Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Ryourifu Ji Mi
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine、Regional Cuisine、Creative cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
088-823-1146 |
Reservation Availability |
Reservations available
希望する料理や飲み物(日本酒等)を事前に伝えると可能な範囲内で対応してもらえます。 |
Address |
高知県高知市大川筋1-3-34 三木ビル 1F |
Transportation |
◎自動車 349 meters from Kochibashi. |
Opening hours |
|
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
17 Seats ( カウンター5席、小上がり4卓(12席)) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables ※2019年5月1日より完全禁煙 |
Parking lot |
OK 店舗前に2台駐車可。店前にコインパーキングあり。 |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant |
Website | |
Remarks |
※ランチは完全予約制でテイクアウトの松花堂弁当(2,700円~)のみ。 |
PR for restaurants |
【土佐料理】豪快さと繊細さが奏でるハーモニー【懐石】
高知の老舗割烹「初瀬」の板長を長年務めた店主が2005年に開業した割烹料理店。「鰹のたたき」などの土佐料理はもちろん、夏場は仁淀川で獲れた天然鮎や鱧、冬場はクエや河豚料理も楽しめ、四季折々の旬を彩る素材が踊る。 豪快さの中に緻密で繊細な仕事がしっかり息づいている一皿一皿は賞味の価値あり。この店を知らずして土佐料理を語ることなかれ。喧噪を離れた閑静な場所にある隠れ家的な割烹。“おまかせ懐石”は一人前 |
1,040文字★
13,200円(内税)コース滞在時間:約1時間
東京から高知県に来ております。
食べログの高知県ランキング第3位の高評価となっている同店(3.84)。
6,000円から1,000円刻みでおまかせコースを楽しめます。
上限は12,000円ぐらいということで、12,000円(+税)コースを予約しました。
13,200円(内税)コースの内容は以下の通り
1.鱧のカピタン(南蛮漬け)、生雲丹、海老真薯、酒盗
2.鰹のたたき
3.鱧のお椀
4.甘鯛煎じ焼き、鮎の塩焼き2尾
5.木の葉焼き(牛すき焼き)をエスプーマした卵で
6.無花果の天ぷら
7.鮑バター炒め、銀杏
8.鰻ご飯、香の物、茄子の揚げ浸し
9.水菓子(和梨と長野パープル)、お抹茶
東京に比べると西国(特に九州や四国)は料理の提供スピードが異常に早いように感じるのですが、
同店もご多分に漏れず10品ぐらいの料理を約1時間で出してきました。
このテンポの早さは食べるのが遅い人にとっては辛いかも知れませんが筆者は望むところ。
先付けの雲丹は都内の高級店に慣れていると苦みが気になってしまって、
ネッチョリした真薯の食感も好みと外れるところ。
鱧の骨切りも京料理の達人クラスな料理人に比べると小骨が障ってしまって、
お椀の吸い地も繊細な味わいというより旨味を押してくるパワータイプ。
料理人のスキルを評価すると東京や京都には及ばないようにも思ってしまいます。
しかし13,200円のコースで甘鯛、鮎(天然か養殖かは不明)、霜降り牛、鮑、鰻、
一般的に高級とされる食材をこれでもかとボリューミーに楽しめる豪快さは気に入りました。
南青山で1万円台のコースを食べたときは粉モノばかりで怒り狂いましたが高知は全然違います。
そして高知県民が大好きな鰹。
高知県で食べても必ずしも日本海側や北側の太平洋沿いの鰹より美味しいとは思わなかったのですが、
この鰹は高知県で何度も食べた中で過去No.1の美味しさでした。
血合いの部分が多くて癖を苦手とする人には合わないかも知れませんが旨味は素晴らしかったです。
高知県で鰻(うなぎ)を食べると焼き魚の出来損ないかと思うほど火入れ酷いお店が多いのですが、
こちらはサクッと焼き上げたドライ&クリスピーな地焼きで専門店顔負け。
味付けも超甘口なタレ味のことが多い高知県にしては辛口寄りな味わいで良し。
和食の料理人は火入れ上手い人が多いですが面目躍如といったところでしょう。