注文受けてから煮たり焼いたりのランチは好ましいです : Fuitsushiyu Miyake

　カミさんがだいぶ前に女子会（たぶん、井戸端会議、おばさんの愚痴と自慢話）をやったら結構良かったとのことで、今年から平日のみランチをやるようになったらしい（以前は予約すればやってくれたよう）との情報に接し、行ってみました。

　駐車場は店先にも５，６台分はありますが、店の横にも２０台くらい入りそうな駐車場があります。茨城はどうやっても歩いては来られそうもない場所にも居酒屋さんがあって、しかも必ず駐車場があるのが不可解なのです(-_-メ)。

　入り口の引き戸を開けると、”土足厳禁”の札があって、靴を脱ぐようになっています。普通の大きさの玄関の大部分にカーペットを敷いてありますので靴を脱ぐ場所はかなり狭いです。大勢で来たらどうなっちゃうのかと余計な心配をするくらい。

　店内は４～６人用のテーブルが６卓ほど。「どこでもどうぞ」ということで適当に座ります。

　ランチのメニューは、

　刺身定食　　　￥１，２８０　
　うな丼　　　　　￥１，８００　
　ランチ　　　　　￥１，０００　
　　キノコのリゾット　
　　煮魚　子持ちカレイ　
　　焼魚　カンパチの照焼　　
　　揚物　天ぷら　

　天ぷらは聞くと野菜中心のよう。魚がウリのお店で野菜の天ぷら、しかもカウンターでもないので天ぷらは止めましょう。焼魚と煮魚を注文です。

　注文時にドリンクはコーヒー（ホット、アイス）、ウーロン茶、オレンジジュースのどれにするか聞かれます。アイスコーヒーとウーロン茶を注文すると、なんとすぐにテーブルに置かれます。お茶もお冷も置かれない理由がわかりましたが、”ホットコーヒーを食後にのんびりと”なんて考えていたらどうなっていたのでしょうか。

　注文から１５分以上かかって、前菜が来ます。

　前菜は、キャベツと大根の千切り・トマト・サニーレタスのサラダ、玉子焼き、もずく酢、魚の南蛮漬け、茹で茄子がワンプレートです。前菜として出されましたので箸をつけます。

　もずくは酢がきついですが、もずく自体は細くて美味しい。カニカマ入りの玉子焼きは既製品のよう。茄子もあまり味がしません。魚の南蛮漬けは余った魚をつかったのでしょうがさすがに魚自体が美味しい。

　メインは更に５分後に来ました。注文を受けてから煮たり焼いたりしているようで好ましいですが、２０分以上はかかりすぎでしょ。カミさんと二人ではそんなに話しすることもないし(^_^;)。

　子持ちカレイは特にクセもなく美味しくいただけますが、煮汁が塩っぱい。もう少し甘くしても良いかな。

　カンパチもクセなく脂ものっていますが薄味。厚みはあるものの型が小さい。

　みそ汁は来ますが、漬物などの箸休めもなくて、ご飯のおかずには足りません。

　”前菜”などと格好つけなくて良いから、一辺に出してくれた方がよっぽども良いと思いますね。

　平日１２時頃の訪問でしたが、先客も後客もなしでした。