Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Aoike
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Categories | French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-204-3970 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
京都府京都市中京区竹屋町通高倉西入塀之内町631 |
Transportation |
地下鉄丸太町駅5番出口より徒歩5分 221 meters from Marutamachi. |
Opening hours |
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Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料なし |
Number of seats |
8 Seats ( カウンター8席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations |
With children |
10歳以下のお子様のご入店は不可 |
Website | |
The opening day |
2014.2.4 |
PR for restaurants |
こだわり抜いた空間で味わう笑顔のこぼれるフランス料理
数寄屋建築の中村外二工務店がプロデュースした内・外観。旬の厳選素材に丁寧で細やかな味付けをし、火入れ、調理法の細部にこだわる。お野菜がメインとなるように、30~60品目のお野菜を使ってコースを組み立て、そこに魚介類、肉類のタンパク質を合わせ体に優しいフランス料理に仕上げます。旬の野菜が鮮やかにフレンチとして昇華するさまを、ぜひじっくりと体感ください。 |
8月15日のDînerは今回の上洛で最も楽しみにしていた『青いけ』さんへの訪問でした。2010のMichelin京都版発刊以来ずっーと⭐️を獲得されている京都Frenchを代表される『青いけ』さん。オープンキッチン内で腕を揮われるのはオーナーシェフの青池啓行氏です。結論から先に申し上げますと「身震いを覚えるほど美味しい料理でした」です。席は青池シェフが腕を揮われるChef'sCounter 席に取らせていただきアペリティフにはChampagneと思いつつも當日の京都も猛烈に暑くギン冷えのハートランドの生ビールで渇いた喉を潤しました。料理はパプリカとコンソメのムースのアミューズからスタート。このムースを口に運んだ瞬間に背筋と脳裏に衝撃が走りました。なんだこの美味さは。これぞ美味い。と表現するに相応しい言葉はないのでないでしょうか?滑らかさにコクと増幅される旨味にメロメロとなりました。オードブルには青池シェフのSpécialitéであり、これぞ京都Frenchの神髄と言える目に美しく味蕾に美味しい『野菜のテリーヌ』と長崎五島列島産の『雉羽太(キジハタ)』のカルパッチョ。丁寧な仕事ぶりが視覚と味覚を通じ感じます。全ての素材が日本料理の『剣(ケン)』の細さにカットされています。京野菜の美味しさが通常の接地面と異なることで感じる全く異なる美味しさ。旨味も引きだすまで充分に寝かされた雉羽太(キジハタ)も高級割烹店で供される刺身に勝るとも劣らぬ美味しさ。更には松阪牛(マツザカウシ)、神戸牛(コウベギュウ)とともに日本三大和牛に数えられる『近江牛(オウミギュウ)』のサーロインの薄切り肉をコンソメでしゃぶしゃぶした牛しゃぶと牛しゃぶの下にはコンソメの旨味を充分に含んだ『加茂茄子(カモナス)』が日本人のDNAを猛烈に刺激。バケットも只ならぬものでしたがオリーブオイルの他に岩塩(ガンエン)は珍しくはありませんが隣りに添えられたクミンやカルダモン等が配合されたスパイスがこれまた絶妙な役回りを演じ驚愕。高糖度の玉蜀黍(トウモロコシ)が使われた冷製の『ポタージュ』にはメロンを超える高糖度の京都産の『京都舞コーン』が使われており、その甘みを中和させるために珈琲(コーヒー)ゼリーが加えられていました。濃厚で甘~い冷製ポタージュの味を引き締める珈琲(コーヒー)の苦み。この相反する味覚が口の中で一体化に思わず身体が仰け反りました。魚料理のポワソンには青池シェフの釣果の『甘鯛(アマダイ)』を期待しておりましたが供されたのは低温調理された千葉銚子産の釣りものの『金目鯛(キンメダイ)』です。ガルニには万願寺唐辛子(マンガンジトウガラシ)の中に入れられたラタトゥイユ、ソースは王道のソース ブールブラン。香ばしさと柔らかさが高次元で両立されFrenchの根幹と成す絶品のソース。皿をまるで舐めたかのようにバゲットでキレイにディップして余りところなくいただきました。そして肉料理のメインのヴィアンドには先にいただいた牛しゃぶ同様に黒毛和牛種の最高峰『近江牛(オウミギュウ)』の『サガリ』のロティです。牛一頭から2㌕も取れぬ稀少部位でありハラミよりは脂は少なく旨味はハラミの数倍強いサガリ。歯がサクッサクと入り口中に溢れる肉の旨味。焼肉屋さんで供されるサガリとはひと味もふた味も違う味わい。牛肉は相当食べ込んでいる自負がありますが、こんなにも美味しいサガリを食べた経験は未だにありません。このサガリの美味しさに完全にTKO状態となりました。添えられたガルニの焼野菜も塩味、甘味、苦味、酸味、旨味の五味を愉しませてくれるものだったことと使われたプレートにはMichelinの⭐️付の店を表す『クーベ-ル』付の大切な皿で供されたことにも腰を抜かしてしまいました。サガリの味の余韻を暫し愉しんだ後のデセールには『八朔(ハッサク)』と『マンゴー』のピュレとともに味わう『白桃(ハクトウ)』と『ブルーベリー』と『ココナッツ』と『ブランマンジェ』と『シャインマスカット』と仕上げに掛けられた『ショコラプードルブランシュ』の美味しさに悶絶しホロ苦いエスプレッソで〆られた昨夜の口福な時間。楽しみにしていた『青いけ』さんに寄せていただくことが出来、感無量。五味五感を刺激されました。京都Frenchの素晴らしさは料理の完成度とともに日本料理店をも凌駕する器あしらいと器使い。目に美しく味蕾に美味しい料理、もう最高でした。