Restaurant name |
Shun Shoku Osoba Nagomi
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Categories | Soba、Tempura、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
045-963-5523 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
神奈川県横浜市青葉区奈良5-4-19 |
Transportation |
東急こどもの国駅から徒歩5分 255 meters from Kodomonokuni. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted |
Number of seats |
35 Seats ( カウンター9席、テーブル18席、小上がり8席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店前に2台分 |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours) |
With children |
Kids are welcome |
こどもの国は、今の住まいからだとあまり便利なところとは言えません。
長津田までは、大岡山乗り換えでサッと行けるのですが、そこからこどもの国線に乗り換えるのがひと手間なんですよね。
しかも、こどもの国線は、平日は1時間に3本の運転間隔なのも不便さのイメージを拡大してくれます。
そんなこどもの国ですが、私にとっては、小学生時代からの馴染みの場所でもあります。
遠足、冬場のスケートリンク、持久走など、色んなイベントやプライベートでこどもの国を訪れた記憶があります。
また、朧げな記憶ではありますが、学校の行事の時は地元駅からこどもの国駅まで直通の貸切り電車もあったように思います。
東急電鉄も昔はこんな形で沿線住民とのお付き合いがあったんですね。
今考えると、ほのぼのとした話しだと思います。
そのこどもの国ですが、高校に進学するくらいから次第に縁遠くなり、社会人になってからは、全くと言っていいほど縁が無くなってしまいました。
子供が出来た時も、長女は京都と名古屋で幼少期を過ごしましたし、次女は横浜で育ったのですが、住まいのあった戸塚からだとわざわざこどもの国まで遠征する気も起きなかったんですね。
ところが、2007年〜2010年に北海道の帯広に勤務している時、ひょんなことからこどもの国を思い出す出来事があったので不思議なものです。
と言うのも、帯広には(正確には中札内村ですが)、日本でここしか無い無殺菌牛乳が売られており(想いやりファーム)、その牛乳が当時日本で2か所でしか生産されていなかった(現在はもう少し増えている模様)「特別牛乳」に指定されているという話しを聞いたんですよね。
少々固い話しになりますが、特別牛乳というのは、通称「乳等省令」(にゅうとうしょうれい)と呼ばれている厚生省令があって(正式名称は、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」)、そこで定められた特別牛乳さく取処理業の許可を受けた施設で製造された無調整牛乳のことを言うんですね。
そして、想いやりファーム以外のもう一か所というのが、何とこどもの国にある「雪印こどもの国牧場」だったというわけです。
このこどもの国の牛乳は、ノンホモ・パスチャライズ牛乳で、現在は、「サングリーン」というブランドで限定販売されていますね(☞ミルクプラントソフト売店)。
そのこどもの国をこの日訪れたのは、以前から行ってみたかったベーカリーがあったためなのですが、せっかく行くなら、ランチも気の利いたところで食べたいというのが心情ですよね。
ところが、こどもの国駅周辺というのは、意外に飲食店はあまり盛り上がっていないところで、駅周辺にこれはというレストランがあまり見当たりません。
結局、消去法で、行きたかったベーカリー(パナデリア シエスタ)のすぐ近くにある当店が候補として浮上することになりました。
しかしながら、当店は、2008年の開業とそこそこ歴史がある割には食べログレビュー件数は20件、評点も3.46点で、決して低くはないものの、人気店とまでは言えそうに無いお店です。
ただ、地域個店の匂いはするお店だったことと、そば通と思われるフォローレビュアーさんが比較的高得点を付けているので、それを頼りに訪れてみる気になりました。
この日は、先にパナデリア シエスタに立ち寄って、翌日の朝食用パンを仕入れた後で当店を訪れました。
ランチタイムは11時半から営業との情報でしたが、11時20分過ぎには既に開店していました。
暖簾などは、なかなか渋めなのですが、黄色い看板は雰囲気を盛り下げている感じがして、この時点でもあまり好材料は無さそうな印象でした。
入店します。
店内はやや薄暗い感じですが、厨房に面してカウンター席が5席あります。
このカウンター席ですが、従来の席数を半分くらいに間引きして空いた席のところにパーティションが設置されています。
入店時には検温とアルコール消毒をキチンとやりますし、至る所にマスク会食を勧奨する注意書きが掲示されているなど、感染防止対策については、かなりの優良店と思われます。
個人店で、こういう真面目な対応をされているところは、それだけで好感が持てますね。
カウンター席の他は、テーブル席が18席配置されており、小上がり席も8席あります。
先客はテーブル席に1組2名だけでしたが、私は空いていたカウンター席に着席しました。
卓上にはプラスチックのケースに入ったランチメニューが置かれています。
ランチメニューは以下の4種類です。
① そばと海鮮丼のランチ@990円
② 海鮮丼のランチ@1,090円
③ 天丼とそばのランチ@990円
④ 天ぷらとそばのランチ@980円
細かい値付けは不明ですが、そば専門店と考えればなかなかリーズナブルな価格設定と思われます。
加えて、①、③、④のそばの大盛りと②のごはんの大盛りが無料なのも嬉しいところです。
注文は④天ぷらとそばのランチにし、当然、そばは大盛りでお願いしました。
それほど大きなお店ではないのですが、スタッフは、大将と思われる男性とその奥さんと思われる女性以外に若い男女が4人働いており、計6人で切り盛りしています。
常識的ではない布陣なので、恐らくご家族かその友人などで固めているものと思われます。
しかし、大将をはじめ、皆明るい感じで接客応対も素晴らしく、とてもお店の雰囲気はいいです。
良い意味での活気もありますね。
待つこと5~6分ほどで注文の品が運ばれてきました。
天ぷらは、エビ、キス、なす、にんじん、ししとうの5点盛りですが、揚げ立てでカラッと揚がっており、大きめのプリプリのエビ、上品な味わいのキスのほか、甘みのあるにんじんなどとても美味しいです。
素材がきちんとしている故だと思われ、これは予想を大きく上回る上質の天ぷらでした。
そばは、そば粉の割合が高いそばではありませんが、私好みのコシの強いそばで、こちらもなかなか良し。
大盛りにしましたので、結構食べ応えもありました。
薬味も鮮度がありましたし、蕎麦湯も美味しく、この980円のランチセットはとても満足度が高かったですね。
あまり積極的な利用動機ではなかったお店だったのですが、なかなかどうして、味、サービス、コスパが揃ったきちんとした良店という印象です。
こういう出会いがあるから食べ歩きは楽しいんですよね。
食べ終わって、午前中1レースだけ買っていた競馬の結果(単勝1点勝負!)を見たら、なんと14.2倍の当たり!
ますます気分が良くなって、こどもの国駅までの足取りはとても軽かったですw