Gin
(日本料理 吟)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Wednesday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Gin（Gin）
|
|---|---|
| Categories | Japanese Cuisine |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
0467-84-7236 |
| Reservation Availability |
Reservations Only |
| Address |
神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎4-1-11 |
| Transportation |
江ノ電 稲村ヶ崎駅より徒歩 5分 212 meters from Inamuragasaki. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget |
￥10,000～￥14,999 ￥10,000～￥14,999 |
| Budget（Aggregate of reviews） |
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （AMEX、JCB、Master） |
Seats/facilities
| Number of seats |
（ カウンター9席 他個室有り） |
|---|---|
| Private dining rooms |
OK |
| Private use |
OK |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking lot |
not allowed |
| Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter |
Menu
| Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about wine |
|---|---|
| Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Healthy/beauty food menu |
Feature - Related information
| Occasion |
|
|---|---|
| Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
| Website | |
| The opening day |
2019.4.3 |
江ノ電の稲村ケ崎駅から徒歩数分の閑静な住宅街にひっそり佇むこちらのお店、週末の
ランチタイムに予約を入れて伺いました。
こちらのお店は牛蒡茶で有名な南雲医学博士がオーナーだそうです。
料理長は京都の料亭で修業した後、名古屋でお店を開いていたそうです。
そこの常連であった南雲医師にヘッドハンティングされて鎌倉に越してきたという
意外な経歴です。
お店はどなたかの邸宅だったようで敷地内に入るとまずはなぐも窯が工房があります。
階段をあがっていくと途中お庭があり敷地の広さを思い知らされます。
立派な玄関の一洋館が店舗になります。
玄関を入ると靴のままカウンター席に案内されました。
長いカウンターでゴージャスな雰囲気です。
店名入りの手拭いとお箸がセッティングされた席につくと立派な壁の彫刻や外の景色が
飛び込んで来ます。
やはりオーナーは儲かっているのでしょうね～とため息が出る様な設えにしばしうっとり。
ランチメニューは２種類でお弁当スタイルと懐石コースになります。
・織部 4,500円（税抜き）
季節の木箱弁当・肉料理・ご飯物・デザート・コーヒー
・志野 8,000円（税抜き）
八寸・お造り・椀物・焼き物・お凌ぎ・肉料理・ご飯物・デザート・コーヒー
この日は8,000円の懐石コースをお願いておいたのでまずは柚子酒のソーダ割で喉を潤し
料理を待ちます。
・柚子酒ソーダ割（800円）
すっきりとした後味で清涼感を味わえます。
因みに南雲医師監修のお店だけあってごぼう茶（600円）もしっかり用意されていました。
・湘南ビール（800円）
しっかりとした苦みはあるものの、とても飲みやすい癖のない味わいでした。
・先付
帆立、車海老、アサツキの新芽（ひろっこ）と春菊のお浸し。
アサツキや春菊のさっぱりとした味わいが車海老や帆立の甘さを際立たせていて
なかなか美味しい一品目でした。
盛り付けられた器も金色の扇形でめでたい感じでした。
・揚げ物
三浦半島で水揚げされた河豚の唐揚げ唐墨がけ。
大小２つの河豚の唐揚げは唐墨の塩気が加わってちょうどいい塩梅で、骨はあるものの
身もしっかりとついていたので満足感を得られました。
カラッと揚がっていてとても美味しかったです。
・向付
鎌倉野菜が沢山添えられたお造りは五島列島のクエでした。
弾力のあるクエを昆布醤油でいただきましたが、この昆布醤油がとても美味しくて
クエだけでなく他の魚も食べてみたくなりました。
添えられていた鎌倉野菜には新玉葱と紅マドンナの自家製ドレッシングがかかっていて
これも甘みがあって美味しかったです。
芽キャベツやロマネスコ、カリフラワーなど様々な野菜が主役のはずのクエよりも
お皿の上で幅をきかせておりました。
・お椀
湯河原産無経産猪と聖護院大根、九条ネギ、京人参のお椀。
猪は臭みも癖もないので上品な豚肉といった味わいでジビエが苦手な私でも食べられました。
お出汁もしっかりした味わいで濁りもなくすっきりとした味わいで聖護院大根や九条ネギ、
京人参の野菜にもしみていて美味しかったです。
・焼き物１
能登の寒鰤の柚庵焼きにはフルーツほおずきが添えられていました。
肉厚の鰤は脂が乗っているのでパサつきもなく何しろ味付けが良かったのですぐに
食べ終えてしまいました。
けち臭い量じゃないのが良かったです。
・焼き物２
信州牛イチボのトリュフがけ。
しっとりつやつやと輝くイチボに目の前でトリュフをかけてくれました。
イチボにはソースと粒マスタードが添えられています。
お肉の周りには原木椎茸、くわい、海老芋の唐揚げと野菜もしっかりあるので
食べごたえある一皿です。
信州牛イチボは身がしっとりと柔らかく物凄く美味しかったです。
口に含むとトリュフがふわっと香って思わずうっとりしてしまう味わいです。
脂もさほどないので赤身の旨みを存分に味わえる素晴らしいお肉でした。
添えられていた海老芋の唐揚げもねっとりとした舌触りがたまらない一品で
とても美味しかったです。
・食事
牡蠣の炊き込みご飯。
これが個人的には非常に残念だったのですが医師がオーナーのせいかお米が雑穀玄米だった事。
味付けがいい分美味しい白米で食べたかった一品です。
何でも玄米は白米よりも噛む回数が増えるので健康に良いとされているようですが
個人的にはあまり歓迎しないお米です。
牡蠣が美味しかっただけにとっても残念でしたがこちらのお店はこういう方針なので
仕方ありません。
・甘味
本黒蕨粉の葛餅、抹茶黄粉。
よ～く伸びる葛餅はぷるんぷるんの食感でめちゃくちゃ美味しかったです。
粘り具合が素晴らしく抹茶黄粉も上品な甘さでもっと食べたくなる一品でした。
・コーヒー
食後にはコーヒーを供されましたがこれもオーナーがお好きなおでしょうか。
割とすっきりとしたあっさりめのコーヒーでした。
カウンターだったので料理長と色々お話出来て楽しい一時を過ごせました。
お料理もご自身でお店を開いていただけあってちゃんとしてましたし何よりお店の雰囲気が
良かったので鎌倉に行かれる際は是非立ち寄っていただきたい一軒です。
まだあまり知られていないのか今なら予約も取りやすいと思います。