Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
NAKATSUKA
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Categories | French、Creative、Innovative |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-3512 |
Reservation Availability |
Reservations Only
ホームページからWeb予約をお願い致します。 |
Address |
京都府京都市中京区木之下町299 Coto Glance姉小路通 1F |
Transportation |
About a 5-minute walk from the 3-2 exit of the Karasuma Oike subway station About a 7-minute walk from the Kyoto City Hall subway station There is no bicycle parking lot. Please refrain from parking your bicycle in front of the store as it will cause inconvenience to neighbors and passersby. 361 meters from Karasuma Oike. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
8 Seats ( 4 counter seats, 4 table seats) |
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Maximum party size | 8people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Smoking in front of the store is also strictly prohibited. |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby. No bicycle parking. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Couples seats,Counter,Wheelchair accessible |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations(Birthday plate),BYOB,Sommelier |
With children |
Kids are welcome(Elementary school students are welcome)
There are no private rooms, so please be considerate of other customers. Reservations for children can be made by phone. Consultation is required for children under elementary school age. |
Website | |
The opening day |
2017.12.7 |
Phone Number |
075-223-0015 |
Remarks |
The owner and chef, Takayuki Nakatsuka, is from the world-famous restaurant NARISAWA in Minami Aoyama, Tokyo. From his time in Odawara in Kanagawa, he continued to study under Chef Narisawa for about eight years, and also had experience at restaurants in France, Spain, and Belgium. It was opened independently in my hometown of Kyoto. |
烏丸御池駅から徒歩で5分。私が最も愛するレストランのうちのひとつ「NARISAWA(ナリサワ)」から巣立ったシェフのお店があります。
京都出身の中塚貴之シェフは、ナリサワの前身である小田原「LaNapoule」時代からの古株であり、渡欧中には三ツ星「LePréCatelan」や「ARZAK」などの名だたる名店で経験を積み、帰国後は奈良「akordu」、赤坂「東洋軒」そして再び「NARISAWA」と、やはり名だたっています。
独立後はランチは1万円を切り、ディナーでも1.3万円と親しみやすいレイヤーに価格を設定。シャンパーニュなんてグラスで1,300円です。
「はじめのん」ということで、赤紫蘇のジュースにブランダード(タラのコロッケ)。ブランダードの器には燻香が閉じ込められており、食べる気分をググっとあげぽよしてくれます。
続いて赤海老のチップスに、古代米のチップス。こちらにはオナガガモのリエットが添えられています。
続いてトウモロコシのムース(?)。こちらが滅多矢鱈に甘いだけではなく、しっかりと穀物の旨味も伝わってくる仕組みでありグッドでした。
ナスにウニを乗せ、エビのエキスのジュレで味覚を追加します。が、これはイマイチ。ナスの火の通り具合がイマイチで芯というかヘンな食感が感じられ青臭い。また、ウニの個体にも濃密さがなく、海老の風味もパンチが弱く感じました。
ついさっきまで生きていた鮎を残酷にあげぽよです。木の芽の彩りと香りが映える魅力的なプレゼンテーション。中央部にはガスパチョとトマトのグラニテが添えられており、鮎の苦みの新しい楽しみ方を提案する1皿です。
フォアグラにズッキーニのピクルスを添え、ヘーゼルナッツやライムの風味を散らします。美味しいのですが、全体を通してちょっと皿出しのテンポが悪いですね。意図してアラミニュット(その場ですぐに作ること)に拘っているのかもしれませんが、間延びするネガティブな要素が強いのであれば再考の余地があるかもしれません。
仔羊のラグーに良質な卵のスクランブルエッグを乗せ、トリュフをブワっと削ります。直線的な味わいで旨い。薄く切ったバゲットにのっけてザクザクっと食べたい気持ちになりました。
マナガツオはたっぷりのクスクスと緑のソース(スープ?)、たっぷりのハーブと共に。おー、美味しい。個人的にそんなに好きじゃない魚なのですが、なるほどここまでバラエティに富んだ味覚を織り込めば何とも味わい深い味わいとなるのですね。料理の可能性は無限大だ。
メインは和牛。といっても脂ギトギトのメタボ体質では決してなく、どちらかというとムキムキマッチョで噛むごとに味が染みるタイプです。和牛にも色々あるのだ。付け合わせの野菜も滋味あふれる味わいであり、お野菜たっぷり肉も良しと完成度の高いひと皿でした。
デザート1皿目はモヒートをイメージしたもの。ミントのアイスにラムのジュレと爽やかな風味であり、この時わたしの脳内では森高千里の「気分爽快」が流れていた。
デザート2皿目はフォンダンショコラ。王道中の味わいにチェリーのコンポートがトッピングされており、最後の最後で質実剛健な味覚です。ラストでドーンとお腹が膨らみました。
お茶菓子にも抜かりなし、どころかこのプリンなんてもう絶品。卵の風味がビンビンに感じらえる力強いフィニッシュです。
結構色々飲ませてもらったのに、お会計は2万円を切りました。リーズナブル。これが京都の魅力である。お店の雰囲気や料理の方向性としてはナリサワとは別物であり、なるほどシェフのやりたかったお店はこういうスタイルだったのかと、陰ながら応援していた身として勝手にしみじみしてしまいました。フランス料理と言えども気軽な雰囲気なので、ちょっとしたデートやリッチな女子会とかにも良さそう。
それにしても、あのドリンクの安さはきっとシェフも吞兵衛なのであろう。酒飲みは決してアルコールで儲けようとしないものである。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2020/08/nakatsuka.html