Restaurant name |
Sagamiya
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Categories | Soba、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0466-21-6088 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
神奈川県藤沢市鵠沼桜ヶ丘3丁目2-1 |
Transportation |
小田急本鵠沼駅下車し徒歩で数分 252 meters from Hon Kugenuma. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
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Number of seats |
14 Seats ( カウンター4席、テーブル10席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 近くに2台有 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
相模屋
美味しい蕎麦とジャンル問わずの楽しい料理
2014年5月7日現在 食べログ評価 3.40
マイレビュアーのKEN21さんと、藤沢で呑もうということになり、今回はちょっと目先を変えて、以前から気になっていた本鵠沼の蕎麦ダイニング「相模屋」さんへ予約を入れ、小田急線で本鵠沼駅へ!
以前ウォーキングをしていて発見!
あまり情報がない店なので、いつかは行って確かめてみようと思ってました。
KENさんも一緒なら心強いですもんね(^^)
基本は蕎麦屋ですから、イマイチクンだったら軽く済ませて次の店へ行けばいいかな?くらいの軽いノリで。
本鵠沼駅を降りたら駅前通りを左へ。
ラーメンの超人気店「麺やBar 渦」の更に先です。
通り沿い、普通の住宅を改装して造られた模様。
木製サイディングのエントランス部分だけが斬新です。
庭先には本日の鮮魚が書かれたボードが置かれていました。
『活き〆真鯛・鮃・鰯・槍いか』
単なる蕎麦屋ではないことが、この時点でピンとね。
活き〆してるくらいだから、いい仕事してそう!
店内は普通っぽいです。
古民家風とか蕎麦屋然としたオーセンティックなインテリアではなく、ご家庭のリビング・ダイニングの様。
この時点では、少し心配な気持ちも…(笑)
地元鵠沼出身のご夫婦が一念発起。
コースターがハワイアンだったり、湘南らしさをこっそり忍ばせているのは奥様のご趣味のようです。
まずはグラスビールで乾杯!
ボードにあった魚で刺し盛りができないか尋ねたところNGとのこと。
一番気になっていた活き〆真鯛(1,000円)を注文。
新たけのこの焼き(850円)も。
更に海老のかき揚げ(750円)はKENさんのリクエストで。
鯛は冷蔵された冷たいものではなく、弾力があって熟成したもの。
表面をサッと炙ってあり、想像通りイイ仕事がなされています。
ドロッとした刺身醤油なのも個性的。
山葵で。
ネットリ感がたまりませんね!
筍(4月7日なので旬)は香ばしく、瑞々しく。
山椒の葉と合わせて食べるとサイコーですね!
海老のかき揚げもカラッと揚がってました。
具だくさんで、温蕎麦で食べても美味しそう。
こだわりの塩が出て来て、やっつけではないプライドを感じました。
私は既に日本酒の燗(高清水)にチェンジ。
KENさんは芋焼酎をデキャンタで。
メニューを隅々まで見てみると、そこかしこに蕎麦屋らしくない料理が散見されます。
ロールキャベツ・仔牛のクリームシチュー・和牛ステーキ・蟹オムレツ・ハモンセラーノ・チーズ三種・etc
出汁巻玉子やそばがきなどは無し。
ある意味、邪道なお蕎麦屋さんです。
何と雑食なメニュー構成だと思ったら、ご主人は元々フレンチのシェフだったそう。
得意なものをメニューに随時入れ込んでいるのだそうで。
逆に言うと、純正な蕎麦屋が好きな方には向かない店とも言えます。
場所柄、近所の方のご利用が多く、彼らのリクエストを聞いて料理を出しているうちにボーダーレス・メニューに変化して行ったようですね。
季節によってどんどん変化するお楽しみなメニュー(^^)
試しに蟹オムレツ(850円)を。
比較的リーズナブル価格だったので。
それと気になっていた和牛すじ煮込み(600円)もお願いしました。
オムレツは正に洋食屋のそれ。
優しくマイルドな味わいで、ケチャップソースは市販品ではなさそう。
陶器の入れ物に入って出て来ました。
特筆すべきは和牛すじ煮込み。
根菜類がたっぷり入って牛すじもしつこくなく実に凝った味わいの出汁に仕上がっています。
まるでフォンドボーの様。
でも和の味わい。
柚子七味(市販されていないらしい)をかけて食べたら病みつきです。
旨い!身体に優しい!味噌味ではない牛すじ煮込み。
他の料理もうまいんでしょうね?
途中からKENさんの芋焼酎に相乗り。
ロックでいただきました。
そして最後に「ざるそば」950円を注文。
高めの価格設定ですが、出てきた蕎麦はボリューム満点だったので、CPはまあまあでしょうか。
蕎麦は石臼挽きの蕎麦粉使用で手打ち感のある切りムラあり。
スッキリして喉越しのイイ歯ごたえのある蕎麦でした。
汁はバランス型で辛過ぎず少し甘めですね。
蕎麦湯は茹で汁をダイレクトに使用したピュアなスタイル。
あっさり美味しくいただきました。
最後に蕎麦茶を飲んで終了。
ここは呑みに来るための蕎麦屋です。
ただ、蕎麦を食べに来るだけではもったいない!
蕎麦前に拘らないバラエティに富んだボーダーレスな料理を楽しみながら酒を呑み、最後に蕎麦で〆る。
蕎麦ダイニング的な使い方がよろしいかと。
近くだったら通いそうな良店ですね!