Restaurant name |
Dontaku
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Categories | Robatayaki、Izakaya (Tavern)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0997-83-1396 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
鹿児島県大島郡徳之島町亀津7446 |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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島旅の宿は、もし可能ならゲストハウスにお世話になることが多いのです。徳之島でお世話になった宿では、なぜかオーナーさんと話が弾み、夜にちょっと飲みに出たいと申し出たら、島で一番オススメのお店ということでこちらのお店まで送っていただきました(しかも予約までしていただき感謝)。炉端焼きどんたくという店名なので、お店は福岡と関係があるのでしょうか。カウンター席に案内いただきましたが、店内はたしかにほぼ満席でした。
まずは生ビール500円をぐいっと。あ、美味しい、ビアサーバーとかちゃんと管理していることがわかる味。なるほど、これは信用していいお店。ということで、店名が炉端焼きではあるものの、地魚刺身盛り合わせをお願いしました。
おお、予想以上の豪華版で出てきました。魚の種類をひとつひとつちゃんと説明してくれるのですが、地魚とあって聞いたことのない名前も多く、まったく記憶に残せない。でも、うん、これ、正解。というか、包丁使いも鮮やかで角が崩れてず、刺し身の味を十二分に引き出しています。しかもこの魚たち、おそらく冷凍していないものか、あるいは解凍が上手いのか、柔らかめの身を口にした瞬間に旨味がほどけて広がります。これはたまらん、黒糖焼酎にさっさと移行。徳利に入れられての提供にちょっとびっくり。
それにしてもこの刺盛りが結構ボリュームがあるので、一人で食べていると結構お腹にたまります。ということは、追加でオーダするものを厳選しなければ。しかし「だれあみメニュー」には「焼きむん」がずらり、そういえば炉端焼きのお店だっけ。「あぎむん」は揚げ物か、これも悩ましい、さらに「一品むん」「ぐはんむん」も。刺し身を食べつつメニューをにらみ、奄美っぽいものをと夜光貝バター500円をお願いしました。夜光貝はサザエの仲間、その中でも一番大きい種類だそうで、奄美ではお店のメニューでもよく見かけます。
うん、これも大正解。アスパラと一緒にバターで加熱されると、貝独特の旨味が開きます。サザエのようにコリッとしているけれど加熱されているので硬さはなく、また磯臭さがないので洋風の調理にも向いています。いやいや、これは美味い。そして夜光貝の旨味が出たバターのスープ、これはたまらん。これ、バゲットを添えるか、追いパスタをしたくなります。。
お腹がふくれてきた上に、パスタなんて想像して一気に炭水化物が恋しくなり、では〆の「ぐはんむん」を。おっ、ケンミンSHOWでも紹介されてた徳之島のソウルフード、卵おにぎり350円の文字を発見、これは食べるべきでしょう。いや、味はもう想像できてるし、実際食べても想像どおりの味なんだけれど、徳之島の〆はこれに限ります。大将から勧められた貝汁200円、大きめのアサリがやや甘めの白味噌のお出汁に沈み、胃袋から肝臓に優しくしみわたります。
どこのテーブルでも、がやがやと楽しそうに飲んでいるのが印象的でした。美味しいお酒に料理、気取らない雰囲気だから、友人との会話もはずむでしょうね。なるほど、連れてきてくれたオーナーさんが島で一番と言い切るのもわかる気がします。ごちそうさまでした。