芦屋で注目の天ぷら : Tempura Sakurabito

芦屋に昨年オープンした天ぷら桜人に初訪問。コースは19,800円と14,800円の二種類。18時一斉スタート

芦屋で最近いい店が集積している阪神芦屋駅近くのエリアのビルの2Fに階段で上がるといい雰囲気の店がある

芦屋なので車で行ったが、ノンアルコールもシャンパン、赤紫蘇ジュースのソーダ割やお茶の品揃えも多く、ストレスがない。

天ぷらはできる限り軽く仕上げようという工夫も見え、素材も良く、すごく美味しい天ぷら屋。

難を言えば、客層が今回はかなりミーハーでずっと動画を撮っていたりで、落ち着いて食事がしにくい雰囲気。店主も少しエンターテイメント性を強くされているのでそれも一因だとは思う。もちろん客のタイプは毎回違うとは思うが。。私は新地の緒乃のような撮影ばかりしているような店は好きではない。

今回の料理
天ぷらの塩は昆布塩と喜界島の塩の二種類。魚介は茶色い昆布塩で、野菜は白い塩で頂く。

・前菜
宮崎の天然沢蟹の素揚げ、茄子の焼きびたし、トマトフルティカ
・車海老
天草の車海老を熟成させて天ぷらに。この曲げているのが最近はやり？頭も素揚げで
・太刀魚
肉厚の太刀魚は当然ふわふわの食感。いい太刀魚の天ぷらは格別だが、ここもいいクオリティで年中産地を変えながら提供しているよう
・北海道のアスパラガス
生産者にもこだわったアスパラを穂先、根元で味の違いを楽しみ、真ん中は卵黄とからすみのソースで
・千葉の金目鯛
半分は塩、半分は自家製のポン酢天つゆで。これもふわふわのいい仕上がり。この店は魚の目利きと扱いが良い
・永来権コラボのささみ
近くの鳥料理の有名店永来権のささみを昆布出汁でしっとりさせて天ぷらに
・琵琶湖の稚鮎
天候が悪く、氷〆のものだった様子。普段は泳いでいるもの。
・梅の茶碗蒸し
梅の餡とフリーズドライを掛けた柔らかい茶碗蒸し
・赤茄子
これが今日イチかな。特大の赤茄子に細かく包丁を入れ天ぷらに。天つゆにしっかりつけてとろんとろんの茄子を頂く。
・潮汁
使った魚の出汁
・2年熟成の紅はるか
・蒸し鮑と肝ソース
・白甘鯛
鱗が立っていて美味しい
・バフンウニ
根室のバフンウニはナノ窒素水を使い、みょうばんなしでかたちを保つ技術。有明の海苔の天ぷらに少し温めた雲丹、淡雪塩と喜界島の塩をかけて
・桜海老の炊き込みご飯
とうもろこし、桜海老の天ぷらも加えて、いい食感に仕上がっていた。桜海老は漁期が終わってません？と聞くと他の客のリクエストとのこと。。
・すいかのシャーベット(追加)

食べログ3.68 評価3.96
予算24,000円
予約 インスタDMもしくは電話。予約は結構埋まってそうで少し予約困難かも。