Restaurant name |
Kai’s Kitchen(Kai’s Kitchen)
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Categories | Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
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Reservation Availability |
Reservations Only
昼の「漁師のおかず食堂」は予約不可。 |
Address |
神奈川県中郡二宮町二宮169-4 |
Transportation |
JR二宮駅南口から国府津方面に徒歩5分 223 meters from Ninomiya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter,Sofa seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2019.9.1 |
好きな料理は間があくと食べたくて仕方なくなるものですが、そのうちの一つが魚料理。本来なら夕闇迫る頃からお酒と共にというのが理想ですが、漁港付近でのランチも中々いいものがあります。今回、伺ったのは前々から気になっていた二宮町に有る「カイズ キッチン」さんです。二宮漁港で採れた新鮮な魚、そしてマイナー魚も料理していただけます。
到着したのは日曜日の12時過ぎという混みそうな曜日•時間になってしまいました。やっぱりお店の前には10人程の列ができていました。並ぶ時には、お店の前にあるノートに記帳するのですが、列の人でそれが見えず記帳せずに並んでしまいました。後ろから来た人が記帳しに行ったので、気がつきました。
列は中々進まず、お店から客が数組出てきても待ち客は中々呼ばれず、アウトとインの関係が合っていないなあなんて思っていると呼ばれました。並んで40分後でした。
「二宮食堂」と書かれた白い暖簾をくぐると年代物のテーブルと田舎風の長閑な世界。一度、空いている古いテーブルに座りかけたのですが、奥のエリアの席を案内されました。奥は、靴を脱いで数段上って、靴を下駄箱に入れます。そのエリアは、部屋もテーブルも綺麗で新しく素敵なデザインで雰囲気がガラリと変わります。手前の長閑なエリアも奥の新しいエリアもどちらもいいですね。
カウンター席とテーブル席があり、カウンター席に案内されました。テーブル席も形状が湾曲していて凝ったデザインです。
その日のメインメニューは、「二宮漁師の選り抜き海鮮丼」(1650円)と「二宮地魚フライ定食」(1400円)の2つでした。得てして注文はフライ系になりがちになるのですが、素直に海鮮丼にしました。
そして、単品メニューから「鮫フライ」(250円)を注文しました。因みに相模湾では、色々な種類の鮫が生息しているようです。ドチザメなんかもかなり釣れるそうです。沖にはジンベエザメもいるとか。
注文から30分程で海鮮丼到着。二宮町で、店に到着してから食事まで70分以上待つというのは、中々ない事と思います。
この日の海鮮丼は、ショッコ胡麻醤油(カンパチですね)、メジナ柚子胡椒ポン酢、イシダイ青唐辛子、脱走真鯛山葵醤油、甲イカ山葵醤油からなります。脱走真鯛とは、養殖の真鯛が逃げ出したものなのでしょうか。釣りをされる方はその辺、詳しいかもしれません。
超珍しいという訳ではありませんが、一般的な海鮮丼のネタとは一味違いますね。
そして、ネタに合わせて醤油を変えているところに、ネタの特徴に合わせて美味しく食べるための拘りを感じます。上記の通り、胡麻醤油だったり、柚子胡椒だったり、青唐辛子、山葵醤油だったりと。
それを意識しなくても美味しいですし、意識すると楽しみが増す気がします。
醤油を除いても、目の前の漁港で水揚げされたばかりの魚達だから新鮮なのは言うまでもありません。
自分が感じる新鮮さ、それは噛んだ時に、魚がまだ敵に食われないぞという魚の意志または根性みたいなものが残っていて、容易には噛みきれない抵抗感のようなものを感じるんです。
前菜、あら汁、香の物も付いているので、あちこち突けるのがいいですね。
遅れて鮫フライが到着。
謳い文句のように癖はなく、言われなければ普通の淡白な白身魚と思ってしまうかもしれません。
ですがふんわりとした柔らかさではなく、少し強さもある食感でした。
衣の味が懐かしく好きです。甘塩が効いて、もしかしたらこれが若干の癖をとっているのかもしれません。
外に出たのは13時45分頃でしょうか。まだ10人以上の列ができていました。
次回は平日にと思いましたが、月、火、水が定休日で、更に水揚げがない日は休みになるので、曜日を選ぶのもあまり簡単ではないかもしれません。
覚悟を決めてまた並びましょうかねえ。
(混むこと自体は人気のある証ですから評価には影響しませんが、捌きがよくなく必要以上に時間がかかるのはサービス点に反映しようと思います)
ご馳走様でした。