンソースが生まれたきっかけは、オペラ歌手のフョードル・シャリアピン。
1936年に来日した際、彼は歯が痛くて硬いステーキが食べられないと当時宿泊していた帝国ホテルの料理長に伝えたそうです。
すると料理長は肉を柔らかくするために叩いて厚さを薄くし、玉ねぎのみじん切りに肉を漬けてやわらかいステーキを提供したといいます。

薄切りのラベンダーポークはクセなくて美味しい。
表面に衣をまとい、焼き上げられて旨そうなきつね色です。
仕上げにオニオンソースをかけて完成。
黒い皿のふちには抹茶塩をあしらい、付け合わせの野菜も彩りきれいです。

＊7種のチーズのせんべい
その時々で使用するチーズは異なるそうです。
コクあり、旨味が凝縮して、ワインのアテに最高です。


シェフは札幌の有名ホテルなどに勤務して、紋別のホテルにて料理長を務めて退職。
2年前に独立開業。
ちょうどコロナタイミングだったそう。
一人でこれだけ多くのメニューを提供できるのは、流石だなと感心します。
プロってすごいなぁと思わせてくれるのでした。
オムライス、ナポリタン、オムレツと食べたいメニューがわんさか。
ひとりじゃ厳しいからマイレビュアさんと行かないとならんな。