Restaurant name |
Sagamiya
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Categories | Soba、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0466-21-6088 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
神奈川県藤沢市鵠沼桜ヶ丘3丁目2-1 |
Transportation |
小田急本鵠沼駅下車し徒歩で数分 252 meters from Hon Kugenuma. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
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Number of seats |
14 Seats ( カウンター4席、テーブル10席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 近くに2台有 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
【ベストショット】解説《1》伏見豆腐冷奴(一言で表現できないなんとなくも奥深い美味しさ)、《2》下足焼き(柔らかくほんのりと甘みすら感じる)、《3》下足焼き、《4》海老かき揚げ天ざる、《5》海老かき揚げ(衣少なくごま油の香り広がる)。全体的に自然の味を引き出すことに努めている料理と思いました。【訪問日15年9月5日(土)17:55入店】
1.注文したもの・価格(税込)
(1)料理
①新潟黒埼産枝豆 700円
②水なすの漬物 450円
③魳カマス炙り造り 800円
④だるま烏賊刺身
⑤蟹オムレツ
⑥伏見豆腐冷奴 450円
⑦鱚(キス)天麩羅(4尾)600円
⑧鳥の唐揚げ 850円
⑨下足焼き 500円
⑩海老かき揚げ天ざる 1,400円
(2)酒
①ビール「アサヒスーパードライ生」(グラス)350円
②日本酒「奥の松」(特別純米・福島)1合・650円
③日本酒「五凛」(純米酒・石川)1合・850円
2.内容・感想
アラカルトで注文しましたl。事前予約でコース(3,000円と4,000円)もあります。
(1)料理
①新潟黒埼産枝豆
ブランド枝豆の1つらしいので注文してみました。芳ばしい香りはあまりしませんでしたが、薄っすらとした塩味が付いており適度な歯ごたえと甘みを感じました。
②水なすの漬物
黄色い器に水なすの紫色が映えるように盛り付けられていました。お好みで七味唐辛子を付けてのアドバイスでしたが、初めはそのまま食べてみました。皮がしっかりしておりサクサクとした食感とみずみずしさを感じつつ生食に近い感じでぼけた味なので、少し醤油と七味唐辛子をつけて食べました。
③魳(カマス)炙り造り
④だるま烏賊刺身
2種類を江戸小紋の網目柄の大皿にスプラウト、山葵、大葉、大根ツマ、茗荷と一緒に盛り付けて出てきました。カマスは芳ばしい香りがしました。カマスとだるま烏賊(剣先いか)を出てきたまったりとした醤油に少し付けて食べてみると旨味を感じました。
⑤蟹オムレツ
蛸唐草模様の丸皿の上に綺麗な黄色いオムレツがのって出てきました。所々、蟹の赤みが透けて見え食欲をそそります。箸で取り分けてみると、中はフワフワトロトロでした。食べてみると蟹の風味がして、ほんのり味が付いている優しいオムレツでした。自家製のトマトケチャップも付けてみましたが、何にも付けない方が私は美味しいように思いました。
⑥伏見豆腐冷奴
白地に朱色の縁取りの小鉢に茗荷、わけぎ、大葉、おろし生姜がのり出てきました。軽く醤油を回しかけます。食べてみました。柔らかく、滑らかで、大豆の味がして、派手さはないですが、しんみり美味しかったです。お豆腐はお店の方によると「食べてみて美味しかったから」京都から取り寄せているとのことです。納得の味です。
⑦鱚(キス)天麩羅(4尾)
出てきた瞬間、胡麻油の香りが広がりました。染付の見事なお皿にのって出てきました。衣は少なめです。キスは天つゆだよなぁと思っていましたが、蛸唐草模様の小皿にのった塩が出てきました。素直に塩を少し付けてアツアツを口に入れたら、衣がカラッとしっかり揚げてあるのですがキスの身は柔らかく、キス独特の風味がして美味しく頂けました。
⑧鳥の唐揚げ
アールヌーボーのようなモダンな鉢に大小5個の唐揚げが檸檬を従えて出てきました。失礼な言い方をすると見た目は形や衣の表面が冷凍食品のように見えますが、食べてみるとそれが全く違うことがわかりました。とても柔らかく、薄味で、そしてジューシーでした。
⑨下足焼き
茶色の大きな葉のような器にのって出てきました。下足以外の部分も混ざっています。出てきた瞬間は磯の香りがしました。食べてみると、まず、食感が良いと感じ、噛み進めると甘みがありました。普通、烏賊焼きは焼き過ぎて硬く、醬油をかけ過ぎて塩辛いのが普通ですが、柔らかく、そして、一部、肝も混ざっており苦みも混ざり深い味わいでした。
⑩海老かき揚げ天ざる
染付の徳利と蕎麦猪口・小皿でつゆと薬味が出た後に、最初に黄色い器で海老かき揚げが出てきました。団子のような形をしています。このかき揚げも衣少なめで三つ葉など香りも良かったです。箸で崩していきます。カリカリです。具は海老のほか、三つ葉、ねぎです。つゆに少し付けて食べてみると海老がぷりぷりで衣が少ないのであっさり頂けました。そばはしっかり〆てあり、つゆは濃いめです。手繰り続け最後の方はそばがプツプツと切れてしまうのが残念でした。
伝統的な黒塗りの湯桶で蕎麦湯が出てきました。
(2)酒
①ビール「アサヒスーパードライ生」(グラス)
②日本酒「奥の松」(特別純米・福島)1合→料理を邪魔しない味わい
③日本酒「五凛」(純米酒・石川)1合→少し甘い?のど越しはよかったです。
日本酒はメニュー表を観たときに良さそうな「天青」と「農口」がなかったのでが残念だったのと純米酒と純米以外が半々の品揃えでした。日本酒を頼むと、お猪口は好きなものが選べますが、切子や盃のような派手なものではなく、昔ながらの素朴なものが多く味わいのあるお猪口が多かったです。また、徳利の変わりに、“冷や”でも白木の升に入れた酒たんぽで出てきます。熱燗向けの日本酒の品揃えもメニュー表にあり冬も楽しみです。
あがりのお茶はそば茶が出てきました。美味しかったです。
3.雰囲気・その他
お店の外観は普通の住宅の一部のようで看板も大きくないので、注意してみていないと通り過ぎてしまいそうです。店外には「本日の地魚」の立て看板が立っていましたので目印になるかもしれません。
17:55入店しました。中に入ると、小奇麗でモダンな蕎麦割烹と言った設えのお店です。照明もちょっとレトロでおしゃれな感じです。すでにカウンターは3名の方が座っておられました。予約をしていたので4人掛けのテーブル席に通されましたが、とても、ゆったりと過ごすことができました。カウンター席も奥行きがあり、居心地のよさそうな感じです。地元の方に愛されているお店と思いました。
落ち着きのあるランチョンマットが敷かれ小粋な唐辛子の色絵の六寸皿が置かれていました。このお店の小皿はなかなか私好みの物が多かったです。藤沢の郊外にこんな空間があるのかと思うと鵠沼の方は羨ましくも思いました。
帰り際にご主人さんにお見送りを頂きました。