Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Shunsai Oden O Takou(Shunsai Oden O Takou)
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Categories | Oden、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5593-0487 |
Reservation Availability |
Reservations available
コースのみのご予約となります。 |
Address |
神奈川県横浜市中区常盤町4-42-3 KGR BLD 常盤町 6F |
Transportation |
3 minutes walk from JR/Blue Line Kannai 263 meters from Kannai. |
Opening hours |
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Budget |
¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥8,000~¥9,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、QUICPay) QR code payment Accepted (d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT5810383618949 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Number of seats |
12 Seats ( 8 counter seats, 2 tables for 2 people) |
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Maximum party size | 12people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Owned by smoking. |
Parking lot |
OK Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Couples seats,Counter,With power supply |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Beautiful night view,Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),BYOB |
The opening day |
2023.10.1 |
Phone Number |
045-305-6663 |
冬はおでんの季節と言われる。以前は、家庭でおでん鍋を囲んでいたが最近はどうなんであろうか。
一方、居酒屋さんでも冬になると「おでん始めました」的なPOPを見掛けることがあるが、生活圏ではおでん専門店(1年間を通して)の存在は少ない。それも、当店のようにコース仕立てにして、メインをおでんにするようなところは珍しいのではないか。
「お田香」と聞いて、東京の「お多幸」を連想する方は多いだろう。今日伺って関係はないように思えるが、あやかっての命名ではと想像してしまう。
訪店数日前に予約をして友人と伺った。
事前に電話をいただき、しっかりとした対応に好感を持って訪ねた。
場所は常盤町通りと関内大通りとの交差点近く。新しい飲食系雑居ビルの最上階。
エレベータ-で上がると店内で分かるのか、降りると同時に開き戸が開き出迎えられた。
名前を告げると、カウンターの手前の席を指定される。大将の手際が良く分かる上席だろうか。
当店は、6,600円のコースの一本勝負(ただし、二次会用のメニューはあるようだ)。
今日の店内はほぼ満席。開店から日が浅いのに、男女ともご常連が多いように思えた。
関内エリアのどこかのお店から独立されたのかもしれない。
まずは飲み物。赤星中瓶700円と黒ラベル生ビール650円。
飲み物提供と同時にコースが始まる。
蓋物はみぞれ餡仕立て。具材は(想像するに)真鱈、真丈、人参、椎茸。てっぺんに芽蕪と瓢箪型の柚子が。
実にセンスの良い素材の選択だが、エントリーとしては餡の塩みが強すぎた。惜しいところ。
一人鍋用の器も温められていたら嬉しい。
八寸盛り合わせ。これも良かった。
全体的に薄味で大将の職人としての腕を感じることができる。
向付は赤鯖、ハタ?、鰤?。説明してくれたが後2つを聞き逃した。
えっ、赤鯖と思ってしまって…。
赤鯖は元々チビキ(ハチビキ)と言われていた魚で市場ではあまり取引されていなかった(数年前から見掛けるようになった)。
このあたりだと相模湾でも獲れる魚だ。
チビキは血引きと記すように、真っ赤な身の色が特徴だが白身分類の魚で相当淡白な風味だ。
続いて御汁。これはおでん出汁をそのまま飲む趣向。汁の色から濃い目の味を想像するが、そこまでではない。
これからがメインのおでんに入る。
大根のおでん。真っ黒だが穏やかに味が染みている。
逸品おでん(はんぺん、ちくわ、餃子天、玉子、白滝)。これは選択の余地なく提供される(追加は可能のようだ)。
特徴的なのははんぺんとちくわ。どちらも味が染みて、硬さが出ている。玉子もそれに近い。
この中では餃子天が面白く美味しかった。
肉(または魚)料理はローストビーフ。グリルドビーフと言った方が適切かもしれないが、これは脂がジワーっと出て美味だ。
〆の土鍋ご飯は、鶏ムネ肉を使用したかしわめし。一人前は半合程度だ。
これも米粒が立って、脂が回って美味しかった。
感想としては、おでんの汁が好みとは違った。
甘みが相当弱めなのだ。酒との相性でそうなのかは分からない…。
汁については好みの問題だが、タネの硬さ(フレッシュ感がない)も残念かな。
おでんをメインにするのは面白いが、酒飲みにとってはお腹がいっぱいになってしまう。
そんなことで酒量はいつもより少なかった。
白隠正宗一合950円(冷やと燗で1本ずつ)。これは常温保存のため冷酒で提供はできない。
イチローズモルト(ブラックラベル)1,600円のソーダ割り。
腕の確かな大将だから、向付以降はアラカルトで注文できるようなことができれば嬉しい。