Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Izakaya Wakitamaru
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Categories | Seafood、Izakaya (Tavern)、Regional Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5589-5643 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
鹿児島県奄美市名瀬金久町3-11 1F |
Opening hours |
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Budget |
¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
50 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Set menu |
All you can drink |
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Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Cocktails,Particular about Japanese spirits (Shochu) |
Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
The opening day |
2009.12.20 |
Phone Number |
0997-52-5008 |
全国旅行支援で憧れの奄美大島へ行った。
ホテルにチェックインする前に夕食を済まそうと、一番の繁華街である名瀬に出る。
地方都市あるあるだが、市街地の夜で開いている店は居酒屋しかない。レンタカーなので飲めない。それでも<つまみ>がおいしければそれでよい。定食みたいのがあればなおよいのだが、そういう店は見当たらない。
島料理という看板の店が何軒かあり、ヤギ汁はごめんだが刺身は食べたい。
車をグルグル走らすと「さしみ」という幟の店が角にあり、脇田丸と店名が出ている。
車を止めてちょっと覗いてみたらほぼ満席。
「空いてる?」と聞いたら、何も言わないで小上がりのテーブルを片付け始めた。
これはよくない。
「今、片付けますので少々お待ちください」
というべきである。それを言わないで片づけているので、見ればわかるだろうということなのかもしれないが、こちらは車を前に止めてある。できれば動かしたい。
どうも、沖縄を含めて島の人たちはこういう感覚である。
片付け終わって小鉢などを置きはじめ、おばさんが小上がりから降りたので
「駐車場はある?」
と本題を聞いたら、専用はないけれどもあっちにもこっちにもあると言い、指さす方向に「P」マークが見えたので、前に走らすと1台分空いていた。どうもこのあたりは民間の駐車場がたくさんあり、飲んだ人はここに止めて代行を頼むようだ。
店に入ると「いらっしゃいませ」もないので、どうせ小上がりのこの席だろうと勝手に座る。
卓上に注文のタブレットがあったので、奄美大島も自動化かと、食べ物を頼む。最後のお食事は名物の鶏飯(小)にした。
まずは刺身三種盛だ。見た目高校生くらいの若い小柄な子がタブレットで頼んだ品を持ってきた。
刺身の鮪は冷凍が完全には戻っていないようだ。刺身はいまいち。
ついで魚のから揚げ。居酒屋なので仕方ないのだけれど、しょっぱい。これは酒のつまみ用の味付けであり、飲めないのは残念だが、酒を頼まない客向けの味にすれば加点するけれど、そんな店はいまどき親父と対面の店くらいだろうし、親父と対面する店なら酒は飲むだろう。
かりかりして、酒が飲めるならよいつまみだった。
山芋焼き。これはお好み焼きの小麦粉がないバージョン。ふっくらとおいしかった。
だがここで鶏飯が出て来る。まだ焼き鳥が来ていない。
鶏飯は御飯にほぐした鶏肉、錦糸卵、味付け椎茸などを載せて出汁をかけて食べる奄美地方、鹿児島県の名物料理。前に本土で食べたことがあり、名古屋のひつまぶしのお茶漬けのようにおいしい料理だと思う。
この店の出汁は今一つだった。
そして最後に焼き鳥が出て来る。酒を飲んでないのでどうでもいいのかもしれないし、注文の順番がこうだったのかもしれないが、鶏飯が一番最後ってのが常識ではないか。タブレットで逐次頼んで逐次調理するのでこうなるのかもしれない。これが腕利きのホール係なら「鶏飯は最後にしましょうか」と言って調理場に指示するだろう。
で、この焼き鳥はどこかの輸入品のようでおいしいとは言えなかった。
奄美大島の初日の飲食店はこんなものだった。全体がこんなものなのかもしれない。
旅行で地元のおいしいものを食べるのは大きな楽しみだが、奄美大島の名物と聞いて鶏飯と黒糖焼酎くらいしかイメージがない。料理では地魚の刺身がおいしいイメージはあるが、地魚を食べさせる店がどこかもわからない。食べログやホットペッパーもあまり効力を発揮しいない。
この点が残念なところだ。
駐車料は30分100円で200円で済んだ。