Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
「今まで行ったフレンチで一番いい」って! 『le benaton』
こちら、「今まで行ったフレンチで一番いい」って!
…どちらかと言うとあまりフレンチが好きではない人の口から出た言葉です。
それ、わかる気も。なにしろ、どのお皿も素敵。
プレゼンテーションも美しいし、それでいて、迫力があるお料理ばかりです。
ポーションの大きさも含めて、いろいろな意味で惜しげがない。
字面だけではまあ普通のコースだなと思うのですが、実際に食べてみたら価値が実感できます。
このコストパフォーマンス、すごいですよ。
おまかせコースを頂いたところ、前菜からロブスターのローストが一匹どーんと。それも身の
しっかり詰まったジューシーなロブスターでしかも処理が上手なので見た目に綺麗、かつ食べ
やすい。気分も上がらざるをえない、そんな一皿でこちらのお店を指定した甲斐、ありました。
それだけでなく、お店の方々の姿勢も素晴らしいです。食事を終えてお店を後にする際シェフ
が外まで出てこられたのはあるとして、ご挨拶してしばらく歩いてからふと振り返るとずっと
お見送りして頂いていたのにはさすがにびっくりしました。ああいうお姿を見てしまうと何か
悪いことは書けなくなりますね(笑)。いや実際、悪いことなんて見当たらなかったのですが。
でも、客観的に見て非の打ちどころがない、とはまだまだ言えないかと。まず、第一にお料理、
基本的にしっかりとした味付けで、それでもお魚のエイ辺りまでは美味しく頂いていたものの、
お肉のウズラは明らかに塩気が強すぎ…ワインを頂いていなかったことを差し引いても、です。
感覚的には、ざっくり半分でもちょうどいいくらい。コースが進むにしたがい塩味が強くなり、
最後は間違えたかと思うほどの塩辛さだったので参りました。それとコースの構成で、コース
Bは前菜とお魚がプリフィクスなのに対し1ランク上のおまかせコースはそれぞれ1種類のみ。
違いは前菜が冷、温の2皿になる点でその温前菜がこの日一番当たりのロブスターだったので
一旦得心しかけたら実はコースBでも追加料金でお願いできるとのことで。そうなると選べる
料理はほとんど被ることになります。ランクが上のコースの方が却ってチョイスの幅が狭まる
のはどうなんでしょう。おまかせの意味がわかりづらく、夜だとまた違うのかもしれませんが、
上位コースなりの、皿数だけではない差をもう少し出してもらえればよかったなと思いました。
サービスの面で言えば、時間が少々かかりすぎです。いくら休日ランチでもまるまる2時間半
以上、お皿が出る間隔がかなり空いていたように感じました。この日はフロアサービスの担当
がお一人、対応自体は丁寧で全く問題はなかったのですが、ちょっと大変かなと見ていました。
メニューの説明もそつなく行っておられたとは言えやっぱり口頭主体なのはわかりにくいです。
ドリンクリストもなかったですし。明示しても何ら臆するところのない、せっかくの良心的な
お値段、むしろアピールしなきゃ(いやほんと、お水を頼んで「当店はミネラルウォーターで
ございますが…」と返されたら普通、有料だと考えますよね。でもお会計にはついていなくて、
つまり、無料。逆のパターンが圧倒的に多い中、この奥ゆかしさは特筆すべきだと思います)。
とまあいろいろ書きましたが、それも素敵なお店だと思うからこそです。
またお伺いしたいですから。方向性はそのまま、夙川の地に根を張っていって頂きたいですね。
Restaurant name |
Le benaton(Le benaton)
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Categories | French、Italian |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0798-37-2655 |
Reservation Availability |
Reservations available
ホームページよりウエブ予約、電話予約にて皆様からのご予約をお待ちしております。 |
Address |
兵庫県西宮市寿町4-12 |
Transportation |
A French cuisine Restaurants in a quiet residential area, a 3-minute walk from Hankyu Shukugawa Station and a 4-minute walk from JR Sakura Shukugawa Station. 222 meters from Shukugawa. |
Opening hours |
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Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
10月1日より別途サービス料 ランチ 5% ディナー 10%頂戴いたします。 |
Number of seats |
20 Seats ( We can accommodate up to 12 people in a row.) |
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Maximum party size | 20people(Seating)、40people(Standing) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people、For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Please use the paid parking lot nearby. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Sofa seats,Wheelchair accessible |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,BYOB,Sommelier,Take-out,Delivery |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted
We also welcome guests with children. Please contact us for more information. You can make reservations online through our website. |
Dress code |
There is no particular dress code. Please come dressed in a way that allows all customers to enjoy their meal. |
Website | |
The opening day |
2008.12.12 |
Remarks |
~Authentic Beaune-style flavor~ ~Served locally in Shukugawa using European and Japanese ingredients~ After four years of training at the Michelin-starred Restaurants Le Benaton in Beaune, the food capital of Burgundy, France, he opened his own restaurant in Shukugawa, where he was born and raised, in 2008, taking on the same name. Burgundy is also known for its Golden Hill, a famous wine-producing region, and Beaune is located in the center of it. In 2015, the Burgundy Climat (vineyards and climate) was registered as a World Heritage Site. On the third weekend of November, Beaune holds a wine and food festival called "Les Trois Glorieuses", and the small town surrounded by vineyards becomes the "food capital of France". He hopes to continue the authentic taste of Burgundy and develop it in his hometown of Shukugawa, incorporating ingredients sourced from Europe and local ingredients from Hyogo Prefecture. Owner/Chef Kei Takaya |
PR for restaurants |
Please enjoy a dish made in the food capital of Beaune and a glass of Burgundy wine in a relaxing atmosphere.
Located in a residential area just a three-minute walk from Shukugawa Station, our restaurant offers authentic French cuisine cuisine prepared by a chef who trained in the food capital of Beaune. Usin |
夙川〜苦楽園で正統派フレンチが頂けるお店も、一時期に比べると減っているような。
…それでも、ル・ベナトンがあるからいいわ。と思っていました。
ブルゴーニュの食の都、ボーヌの星付きレストランで修行され、その名を引き継いだお店です。
ランチのコースは¥3,850、¥5,280とありますが、
せっかくなので、シェフおまかせの¥6,600のコースにしました。
・アミューズ 生ハムと玉ねぎのジャム
・冷前菜 坂越の岩牡蠣、エシャロットとアップルビネガー、バター添え
・温前菜 ラパンのフォワグラ詰め
・お魚料理 鰆 岩鰈?
・お肉料理 仔猪(ウリボー)喉肉
・デザート クレープ ブルーベリーソース
・プティフール
よかったのは、前菜。岩牡蠣は美味しくなくする方が難しい気もしますが、バターを合わせて
頂くのが新鮮でした。あと、温前菜はリエーブルアラロワイヤルのラパン版と言っていいのか、
より淡白なラパンにはブールブランソースを合わせることで濃厚さのバランスを取った、王道
フレンチとして美味しく頂くことができました。もっとも、よかったのはせいぜい、そこまで。
コース全体を通しての印象はキレがない、洗練されていない。
これまでに抱いていたイメージとはうらはらに、今回は残念なものでした。
特に感じたのは、塩気の強さ。今までもその傾向はありましたが、今回はとりわけきつかった。
野菜まで塩っ辛い、というのは相当では。ワインが進むレベルを遥かに超えていると感じます。
そして、デザートは本当に残念でした。フレンチのデザートはビジュアルも華があってほしい
のにこれは、だいぶがっかりするレベル。同じクレープにしても、今どきカフェでも、もっと
見栄えよく仕上げると思います。もちろん味がよければまだしも、挟んでいるジャムも市販の
ものかと思うような画一的な甘さで、レストランで出すのであればせめてフレッシュなブルー
ベリーを使ってほしいです。生地もごわごわで、そんなのを深さのあるお皿に盛っているから
そもそも単純に食べにくいのに安易すぎて理解に苦しみます。最後のプティフールも、自家製
だそうですがねとっとした表面がやっぱり市販のものか、と疑わせかねないクオリティでした。
評価は、★4から★3に。それほどのインパクトでギャップがありました。
ただ好感を持っているレストランに変わりはないので次回、また美味しく頂けたらいいな、と。